狼牙(外伝その四)
投稿者名:AS
投稿日時:(01/ 8/16)
注意書きです・・・これは『狼牙』の中の(八)を、途中からお笑いにしただけのお話です。これを読んで気分を害された方がいましたら、申し訳ありません。
ー狼牙ー
話を聞かずに、眼前ではしゃぎまくる雪之丞の姿に、神無はキレた。
「ーーーでやぁぁぁっっ!!!」
ドギャア!
神無のー・・・無念をちょっぴり込めた、会心(痛恨?)の上段回し蹴りに首を直撃され、雪之丞は吹っ飛んだ。彼が草地に伏せるのを呼吸を整えながら見つめ、語りかける。
「はぁ・・・はぁ・・・は、話を聞いて下さい・・・」
言うと、神無は雪之丞がパクパクと何かを囁く様に口を動かしているのに気がついた。
(・・・?)
そっと近寄って、その囁きを拾おうと、耳を寄せる。
耳にした言葉は・・・
(し、白はやめた方が・・・似合わぶべっ!?!)
裏拳。それも大きく腕を振りかぶっての一撃に、今度こそ災いを招いた男は沈黙する。
「・・・・・・」
『短め』の『スカート』をなびかせ、神無は立ち上がった。
背後にどす黒い炎の様なオーラを背負っている。
『・・・か、完ぺきにっ、きき気絶しているぞ・・・?』
ー雪之丞は先程口にした言葉と同じ色の目をしていたー
そんな彼を見つめながら、神無は刀に声をかけた。
『地面を掘れる物・・・ありますよね・・・?』
ーとある事務所ー
「・・・どうしたワケ?黙り込んで・・・」
巨体の男が、苦々しく答える。
「あの雪之丞の事ですケン・・・あのまま放っておいて、またエミさんの邪魔をしたら・・・」
ー屋敷ー
ザクッ!ザクッ!
『も、もうその辺で・・・』
肩越しに、笑顔で振り向く。
『何か・・・言いました?』
ー放っておかれた男は邪魔するどころでは無かったー
今までの
コメント:
- 雪山、北国、地面の中・・・雪之丞に恨みは無いのに・・・何故こういう方向に、自分・・・ (AS)
- アブないんだけど・・・アブないんだけど・・・
ボクらに彼女の暴走を止めることは・・・できなぁい(はぁと♪)
雪之丞君。・・・がんばれ♪(←・・・しかしど〜やって?) (sauer)
- あ〜あ、さよなら・・・雪之丞君・・・(涙)
あなたの事は・・・多分忘れないでしょう・・・
次回あたりの展開に期待です。 (sig)
- こう云うのって神無よりも朧にやらせた方が面白いかも(笑)。 (Iholi)
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