ザ・グレート・展開予測ショー

ドクターカオスの珍発明11


投稿者名:KUMAさん
投稿日時:(01/ 9/11)

自衛隊が横島のアジトに総攻撃を開始した頃、ここは東京都庁地下、
オカルトGメン日本支部本部、美神美智恵の執務室である。
ドアがノックされると同時に「失礼します」と西条が部屋に入ってきた。
美智恵は目を通していた書類をデスクの上に置くと、
「もう身体の方はいいのかしら西条君」と西条に聞く。
「もともと怪我をしてる訳じゃありませんし、この大変な時に
のんびり寝ているわけにはいきません」と美智恵に答える西条。
「そうね、西条君にもこれから働いてもらわないと」
というと美智恵はこれを見て欲しいとデスクにあった書類を西条に渡した。
西条は書類を受け取るとソファに座り、読み始めた。
書類を読み進めていくうち、西条の顔が見る見るうちに険しいものになっていく。
「この書類に書いてある事は間違いないんですか」
書類を読み終えた西条が美智恵に確認するように尋ねる。
「ええ、その書類はさっきラボから届いた報告書よ。間違いないわ」
美智恵が冷静に西条に答える。
西条はしばらく考え込むと、「令子ちゃんはこの事を知っているんですか」
と美智恵に尋ねる。
「ええ、隠していても仕方ないわ。大筋の事はあの娘に教えてあります」
と美智恵は答える。
「そうですか」西条は呟くと下を向いて考え込む。
「あの娘も、もう大人ですよ。それに娘にはこれからやってもらわなければならない事があります」
美智恵はりんとして西条に言い放った。

美智恵は令子に教えたとき、娘は「今すぐここから出して」と感情もあらわに自分に詰め寄った。
しかし、「今の貴方には何も出来ない。チャンスを待ちなさい」
と、興奮する娘をいさめるのが大変だった事を思い出していた。

そして、そのチャンスの時のために彼を知っている多くのGSたちが、
美智恵の指揮の元、寝る間も惜しんで働いていた。
《みんな、良く頑張ってくれている。これほどみんなに愛されているのよ貴方は、
横島君わかっている?》
「みんなの為に無事に帰ってきなさい」美智恵は呟いた。

ドクターカオスは横島の異変に早くから気付き、マリアに横島の事を出来る限り調べさせていた。そしてそのデータを美智恵に渡していたのである。ある事を付け加えて。

自衛隊による横島セクハラ軍団への総攻撃は熾烈を極めていた。
が、遂に人工霊横島達の反撃が始まった。
ナパーム弾を撃ちこむ為にアジトに接近してきた戦闘ヘリに人工霊横島たちが取り付き、
なんとパイロットに憑依してしまった。
次々に戦闘機、戦闘ヘリ、戦車のパイロットに憑依する人工霊横島。

この時点で勝負は決してしまった。
「ふしゅるるー、うおおおおーっ何じゃー」と総司令官が叫んだ。
そして指令本部は炎に包まれていた。人工霊横島にのっとられた戦闘ヘリがナパーム弾を指令部に投下したのである。

120名の陸上自衛隊の精鋭を集めた歩兵たちも憑依されてしまった。
実は彼らは陸上自衛隊の精鋭であると同時に、全員が全員、ボディビルのマニアで
自らの筋肉を鍛えに鍛えていたスーパーボディビルダー(スーパーマッチョ)でもあった。
【人工霊横島たちも変になっている。普通なら絶対にこんな汗臭い兄貴たちに憑依するわけが無い。》by作者

彼らは町に乱入、人工霊横島の親玉の本能(煩悩)にしたがって行動したから堪らない。
町は大パニック。悲鳴を上げて逃げ回る美人のねーちゃんたち。
裸にパンツ一丁で、ポーズを決めながら不埒な悪行、狼藉三昧の陸上自衛隊スーパーマッチョ軍団であった。合掌

こうして、人工霊横島にのっとられた戦闘機、戦闘ヘリ、戦車隊は首都を攻撃、
ここに帝都東京は瓦礫の山と化していた。ここに首都壊滅!
無敵の横島セクハラ軍団であった。
《ここでは、次の週には無かった事になってる。かってにかいぞうのルールを勝手に使わせていただきます》by作者



―つづく―
我ながら無茶苦茶。反対表の嵐だろうなぁ。

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa