黒(その四)
投稿者名:NATO
投稿日時:(01/ 8/20)
「「ええっ!」」
次の日仕事から帰ってきた二人があげた悲鳴である。二人とも顔面蒼白である。まあ無理も無い話ではあるが。
「とにかく聞いたとおりだから、これからの仕事はしばらく横島クンぬきでやるからねっ!」
美神も当然分かっていた反応とはいえ、つらそうだ。
「美、美神さんはそれでいいんですか?」
おきぬがしどろもどろになりながらもなんとか口に出す。
「い、いいってなによ。あいつが勝手に強くなってくれるって言うんだからべつにいいじゃない!」
「・・・。」
シロも抗議したいところだが、連れていけない理由を聞いてしまった手前何も言えない。
「でも、でも!」
「でももしかしもないのっ!」
そのとき、
「御取り込み中かしら?」
「ママ!」
「美神さん!」
そう、いつのまにやらそこには、美神の母、美神美智江がたっていたのである。
「ふ〜ん。あの子もかっこよくなったものね。」
「そういうもんだいじゃないです!なんで美神さんもタマモちゃんもとめてくれなかったんですか!」
もはや涙声になったおきぬがいう。
「と、とめたわよ。あいつがきかなかっただけよ!」
すごい剣幕に驚きながら美神がいう。
「だって、あいつ凄い真面目な顏してたんだもん。とめられるはずないじゃない。それに、あいつ、いってたし。」
「何を?」
今までの
コメント:
- まだメインにはいれんかった(泣)。どうしても親の目を盗んでかくと、ぶつ切りになりますね〜。これは、次回を書くために無理やり美神母を登場させたんですがう〜んな展開に。まあ、次回に期待ですね。(誰も期待なんかしないとおもいますが) (NATO)
- 大変ですねー。(親の目を盗んでって言うのはホント大変じゃないですか。)
ボクも休みあけは投稿が少なくなると思います。
投稿ペースは(思いっきり遅い)ボクがいるんであまり心配しなくてもいいですよ。
とりあえずこれからもがんばってください。 (G-A-JUN)
- 大丈夫!ここに期待している奴がっ
美神母は大好きだーちくしょう (hazuki)
- 隊長さんの存在が気になりますね。次回はどうなるのでしょうか?
気になるので今日中に読みたいと思います。
あ、今回も良かったですよ。では・・・ (sig)
- 期待してますって♪これからもよろしくお願いします♪
さ、感想・・・
おキヌちゃんが怒る(?)のも無理は無いですねぇ・・・
タマモちゃん達に責任は無いんだけど、無いんだけど・・・責めたくなるのも無理ないですね。
次が気になる・・・♪ (sauer)
- ご本人で反対票は入れないように(笑)。 (Iholi)
- ミチエさん素敵ですっ。
「あの子もかっこよくなったものね。」がうまい。 (ARSENAL)
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