ザ・グレート・展開予測ショー

惚れ薬(6)


投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 8/12)

ドンドン!ドガア!
「ヒ・・ヒィィィィ!!??」
と叫びつつ時計を見てみる
12時・・・・・
ゲッ!めっちゃ遅刻やん!
ってんな事きにしてる暇はねえ!
でもこの時間帯ならタマモの惚れ薬はもう消えてるはず・・・・
はっ!もしやこんな悪さした俺を・・・・!!
ど、どどどど・・・どうしよう!!
と枕を抱きつつ、震えてる横島(笑)
ガチャ!
「・・・・・・ヒッ!?」
ノブを回す音が聞こえる
だ・・・・大丈夫だ・・・カギはかけてあるさ・・・
ガチャガチャ!!ガチャ!!ガチャ!!ガチャチャ!!
「・・・・ヒィィィィ・・・」
・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・!?」
なにやら妙な声が聞こえる
「ああんっ・・・横島・・・出てきてよ〜・・・私からだがウズウズしちゃって・・・・・ねぇ・・・」
と微妙に荒い感じでのタマモの色っぽい声が!!(笑)
「・・・・・ッッッ!!!??タマモ!?」
タマモ・・・・!?
いや!薬は切れたはずなのに!?
あんなこというはずがない・・!
・・・・・・・
「ねぇ・・・・・よ・こ・し・ま」
「うわああああああ!!!」
やめろぉ!やめてくれ!それ以上いったら理性がああああ!!
「・・・・ちょっとあけてよ!!」
ドゴオ!
とドアをける
「・・・・・!!!」
ヒイィ!
「あ〜〜!もう!うっとおしいわねこのドア!それ!」
ドガアアアア!!
ドアをけり破ったタマモ
なんて力だ(笑)
「フッフッフ・・・・・もう逃がさないわよ・・・・・」
「お、落ち着けタマモ!!」
「私は落ち着いてるわ」
「落ち着いてねえ!!」
「とにかく・・・・・・・」
と押し倒してくる
「私の愛を・・・!!」
「やめんか―――――――!!」
と振り払い逃げる
「ちくしょお!いつまで逃げなきゃならんのだ!それに24時間っていってたやないかあ!!」
街中を爆走
タマモも追跡


「あ!いた!横島君!!」
といきなり美神が横にならんで走ってきた
「あれ!?美神さん!?」
「あの後ろのタマモだけど!!」
「ちょっとどういうことっすか!!薬切れてないじゃないですか!!」
「あれ・・・・・厄珍の試作品らしいわね?聞いたところ上手く作れなかったみたい、24時間では効果が切れないわ」
・・・・・・・・・
「えええええええ!!!!???マジでえええ!!??」
「だから・・・・・」
「ちょっとどうすればいいんすか!?」
「自分で考えなさい!」
・・・・・・んなアホな!(笑)
「ちょっとおおおおおお!!」
「自分が悪いんでしょ〜!?自分でなんとかしなさい!!」
と美神はそのまま何処かへ走り去ってしまった
「くそうっ!どうしよう!?」
「横島〜〜〜〜〜!!!!!!」
「・・・・・・どこかに隠れなきゃ・・・!!」
と逃げ続ける横島

夜七時(スゴッ!!)
もう当たりは暗い
ここは普通にありそうな住宅にはさまれた道
コンクリートのヘイがある
電灯が微妙に消えかけており微妙に怖い(なんや微妙て)
いかにも出そうなところだ
「はあ!!はあ!!」
逃げつづけている横島
驚異的な体力だ
七時間も逃げては隠れ、ばれては走りの連続である
人間の限界を超えている(笑)
タマモもタマモだ
いかに妖怪とは言えこの体力は一体・・・・!?
「くっ・・・!はあ!はあ!」
今は逃走中
「いかげん観念しなさいよ!」
「くっそおお!ラチがあかねえ・・・・・どうしよ〜・・」

だが次の瞬間

「・・・・・・!?」
横島の足が止まった
なんだこの気は!?
「横島〜〜〜!!」
とお構いなしのタマモ
横島に抱きつく
「わっ!ちょ、コラ!離せ!」
「いやよ!」
と揉みあいになる二人(変な意味ではありません)
だが・・・
「ぐっ・・・・・!!!??」
ドガア!
横島の体が地面に叩きつけられる
急に体が重く!!!???
「横島!?」
「タマモ・・・!!」
「横島なに馬鹿やってんの?」
「ちが―――――――う!気をつけろ!なんかいる!」
「・・・・?」
辺りを見回すタマモ
「別に何も・・・・・うっ!?」
と後ろに倒れるタマモ
ガン!
後頭部を強打、気絶する
「おい!タマモ!」
・・・・・?
気配を感じ顔をあげてみる
なにやら浮いている人間が・・・?
だが人ではないな、この気は、妖怪か・・!?
「くっそ・・・・・イチャイチャしやがって・・・・!!」
と妖怪
「ああ!?くそっ!どうでもいいからこれやめろよ!お前の仕業だろ!?」
「嫌だね!俺はイチャイチャしてる奴らみてたら無性に腹が立つんだ!殺してやる!」
「・・・・・・はあ・・・・・お前彼女に振られて自殺した馬鹿かなんかだろ・・?」
「うっ!ち、違うわっ!」
「はぁ〜〜〜〜・・・・・・もうわかったから早くこれを・・・」
「黙れ!くっそお!!圧迫死させてやる!」
と体の重みが増す
「ぐっ!!」
バキ!
くそっ・・・アバラが折れやがったな・・・・・
「くっ・・・これは・・・・・・てめえ重力を操ってるのか・・・・?」
「そう、僕の得意技だよ」
「チッ・・・・こんのやらあああ!!!」
と文殊で「軽」の念を
ヤツの重力が文殊で相殺される
「くっ!こりゃあちと厄介だな・・・・・・・・・」
「う・・・・・?」
タマモが目を覚ました
「あれ?横島?あんたこんなとこでなにやってんの・・・?」
きょとんとした目
「・・・・・・タマモ?お前正気に戻ったのか・・・?」
「正気・・・・・?」
何言ってんだといわんばかりのタマモ
その時・・・・
「横島君!!」
美神達が走ってきた
「美神さん!?」
「こんなところで何を?」
「いや、コイツが逃走の邪魔してきて・・・・・・・」
と人間っぽい妖怪を指差す
「・・・・・・!?コイツ重力操るやつ・・!?」
「そうですけど・・・・・」
「私達はコイツを退治しに来たのよ」
「え?そうなんすか?」
するとタマモが
「美神、なんか記憶がとんでるんだけど・・・・」
「タマモ!?薬が切れたの!?」
「薬・・・・・?なんなのそれは・・・?」
「え・・・?あ、・・・それは・・・・・・・・・・」
さすがの美神も言いにくいようだ
「タマモ!おぬし惚れ薬くらいであんなになりおって!」
そしてシロがいらん事を言ってしまった・・・・(苦笑)
「わっ!馬鹿!!」
と美神と横島
「惚れ薬ぃぃぃぃ・・・・・・?横島・・・・・?」
「はいっ!!??」
「あんた・・・・・・・・私にんなもんのませたわけ・・・!?」
「いやっ!それはあのっ!」
「殺す!」
殺気だった目・・・・(怖)
「こらあああああ!!!俺を無視すんじゃねえええ!!」
と妖怪さん
「あ、ごめん、忘れてた」
とタマモ
「てめえ!殺す!」
「さがってなさい!タマモ!」
美神が立ちはだかる
「まあいい!皆殺しだ!はああああああああ!!」
と両手を上にあげエネルギーを集中しだす
「はああ!!」
そして美神にそっての一直線の重力をゼロにする
「なっ!?」
宙に浮く美神
「シャアラアアアアアアア!!」
前方に飛びつつの突き蹴り
重力がないので高速で吹っ飛ぶ美神
「美神さん!!」
壁にぶち当たりそうな美神をとめようとおキヌ
しかしここも重力がないので受け止められない!
ドゴオオオオォォォォォォ!!
2人とも壁にぶち当たる
「うううう!!」
「くっ!」
コンクリートの壁を突き破りる
肺が押しつぶされそうな感覚が二人を襲う
しかしまだ2人とも吹っ飛んでいる
「ハアアア!!」
一瞬で飛んでいる美神の後ろへ
「シャア!!」
一気に蹴り上げる
2人は上空へ舞い上がる
そして
「ハッ!」
手首をスナップをきかせて、下に折る
その瞬間
普段の重力より10倍の重力が美神とおキヌを地面にたたきつける
「なっ・・・・・・・・・!?」
一瞬でおこった出来事
横島は反応も上手く出来なかった
タマモとシロもである
「クックックッ・・・!!さあ!楽しませてもらうよ!そして横島とか言うヤツ!殺す!」

===続く===
はあ・・・文章へんやのう・・・

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa