戦闘シーン、何ぞ浪曲っぽいけどまぁいいか、ばぁじょん。
投稿者名:ツナさん
投稿日時:(01/ 8/31)
時は平成、その名の通り平に和の世が成りしこのご時世。
ネオンの明かりもろくに射さないビルの合間の裏の路地。
散乱するカンやら瓶やら長椅子やらパイプ机やら。
ここ幾ばくもろくに始末もしていないような小汚い小道。
流れてくるは、黒い煙と霧いきれが混ざり合った濃密な重い匂い。
時と時との狭間、逢魔が時。常世の歪より現れしは彼の世に生きた鎧武者の魂。
夜な夜な路地を徘徊し、通り行く人々にその白刃を振り下ろし、衆生恐れおののかせ、時には手傷を負わせ、巷の噂に聞くに、その名も死神武者。
そこに相対するはこれまた巷で話題の名悪霊払い師の一番弟子にして、もはや常世に比類なきと目される若き悪霊払い、その名も横島忠夫。
その名邪なれどその心は決して邪にあらず、ただ少しばかり色を好むがそれは若き男にしてあたりまえのこと。
してこの二人、この小汚い路地にて相対し、死神武者はすらりとその腰の刀を抜く。
横島、その右の手に携えしは魔を払い悪霊を切り裂く、霊気の刃。
死神武者いわく、貴様如きはわずか数合にて討ち果たしてくれんと気を吐くが、相対して横島、聞こえんなぁと聞き流してみせる。
若造に茶化され怒りに震える鎧武者、したりと笑うは若き悪霊払い。
一刀足の間合いよりわずか数歩、宙をすべるように歩みを進めるは死神武者。
横島、携えし獲物をすらりと正眼に構え、その場にて眉一つ動かさずに死神武者が初太刀をまちうける。
間合いは狭まり死神武者、大上段に構ええいやっと裂帛の気合を込めてこぼれ刃を振り下ろす。横島刀を振り上げ諸手でささえ、両断されるは免れつつも、百貫の大岩を叩き付けるが如きその初太刀の重みに膝を折る。
しかしそこは手練れの横島、満身の力を込めて死神武者が太刀を跳ね上げると返し刃でその漆重ねの鎧ごと腹を掻っ捌く。
魂ゆえに血は吐かねど、さりとて身を斬られるは負けとなる。
死神武者、負けを認めるも口惜しく、ならば今一太刀を浴びせんと、はじかれし刃に今一度力を込めて振り下ろす。
しかしその冥土の土産も見事に見抜かれ、横島まるで舞うがごとくにくるりと回り、太刀を交わして背を取るととどめとばかりに煌煌と輝く霊剣をぐさりと突き立てる。
死神武者、おのれをかけた太刀をもっても横島にかすりもせず、よくよく精根尽きた死神武者、ゆらりゆらりと身を震わすと、お見事なりと相手を誉めて、月明かりに照らされた淡雪が消えるが如く、天に帰ったのでございました。
これにて講釈はお開きにございます。ご清聴ありがとうございました。
・・・勉強不足でス、ごめんなさいm(__)m(×10000000000000000)
今までの
コメント:
- 大丈夫!俺よりマシさ!(笑) (パフ)
- やや短め乍ら、なかなか粋な語りっぷりでしたよ。内容そのものは横島の自作自演臭いですが(笑)。 (Iholi)
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