ザ・グレート・展開予測ショー

親子(3)


投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 8/29)

「シュンちゃん!」

親戚のおばさん・・・・俺を引き取ってくれたおばさんがパタパタとスリッパで走る音を立て、俺に話し掛けてきた

「ん?どうしたの?」

ソファーに座っていた俺

俺はあの家から出て・・・

一日後・・・街をふら付いていたらおばさんが見つけてくれたのだ

このおばさんは俺が小さい頃からすごく大切にしてくれた

・・・父さんと母さんも・・・少し前まではああだったのに・・・

・・・・・もういらねえな・・・

「大変!父さんと母さんが!」

「・・・・がどうしたの?」

「さっき2人ともいきなり心臓が停止して・・・死んだって・・・!!」

「なっ・・・・!!!???」

俺は焦った

そりゃあ誰でも親がいきなり死んだときかされたら焦るだろう・・・

でも・・・

俺は・・・

「・・・・・・・・」

それからおばさんと逆の方向へ振り返り再び腰をおろし・・・

ざまあみろ・・・

俺をこんな目にした罰があたったんだ・・・・

俺は・・・・少しニヤけてしまった・・・

・・いや・・・ニヤけてやったのかな・・・・・


――親子(3)――


「なっ・・・・・・・!!!!???」

霊が具現化する・・・!!

その姿は・・・

「と・・・・父さん!?母さん!!??」

佐伯の両親だった・・・

「シュ・・・俊・・・時・・・・」

「父さん!?なんで・・・・・!!」

「シュンジ・・・・!!」

「母さん!?くっ・・・!!!??」

頭を抱え込みうずくまる佐伯

「ちょっと!しっかりしなさい!」

美神もしゃがみこみ佐伯の肩に手を当てる

震えている・・・

一体どうしたというのだ

嫌な者でも思い出したのだろうか・・・

「美神さん!どうするんです!?」

「まずいわね・・・とにかくこの霊をどうにかしないと・・・!!」

顔を上げ霊を睨みつける

「でも美神さん!」

とおキヌ

この霊は悪いものではないから殺したくない・・・

そういいたいんだろう

「でも仕方ないわおキヌちゃん」

「そんな・・・・・」

「くっ・・・・!!」

するとその時

バッ・・!と佐伯がいきなり立ち上がった

「わかった・・・・・!おまえらまだ諦めず俺を追い詰めようとしてるんだな!?きっとそうに違いない!しんでも・・・・まだ!くそっ!どんなけ俺を苦しめれば気が済むんだぁ!!???もう消えろよぉぉぉおおお!!」

狂ったように叫ぶ佐伯

完璧におかしい

「落ち着きなさい!それにこの霊はそんなに悪い霊じゃないわ!」

「どこが!ほら!まだ俺を睨みつづけ・・・・・・」

佐伯の動きは佐伯の視界が霊を正確に捉えた瞬間とまった

「・・・・・俊時・・・すまない・・・・」

「ごめんなさいね・・・俊時」

2人とも涙を・・・流している

「なっ・・・・!?何で謝るんだ・・・・・?何で泣いているんだ・・・・・!?」

混乱状態の佐伯

当然だ

今までずっと恨みつづけていた両親が・・・

涙を・・・・・?

「あんた達・・・・コイツに用があってきたんでしょう?」

と美神

もう大体察しは着いている

「・・・・はい・・・」

「この子にどうしても伝えておきたい事がありまして・・・・」

突然佐伯の顔にしわが入る

「今さらなんだよ・・・・・!!散々俺を・・・!!酷い目にあわせてきたくせに!!」

「ちょっと黙ってなさい」

と美神

「・・・・・・・」

「で・・・・?」

「はい・・・今日・・・ある妖怪が来ます・・・」

「ある妖怪・・・?」

「ソイツを・・・倒して欲しいんです・・・」

「・・・・・・・・・・」

「倒して・・・・この子に本当の事を・・・・・」

「本当・・・だと?」

あの事実に何が本当・・・?

あんなけ酷いことに何が本当の事があるんだ・・・・!!

「・・・・なにか裏がありそうね?」

「・・・・・詳しい事はその時です・・・」

「・・・・・・・そう・・・・、?はっ!?」

物凄い殺気・・・・!?

何かが・・・・来る!?

「美神さん!?」

横島はもう文殊を出しスタンバイしている

おキヌもシロ、タマモも

「みんな気をつけて!」

そしてその時・・・!!

ドガアアアア!!!

何かが家ごとぶっとばし突っ込んできた

「なっ!?」

黒色の・・・鳥・・・のような人間のような・・・

よくある「ガーゴイル」のような感じだ

舌が長く歯も鋭い

筋肉も剥き出し、威圧的な姿だ

羽が動くたびにバッサバッサと音を立てている

「(こ・・・この気圧・・・!?なんてプレッシャー・・・!?)」

と全員が思う

「おまえ等・・・・!!今日の邪魔なGSを殺して置けといったはずだろう!?」

美神達を見たあと幽霊の両親に怒鳴りつける

「しかし・・・!!あなたはあの時私達は言うとうりにしたのに!この子の命を取ろうとしたではないですか!!」

「あれはワザとではない」

「嘘なもんですか!」

「・・・・・・・・小ざかしい・・・・」

「・・・・な!?」

美神達や佐伯には理解不能だ

一体何が・・・・!!??

「・・・・・・・?なにやら状況がつかめていないような顔だな?」

と大妖怪

「ククク・・・まぁいい・・・では見せてやろうか・・・今までの過去を・・・教えてやろうか・・・何故小僧・・・貴様が不幸になったのか・・・そして何故そうならなければいけなかったのか・・・・・・・!!」

ビュン・・!!

一瞬でくうかんが変わる

ここは・・・・?

真っ白な部屋・・・・

「こ、ここは!?」

と横島

「空間を・・・・!?移動させたの!?」

「ククク・・・・・ここで貴様等にコイツの過去を見せてやろう・・!!」


===続く===

なんか文が編へんですよね?
あれ・・?なんでだろ・・・?
ヤバイ・・・なんか失敗しそうな予感・・・・(汗(てかなんか書いたって感じがしない・・・・何故・・・・・)

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