ザ・グレート・展開予測ショー

惚れ薬(7)


投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 8/13)

ええっと・・・・・・この戦闘は・・・・
あるものを引き立たせるためなんで・・・・・
関連付けは難しいです(笑
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「美神さん!!おキヌちゃん!!」
2人の側に膝をつき、座る
「クックック・・・他人の心配なんぞしてる暇・・・・・・」
一気に横島手に気を集中し、脚を首の後ろまで持っていき・・
「あんのかよ!!??」
足首辺りの重力を倍増させて、一気に振り下ろす
重くなっているのでかかと落しの威力は倍・・・・・いや、二倍以上にはなっている
2人に気をとられている横島は気付かない
華麗な弧を描く足が直撃する!
だが
「先生!危ない!!」
シロが横島の前に立ちはだかる
「フッ・・・!馬鹿め!!」
「ぐっ!!」
ドガアアアアアアア!!
シロの頭にクソ重いかかとが直撃
頭を押される勢いで脚がすべり、うつ伏せ状態で地面に叩きつけられる
地面に少しめりこみ・・・・頭から血が流れる
「・・・・・・・」
「シロ!!クッ!!」
シロを地面から出し、抱き上げる
かなり辛そうな顔だ
「シロ!!」
「先生・・・・・・」
「だから他人の心配なんぞしてる暇は・・・・・・・」
「横島!危ない!」
横島の体が軽くなりフワッ中に浮く
「クッ!?しまった!!」
「ねえだろうがあああ!!」
両手の指を絡ませ、横島の頭を殴り落とす
地面に激突、しかし重力がゼロなのでバウンドし、宙に浮く
「シャアラアアアア!!」
跳ね返った横島に回しげりをわき腹に入れる
ベキバキ!
妙な音と共に吹っ飛ぶ
「横島!!」
ドン!
辛うじてタマモがキャッチしたが・・・・
「うっ・・・・!!」
口から血が流れる
「横島!?大丈夫!!??」
「タマモ・・・ここはやべえ!すぐ近くに壁があるし地面が固い・・・・・奴の重力操作戦法には不利だ・・・・!場所を・・・・・移動するぞ・・・・・!」
「わ、わかった!美神たちは・・・・・!?」
「アイツの狙いは俺たちだ、美神さんたちの命を奪うまえに俺たちを追いかけてくるはずだ・・・・・・」
「走れるの・・・・!?」
「ああ・・・・文殊もあるし・・・」
ポンッと文殊を出し、体を癒す
といっても少しばかりだが
「よし・・・一・・・ニの・・・三!!」
と一気に走り出す横島とタマモ
「・・・・!?待てええ!!」
やはり追っかけてきた・・!!

そして数分後・・・
「ど、どこで戦うの!?横島!」
「う〜〜ん・・・・地面が柔らかくて壁の無い所・・・・・・・」
「・・・・・・どこ・・・!?」
「わからん!(笑)」
走りつづける
そして10分後・・・
「うっ!!」
突然座り込んでしまった横島
「横島!?」
タマモがしゃがみこみ、横島の肩にそっと手を当てる
先ほどの傷が痛む・・・・
まだ完治していなかったのだ
「うぐっ・・・!!」
「もう走るのは無理ね・・・・・」
そして迫ってくる奴の霊気・・・
どうする・・?
横島はもう走れない
でも悔しいけど私じゃあアイツを倒せない
とりあえず・・・・
倉庫の扉の前で止まっていたので横島を引きずりつつ中に入る
中には様々な物が置いてあったが
一番分かりにくそうな鉄パイプがゴチャゴチャしているところに隠れた
「大丈夫・・・!?横島!!」
「あ、ああ・・・・・すまん・・・・・」
「ちょっとここで休もう」
「くっ・・・・・そだな」
二分経過
横島の体も上手く喋れるように
「タマモ・・・・」
「何・・・?」
「お前一匹狼って雰囲気があるけどいざとなると結構人に頼る面もあるんだな?」
と痛みもあって苦笑してみせる横島
「な、なんですってえ!?それはどういう・・・・・」
「でもさ、一匹狼じゃなくてさ、俺としてはさっきみたいにこれからどうするか、とか頼ってくれた方が嬉しいんだよね〜」
「・・・・・横島・・・?」
「それにその方が女の子として可愛いじゃん!お前もともと可愛いのに、無愛想にするからダメなんだよ」
「・・・・ッッ!!??」
一瞬顔が赤くなるタマモ
「なっ、何馬鹿言ってるのよ!べっ、別にあんたなんかに気に入られたくないわ!」
「ははっ・・・まぁいつものタマモもいいけどな・・・」
「・・・・・・・・・横島・・」
しばし沈黙
「・・・・・・!?きた・・・!?」
そしてその時
ガラララララ!!!
扉が開く音が聞こえた
「ハァ・・・・・ハァ・・・ここかああ!!??」
「チッ・・・・!!あの野郎しらみつぶしにここらへんの倉庫調べてやがる!!」
「ど、どうするの横島!?」
「・・・・もうぶっ潰すしかねえだろ、美神さん達もはやいとこ治療しなくちゃならねええし・・・」
と立ち上がる横島
「うっ・・・・・・・!!!」
体に激痛が走る
「大丈夫!?」
とタマモも立ち上がり、体を支える
「くっ・・・!文殊!!」
と文殊でまた体を癒す
「・・・・・!!??そこかああ!!」
霊気を一気に放出したのでばれてしまった
「クッ・・・!!ばれたか!タマモ!!」
「何!?」
「俺から離れるな・・・!!タマモは俺が絶対守ってやる!!」
「・・・・!!!」
守ってやる・・・・?
こんな真面目にこんな事言われたの・・・・・初めて・・
昔から・・・・追いまわされてきて・・・
何もかも1人で切り抜けてきたから・・・
守ってやる・・・・か
なんか・・・・・とても嬉しい感じがする・・・・
「・・・・・ありがと」
とボソっと
「ん?なんか言ったか?タマモ?」
「え!?ああ、いやっ、何も無いわよ!しっかり守ってよね!!」
「へ〜、しっかり守ってか・・・意外な発言?」
笑ってみせる横島
「そうね・・・・・・・・しっかり・・・守ってね?」
タマモもクスッ・・・と笑ってみせる
「・・・・・・・!!!???」
さすがの横島も驚いたようだ
タマモが・・・・・
「ヘヘッ・・・!!任せとけ!おれが絶対!守ってやるからな!!」
そして2人は妖怪の方へ走る

===続く===
NOOOOOO!!(笑)

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