ザ・グレート・展開予測ショー

親子「誤解が招く不幸・・・」


投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 8/30)

やっぱ書いてしまった・・・・・・・(笑
========================

周りの景色が変わる

ここは・・・?

何処かの家のようだ

何かが見える・・・・・


「この大馬鹿もんがあ!!」

「もうあんたなんかこの家の子じゃないわ!」

「ごめんなさい!もうしません!」

怒られている少年が1人・・・・・・

「この馬鹿息子が!勉強がいやだとわがままいいおって!!」

「どうにかしてくれる!?その態度!生活!うんざりだわ!!」

「ごめんなさいいいいぃぃ・・・・・・!!」

泣き出す俊時

「・・・・?これは・・・佐伯さんの過去・・・?」

「お・・・・・俺の・・・・?それにこの場面はおぼえているぞ・・・」

「・・・だまってみていましょう・・・・・」




――親子「誤解が招く不幸・・・」――




「グスッ・・・・・グスッ・・・」

部屋の明かりを消し・・・

うずくまって泣いている少年が1人・・・

月の明かりで顔だけが見える・・・

何歳だろうか・・・・

小学生真ん中ぐらいだろう

まだ幼いのに・・・・

一方・・・両親

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

どちらも黙っており、緊迫した空気が漂う・・・

そしてその時・・

ボォォォォゥ・・・・

奇妙な音を立て青白い光が出現する・・・

その姿は・・

この世の者とは思えない鳥と人間のマジったような顔・・・

「・・・・ッッ!?」

ギクッ!としたような表情を見せる両親

少しばかり腰を浮かせている

「今日もやれたようだな・・・・・」

「・・・・・・・・・」

黙りこくって下を向く・・・

「ククク・・・まぁそう落ち込むな」

「もう・・勘弁してくださいよ・・・・・」

父の目から涙がこぼれる・・・

「・・・・・あん?ならいいんだぞ?あのガキを殺してやっても?」

「・・・・・・・・・!!そ・・・・それだけは・・・!!」

両手を床につき、すがりつくように言う両親

「ククク・・・・それでいい、あのガキ・・・もっとようちい時に爆発的な霊力を暴走させやがって・・・俺の体も木っ端微塵・・・、なんとか魂だけは生きれたものの・・・・・・今は肉体がねえから殺せネえんだけどな・・・・・・って言ってもすぐに殺しちゃあ意味がねえ、苦痛を味わってもらってから死んでもらうとするか・・・クククククク・・・・」

こらえこむような笑い・・・

「・・・・・・」

「わかってるだろうな?俺のあの時の呪いを・・・」

「・・・・ッッ・・・・!!」

顔が険しくなる

「俺がぶっ飛ばされる直前にかけた呪いだ・・・・、いつでも発動させれるし、発動すれば奴は完璧に死ぬ・・・・ククク・・・」

そしてその時急に立ち上がる父

「約束は守ります!だからせめてそののろいを・・!!」

そして頭を下げる・・・

「ざけたことぬかすんじゃねえ!!一日1回アイツを泣かせろ!約束じゃネえか?」

「・・・・・・・・・・・・」

「まだアイツの命はたすけてやるからよぉ・・・・・・、だがなあ!!??一回でも約束を破りやがったらその時はあのガキを殺す!!!!!いいなあ!!??」

「くっ・・・・・!!・・・はい・・・・」

「クク・・・・それでいい・・・・・」

ボゥゥゥゥ

消え去ってしまった・・・・

「くっ・・・・!!ううううぅぅぅぅぅ・・・・・・」

床に膝をつき・・・

父の大粒の涙が床を濡らす

「俊時・・・・・ごめんね・・・・・・・ごめんね・・・・うぅぅぅ・・・」

手を顔に当て頭を抱え込むように・・・泣いた母









シュン!!







