惚れ薬(10)
投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 8/16)
ゴオオオオオオオオォォォォォォ!
妖怪を中心に一気にドーム状の黒紫の重力の場が!
物凄いエネルギー、出力だ
電撃が走り倉庫の物は吹き飛び、天井はだんだん崩れコンクリートの欠片が落ちてくる
そしてこの重力の場が横島、タマモを包み込む
「・・・・・ッッッッ!!!!!????????」
「うっ・・・・・!!!」
かなりの勢いで地面に叩きつく
「ぐあああ!!!!!」
「ううぅぅぅ!!」
地面に沈んでいく2人・・・
「ウオォォォォ!!もっと・・・・!!もっと重力をぉぉぉぉぉ!!!!」
ドベキャア!!
「がっ・・・・!!」
ヤバイ・・・・
今ので・・・もしかしたら全身の骨が砕けたかもしれねえ・・・
くっ・・・!タマモ!
「タマモ!!」
「よっ・・・・よこ・・・・しま・・・・・うっ!!」
大量の吐血
くそっ・・・!タマモだけは・・・!!
「おおおおおおお!!これが俺の最大出力・・・・!!重力50倍!!」
「くっ・・・!!タマモ!!」
仰向けでタマモ苦しんでいるタマモに覆い被さるようにする
「くっ・・・!!も・・・・もん・・・文殊・・・!!」
上げようとするが下がったりの横島の手
文殊を出現させ、握る
ドゴオオ!!
文殊に重力が重なり、重みに耐えられない横島の手は地面に叩きつけられる
「くっ・・・!!くそっ!!!」
「横島!?」
「うおおおおお!!!!」
火事場の馬鹿力か
手を上げ、文殊を発動させる
「結界」
「軽」
バチバチバチ!!
タマモを三角形の結界が包む
そしてその中の結界の重力が軽く・・・
普段の重力に戻る
「・・・横島!?」
「くっ・・・!!タマモ・・・!!アイツもこの技で半分死に掛けているだろう・・・・・・・・この結果はやぶれないから・・・後で・・・・逃げるんだ・・・・・んで美神さんたちを治療しろ・・・・・いいな・・・・?」
「横島!!!???横島はどうすんのよ!!??」
「ヘヘッ・・・・俺は死なないから・・・・心配すんな・・・・・」
そして横島は微笑してみせる
「馬鹿!!・・・・・・・何で・・・・・何であんたそんなにカッコイイのよ!!いつもは自分だけ逃げたり・・・・・すぐ人に任せたりしてるのに・・!」
涙が流れる
「・・・・馬鹿はお前・・・だろ〜?妖孤が涙流して・・・どうすんだ・・・・・・・・・・まぁ・・・そんなお前も・・・いいけどな・・・」
「横島!」
「くっ!まだ死なないか!俺もヤバクなってきた・・・・一気に殺さなければ・・!!おおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
ズガアアアアア!!
重力がいっそう強くなる・・・・!!
「ぐああああああ!!!!」
地面に叩きつけられ、めり込んでいく
ズガ!ベキ!ベキベキメリメリメリメリ・・・!!
どんどんめり込んでいく
「ぐ・・・!!がはっ・・・・!!」
バキ!全身の骨がこだまするように色んな所から砕けていく・・・
もう・・・・駄目・・・みたいだな・・・・
「ぐはっ!!」
そして目を閉じ・・・
意識を失った
「横島ぁぁぁぁ―――――――――――――――!!!!!!!!」
・・・・・・・・・・
「はぁ・・・!!はぁはぁ!!クソ・・!!アイツは死んだみてえだな・・・・」
重力が消えた
辺りは静まりかえっている
ピシュウウ!!
結界が消える
「横島!!」
そして地面にある穴に向かって走りよる
そこには・・・・・
目を閉じ、苦しそうな表情をしている
もう気を失っている横島がいた
「横島!!」
横島を出し、抱き上げる
「馬鹿!!何であたしなんかのために・・・・・・・!!!」
頭を抱きしめる
涙が止まらない
こんなに人のために涙を流した事は無い・・・
「ケッ・・・・!!自業自得だぜ!!」
ガス!
タマモの背中を思いっきり足で突き押す妖怪
「・・・・!!」
横島から手を離し、体を支えるため地面に手をつく
「ヒャハハハ!!コイツ俺の体ももうヤバイとか言ってたけど、俺の再生能力を甘く見られあ困るねえ!!」
「・・・・・」
グッ・・・
手に力を入れ、微妙に地面を引っかく
「こんなヘチョイ男がなあ!?笑わせるぜ!人嫌いの妖孤を助けるとは!」
「・・・・・・・・・ッ!!!!!!」
「・・・・・うっ!?」
ゾクッ!!
緊迫する空気、緊張、威圧
「なっ・・・・・!!!???」
中途半端な姿勢の横島を、きちんと寝かせる
髪の毛を上げてやり、頬をさする
そしてスクッ・・・と立つタマモ
次の瞬間・・・・・
爪が数倍以上伸び・・・
牙が伸びる、人間形態なのに尻尾が九本生える
髪の毛が夏毛で短かったのが伸びて、冬毛以上の長さに
そして頭を左に90度回転させ妖怪の方を
睨みつける
ギン!
凄まじいプレッシャーだ
「うっ・・・・・!!!??」
思わず後ずさる
スゥ・・・と息を吸い
「キュウウウウウウウウウウンンンン!!!!!!!」
狐っぽい鳴き声を出す
「こ・・・これは・・・・・!!
===続く===
狐の鳴き方分かりません(泣
今までの
コメント:
- タマモが言うように横島はとてもかっこよかったです。(意識が戻るのはいつだろう?後、他の3人はどうなっただろう?)
次回はタマモが戦うんですよね?どういう戦闘になるか楽しみです。
次回も期待しています。 (G-A-JUN)
- G−A−JUNさんすんません
コメント返し間に合いませんでした
申し訳ございません
(トシ)
- ARSENALさん
タマモを可愛くしようと頑張ってますけどねえ・・・・駄目じゃなこりゃ(苦笑
行きたい高校ですか・・・・
模試とかやったことも無いし・・・・・・・
成績ヤバイし・・・・・、俺はもうピンチっすね
制服っすか、ていうかここおしゃべり場にしたらヤバイですからやっぱチャットでゆっくり話しませんか?
ここのトップページの左下の方に「Cna−CHAT」ってありますから
それです
コメント有難うございました!
(トシ)
- いたけしさん
はい、なるべく早く書こうとしてるんですが
賛成評が6以上になったら次かくように心がけております
戦闘シーンは・・・・・・好きですけどズタボロですよ
パターン決まってきてるし、俺の・・・・
戦闘書きたい・・・・・・・・書けばいいじゃないですか(笑
コメントありがとうございました (トシ)
- 先生、なまいきいってすいませんが
『もんじゅ』で変換すると文殊(もんしゅ)になって
こまかく変換するのめんどうですよね
なまいきいってすいません (いたけし)
- タマモ、暴走か、次回ガ気になる (いたけし)
- sigさん
はい、なんですかそれは?(笑
う〜〜む・・・・・・・・・
俺は一応普通に書いたつもりなんすけどねえ(笑
どうでしたか?(駄目決定)
コメント感謝してます!
ありがとうございました! (トシ)
- sauerさん
な、なんやその謎の文字は(笑
はい、タマモ×横島・・・・・・
フゥ・・・・・(何ィィィィ!?)
難しいですよね、ていうか俺横島と誰かがいい感じになるとき
横島のキャラ崩壊するんすよね・・・・・・
まぁ俺がド下手なだけなんすけど・・・・
はい、コメントありがとうございました!! (トシ)
- G−A−JUNさん
ええ!?毎回毎回読んでて続きが気になる・・・・・
それ無茶苦茶嬉しいんですけど(喜!)
一応俺の目標に入ってますから
「あきささないように」とかね(笑
はい、がんばりまっす!!
コメントありがとうございました!! (トシ)
- ↑の方にいらっしゃるいたけしさん。(これから書くことは一応です。気にする必要はありません)
『文殊』は確かに『もんじゅ』と読むんですよ。
椎名先生の作品中では、『文珠』となっていましたので、創作中では変換しなきゃいけない、というのは正しいと思うんですけど・・・
実は『文殊』は菩薩様の名前(その他いろいろ)で、『文珠』は椎名先生が作り出した言葉(?)です。
『もんじゅ』で変換したら『文殊』と出るのは、そう言う訳です。
(いえ、一応知っておいた方がよい事だと思いましたので・・・大変失礼いたしました)
トシさん、勝手にヘンな事を書いてすみません。
今回も良かったですよ。次回もがんばってくださいね?では・・・ (sig)
- ↑またツッコミしてるし・・・(トシさん、いたけしさん、ごめんなさい・・・)
はい。今回も良かったです、射程100フィート、攻撃範囲360度(?)『マハグラダイン』が(←思う様カン違い)。
あぁ、タマモちゃんすっごく優しいですね・・・横島クン、すっごくカッコいいですね♪
キツネの鳴き方・・・昔から、『こ――ん(はぁと♪)』だと思ってました・・・(汗)
ボクって、一体・・・?(あぅあぅ・・・) (sauer)
- 横島がほんとにかっこイイのよ。プリチーだわっ。
んでタマモ姉さんはかわイイ・かっこイイだわ。
泣いてるタマモもキューティーよ。
ほんとだわ。チャット発見!今度行ってます。 (ARSENAL)
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