夕闇。
投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/ 8/26)
忘れきれない言葉が
―ある。
ようやく星の光が人の目に見え始めた頃。
夜の始まりの時間。
ひとりの女性が、ソファーに座り紅茶を飲んでいた。
年のころは20代前半だろうか?
艶のある亜麻色の髪に、大きな瞳そして、服装は少々露出気味だが、標準を遥かに越えるプロポーションを際立たせている
美女というに相応しい女性である。
手にあるカップは、すでにもう冷たく湯気も出ていない。
だが、女性はそれにも気付かずにただ上質のソファーに身を沈めていた。
思うのは二人の人物。
一人は自分の師匠と呼ばれる人。
一人は、神でありながらひどく不完全なそしていや、「お人よし」な彼女。
彼は、彼女は、
人は善だと言う。
そして、それを信じている。
そんな風に自分は思えない。
そんなにこの世界は美しくない。
だけど、彼らは信じている。
激しく、深く。
どんなに「善」では無いひとを目の当たりにしても、それでも。
自分は二人に教えを請うた。
彼からは、GSとしての心とそして技を。
彼女は、更に高みへと向かう力を。
その二人の弟子である自分がこんなにひねくれていると思うと
少しだけ、おかしくなる。
だが、不思議とその二人のこころを無駄だとは思えないのだ。
人は「善」ではありえないという事を知っておきながら、確信しておきながら
平然と、奇麗事をいう二人を好ましく、思えるのだ。
その理由もわかっている。
女性は、そっと瞳を閉じ笑った。
二人とも、知っているから。
綺麗でない部分を知って、そこから目をそらさずに
それでも、人を信じているから。
決して都合のいい部分だけを見ているわけではないのだ。
そして、冷めた紅茶を口にする。
口に広がる独特の味。
こくん
と喉が上下する。
かしゃん
紅茶のカップを受け皿に戻す。
忘れられない言葉がある
それは自分の師匠ととなる人がくれた言葉
それは神さまがくれた言葉
「キミに出遭えて良いと僕は思う。」
いろいろあるけどといって苦笑しながら言う師匠。
「貴方に出逢えて良かったです」
大変ですけどと苦笑しながら言う神様。
私も、遭えて良かった―。
女性は、死んでも言えないような事をひっそりと思った。
おわり。
ははは……なにを書きたいのでせうか?自分。
汗…消そうと思ったんですけど一応出します。ああ…ダメ人間め
今までの
コメント:
- くっ! (トンプソン)
- もはや・・・グレートとしか言いようが♪
はぁ・・・あたしもこういうの書いてみたい・・・♪
まぁ、あと数年はかかりそうだけど・・・(泣) (sauer)
- ↑↑やはり戦いを?(カン違い)
それにしてもホントに上手いですね・・・感心するより他にありません。
もちろん、文句などあるはずもなく賛成。 (sig)
- ホントすごいですね。
これからもがんばってください。(期待しています)
(あぁ〜今更ながら言っている〜。とにかくがんばって追いつきます。) (G-A-JUN)
- 構造的には前回と同じですが、やはり各キャラのツボを的確に捉えていて巧いです。
そうか、美神にも自分がヒネクレていると云う自覚が有ったのか(笑)。 (Iholi)
- 美神さんの内面を、違ったとこから書いてますね〜。
凄いです。 (ロックンロール@またまた過去ログの海潜水中)
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