ザ・グレート・展開予測ショー

卒業前で休日の出来事。後編。


投稿者名:ARSENAL
投稿日時:(01/ 8/15)

 
 「ミカちゃん寝すぎ!!もう夕方!!」
と言いつつまだミカの上にのっている。
 「・・・・イヤ、重いからどけやサオリ。」
 「じゃあ起きな。」
しょうがなく起きたがまだ寝ぼけている。
休みの日は毎日こんなカンジだ。
 「もうイイ。今日はパジャマで過ごす。・・・サオリ?」
もうすっかり夕焼け空なとき、やっとミカの部屋のカーテンをサオリがひらく。
 「はい。なんでしょか?」
 「・・・なんでオマエはそんな寒そうな格好してんのさ。」
 「・・・・・暇つぶし?」

まさにサオリの格好は「常夏」だった。
ピンク色にロゴの入ったチューブトップに、デニムのミニスカ。
見てるだけで寒そうな服装。ちなみに今は1月。

 「今年はチューブトップがイイな――・・・と。」
 「今年って2001年の夏のこと言ってんのか?」
 「うん。(きっぱり)」
 「早ぇよ!!」
しっかりつっこみも入れます。


1階に2人でおりてきてミカは再びソファで寝ようとする。
もうサオリは無視してみた。

「この調子だとミカママは帰ってこない。」と察したサオリは、
スーパーに行くことにした。
サオリの家は親が2人とも働いていてここ数ヶ月忙しくて帰ってこない。
なので最近はこっちの家でご飯を食べたりもする。

 「ミカちゃん。ご飯何がイイ?」
 「え―――っ!サオ作んの?作ってくれんの?」
 「うん。ミカママ今日は遅くなるみたい。何作る?」
親があんまり家に帰ってこないサオリは自炊は慣れている。
大体の家事もこなす。
 「・・・・・コロッケ。絶対コロッケ。」
 「ん。ミカちゃん一緒に行く?なんか買ったげるよ?」

「行く――っ!」と子供のように喜んで着替えに行ったミカ。
その姿を見て、独り言がでた。
 
 「・・・・変わんないねぇ・・・。」



「さてあたしも着替えてきますか。」と言って家に一度戻った。



サオリが家から出て来ると、2人でスーパーに行った。
 「お菓子は1個だけね。」
 「イヤ、もう1個くらい・・・ね?」
 「だめ。」
 「サオ・・・。」
 「だめ。」
 「お願い。」
 「だめ。ほらもう行くよ。」
 「サオぉぉ・・・」
まさにスーパーでワガママを言う幼稚園児そのもの。
まさに母と子。



     変わらない日々。
そして    幸せな日々。


        ☆お☆わ☆り☆




・・・しょーもねぇなぁ。
そういえばみなさん。最近映画見ました?
私昨日ビデオ借りてきたんです。
んで、今日途中まで見たんですけど・・・・気持ち悪くなりますよアレ。
恐ろしい・・・。明日トモダチと続き見ます。
その映画のタイトル・・・・内緒。

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