「・・・・・・・・・・・・・」

美神達は黙り込んでいる・・・・・

なんて・・・・・卑劣・・・・

「・・・・・・う・・・・・・・嘘だ・・・・・・・・」

愕然としている佐伯

嘘だろ・・・・・?

そんな・・・・・・そんな・・・・・・

俺が・・・・ずっと恨みつづけていた母さん・・・父さん・・・・

俺のために・・・・・・?

俺のために今まであんなことをせざるをおえなかった・・・!!??

嘘だ!嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!

こんな・・・・・こんなことって・・・・!!

「そしてそのあと・・・」

とガーゴイル

「お前はついに家を飛び出した、もうそれに耐え切れなくなったお前の親は俺を殺そうと攻撃してきたのだ、お前の両親・・・・物凄い霊能力者でなあ、強力な攻撃でかかってきたのだ、無論・・・いくら強くても俺のほうが勝っているに決まっている、呪術で霊力をすべて吸い取ってやった、おかげさまで俺は肉体が再生した、だが完全復活まで時間がかかった・・・・そしてようやく今日完璧な状態で貴様を殺しに来たのだ、だがお前は優秀なGSを呼んだのではないか、かなり邪魔な存在だ、でお前の親をギリギリの状態で蘇らせ・・・・・消すように命令した」

「・・・・・・・ほ・・本当なのかよ・・・!?嘘だろ!?父さん母さん!!!???」

「・・・・・本当だ・・・・・すまなかった・・・・・」

「ごめんなさい・・・俊時・・・」

「・・・・・ッッ!!!」

嘘だろ・・・?

挙句の果てに利用までされたのかよ・・?

くそっ・・・!!俺は・・・!!俺は・・・・

助けてくれた父さんや母さんをずっと恨みつづけて・・・・・・!!!!????

「くっ・・・・・!!ごめん!父さん母さん!!俺・・・父さん母さんの気持ちもわからないで・・・・・・・・わからないで・・・・!!」

涙が流れる・・・・

とめどなく・・・・流れる

「いいのよ俊時・・・、あなたさえ無事でいてくれてたら・・・・」

「ああ、それにお前は霊能力があるはずだ、覚醒させ・・・・・・・」

ここまで言った瞬間・・!!

グシャアアアアアアアアアアアアアア!!!!!

父の霊体の体が・・・・

引き裂かれた

「なっ・・・・・!!???」

・・・・・・・!?

「てめえ!!??」

横島が霊波刀を出現させる

「もうおまえ等は必要ない、死ね」

グブシャアアアアア!!!

母の体が・・・・・・!!





父さん!!?? 母さん!!??





「う・・・う・・・・」

頭がおかしくなったような表情の佐伯・・・

あとずさる

「うわあああああああああああああああああぁぁぁぁぁあああぁぁぁああああ―――――――――――――ー!!!!!!!!!!!!!!」

ドォォオオオ!!!!

佐伯を中心に衝撃波が巻き起こる!!

「くっ!?なんて霊圧!?」

「ちょっと美神さん!!どうします!?」

「あああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

やがて気の色が赤色に染まる

空間を潰し、もとの半壊の家に戻る

「なっ・・・・・!!??なんて力だ!?くっ・・・!やはりはやめに殺っておくべきだったか・・・!!」

耐え切れず地面をゆっくり滑っていくガーゴイル

「美神殿!佐伯殿を鎮めるでござる!!」

「・・・・・マズい・・・・あんな酷いことされて・・・・頭にきてるんだわ・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・美神さん・・・・」

「・・・・・?横島君?」

「・・・・・アイツ許せないっす・・・・・・俺・・・マジできれた・・・・」

横島が怒っている・・・・?

かなり珍しい光景だ

「・・・・・仕方ない!行くわよ!とにかくガーゴイルみたいなのを倒して佐伯さんを静めさせる!」

「はい!」

「アイツ・・・・・ぶっ殺す」

「了解でござる!!」

「わかったわ!」



===続く===

・・・・・・
感動もん作りたかったのに〜・・・・・・・(号泣)

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa