ザ・グレート・展開予測ショー

続・あたたかい


投稿者名:いたけし
投稿日時:(01/ 8/13)

「ふう、やっと横島さんの家についた。それにしても数年前と同じアパートに住んでいるとは、本当にお金が無いんだな」
と独り言をいってアパートに近づくと横島の部屋から声がもれてきていた。
「ねえ、パパしっかりして!ねえ、パパてば!死んじゃいや〜」
「ううっごめんな蛍、俺がふがいないばかりに苦労させちゃって、俺はもう逝ってしまうかも知れないけど、お前はまだまだがんばって生きてくれ、大丈夫だ!お前は一人前だから、俺の分までしっかり生きてくれ」
「パパ〜!パパ〜〜!ダメ〜〜〜〜、逝かないでパパ〜〜!」
もしかして私のせいあの時もっとパンを分けてあげておみやげを持たせてあげなかったせいで横島がしんでしまう〜あうっあうっ、安心して横島さん蛍ちゃんは私が責任もってそだてるから・・
そんなことより早く横島さんをたすけないと
「よ゛ごじま゛ざ〜〜ん゛しんじゃだめ〜〜」

「ううっ、もうだめだ腹減った〜、蛍もう飯はないのか」
「なにいってんのよパパ〜食料はおとといでなくなったでしょ」
「しかたない『アレ』やるか」
「そうねぇ〜、やるしかないわね」



「よ゛ごじま゛ざ〜〜ん゛しんじゃだめ〜〜」
ありがとう神様、小龍姫様、俺はまだまだ人間を信じていいんすね。
「って、おキヌちゃんどうしたのこんな朝に?」
「えっだいじょうぶなんですか体の方は」
「えっあっあははははは」
もう笑うしかないな
「どうすんのよパパ、おキヌちゃんなんかだましたくないわよ」
「そっそうだな、あははははは」
「もう、今日は『デジャブーランド』いく予定でしょ、もう忘れちゃたんですか」
「えっ『デジャブーランド』に行くのいってらしゃい」
「!!??」
「ちっちがうぞ蛍、今日はお前といくんだ」
「ええそうなのわたしは只の付き添いよ」
「ごめんおキヌちゃん、蛍を驚かすためにつくまでないしょにしようと思ってたんだ」
「ごっごめんなさい、私、わたし」
「いいんだ、過ぎたことだし気にしないで」
「横島さん、本当にごめんなさい」
「パパそれじゃ連れてってくれるの、やったー!」
「それよりおキヌちゃん、例の物、用意した?」
「はい、それならたくさん」
と手に持っていたバスケットをこちらに見せた。
「よ〜しそれじゃあ行くか」
「ねえねえパパ、すぐ行こう、文珠ですぐ行こう」
「しかしそれ使うと俺むちゃくちゃ疲れんだよ」
「ねえ、行こう、行こうよ」
「え〜い文珠」
ピカ〜ン
その時『デジャブーランド』に伝説ができた。
突然、現れるかわいい少女とかわいい女の子とめちゃくちゃ疲れている男をカップルでみると幸せになれるという伝説ができた。



ーーー今回も読んでいただきありがとうございましたーーー
次回はとうとうやってきました、デジャブーランドへんです。蛍の母親わだれか匂わすつもりです。期待してください。会話ばっかですね。
GAJUNさん
本当は横島は結婚しないで独り身だと思います、ルシオラのこと忘れられないからルシオラ以上にだれも愛せないと思います。犬飼期待してます。
トシ先生ありがとうございます。
惚れ薬いいですね、おもしろいですね、シリアスなのも期待してますよ。
sigさん
いつありがとうございます。次も期待してください。
sauerさん
横神、もう少しで神になっちゃいますね、がんばってください


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