ザ・グレート・展開予測ショー

居候2人(匹)がやってきて・・・(多分シロ・横島編)


投稿者名:G-A-JUN
投稿日時:(01/ 8/ 8)

今回はちょっと本作の方と離れてまた個人的に好きな横島とシロをメインとしたものをやってみようと思いました。
設定としては38巻の[守ってあげたい!!]の少し前の話です。
とりあえず、見てください。(目標:今回はいつものように終わりがかぶらないようにする。)


早朝に早くも犬塚シロは起床した。
「あ〜よくねたでござる。」
そして、いつもの服装に着替えると台所へと向かって行った。
「今日は拙者がみんなの朝食を作るでござる。」
そう言って1人で料理を作り始めた。
彼女が朝食をここで作るのは今日が初めてだった。
そのため、料理(肉料理)が少しづつ完成してテーブルを覆ってきてもだれも気づかず寝ているだけで彼女を止めることできなかった。
彼女の料理が完成した頃ようやくおキヌが起きてきた。
「あっ!おキヌどのおはようでござる!」
「おはようシロちゃん。いつも早いのね。ちょっと待っててね今朝ご飯を作るから。」
「拙者が作ったでござるよ。いつもおキヌどのがやってて大変そうでござったから今日は拙者が代わりにやったでござる。」
「えっ!そうだったんだありがとう。」
そう言ってテーブルのある部屋へと向かっていった。
その時、テーブルに上がっている料理を見て驚いた。 
「えっ!?これが今日の朝ご飯?」
「そうでござるよ。できればみんなそろって食べたいのでござるが。」
「そ・そう・・・」
さすがにシロが初めてみんなのために作ってくれたため何も言うことができなかった。
そして時が過ぎていき美神がやって来てタマモも起床した。
「な・何これ?まさかこれが今日の朝食なの?」
美神もおキヌと同様な反応をした。
「拙者が作ったんでござるよ。」
「シロあんたねぇ朝からこんなものが食べられるわけないでしょ。」
「確かに朝からこれはきついですよね。」
美神とおキヌは少し困った様な反応をしていたがタマモは別に自分はいつもキツネうどんを食べているから関係がないと思っていた。
「そんな〜拙者みんなのために作ったんでござるよ〜」
「確かに捨てるのはもったいないわね。・・・そうだ!!」
美神は何かを思いついた。
「おキヌちゃん、悪いけど今から朝食作ってくれる?」
「ええ。いいですけどそれじゃあシロちゃんがちょっと・・・」
「美神どの〜拙者のはだれも食べてくれないのでござるか〜」
シロは少し残念そうに言った。
「別にあんたが一番食べてもらいたいと思っている人に食べてもらうわよ。ちょっと待ってなさい。」
そう言って美神は横島に電話をかけた。
「はい。横島ですけど・・・」
「あっ!!横島くん!」
「あっ!美神さんですかなんスかまだ朝飯食ってないんですけど。」
「ちょうどいいわ今からこっちに来なさいよ。(シロが)あんたの分の朝食作っといたわよ。」
「えっ!!ほんとですか。すぐ行きます。」
そう言って電話をきった。
「シロ。悪いけど私たちは先に食べるからあんたは横島クンと食べてくれる?」
「先生と一緒ならいいでござるよ。」
やがて横島が事務所に到着した。
横島はドアを開けた。
その音に反応してシロが飛び出してきた。
「せんせ〜遅かったでござるよ〜早く一緒に朝ご飯をたべよーでござる。」
「わかったから舐めるな〜!・・・ってお前はまだ朝飯食ってないのか?」
「拙者は先生と食べたくてずっと待ってたでござるよ。」
「そうだったのか悪かったなじゃ食うか。」
そう言ってテーブルがある部屋に向かっていった。
「おはよう横島クン。」
「おはようございます横島さん。」
「ああ。おはよう。・・・って俺の飯は?」
横島はテーブルの上を探したが肉料理しか無い。
「あるじゃないソコに!」
「へっ!?まさかコレっスか?」
「拙者が作ったんでござるよ。」
「ほらほら早く食べないと冷めるわよ。(もう冷めてるけど)」
「先生も拙者が作った料理は嫌でござるか?」
シロは横島の反応をみて残念そうに聞いた。
「う〜んやっぱ朝からだとちょっと・・・まあ朝飯食ってないからこれを食うか!シロが作ってくれたって言うし。」
そう言ってシロの料理を食べ始めた。
「どうしたシロ?お前は食わないのか?一緒に食べるって言ってたろ」
「先生ありがとうでござる。」
そう言ってシロも食べ始めた。
「冷めてるけどうまいよシロ。」
「ホントでござるか!」
「ああ。やっぱ人狼の里でも作ってたのか?」
「そうでござるよ。里に帰ってからは拙者は1人前として扱われるでござるからずっと一人暮らしだったんでござるよ。」
「へ〜そうだったのか。大変だったんだなお前も。」
そして2人は朝食を終えた。
「先生これから散歩に行こうでござる〜」
「・・・またかよ。この暑いのによくそんな元気があるよなー」
そして、2人はいつものように散歩に行った。

散歩が終わり今日の除霊作業も終わり夕食の時間がやって来た。
「あれっ?・・・ひょっとして晩飯もお前がやったのか?」
「そうでござるよ。」
結局今日1日の横島の食事は肉料理で終わったのだった。
後に「守ってあげたい!!」の日、再びシロは朝に肉料理を作った。
そして、横島が呼び出された。
「先生今日も食べてくれるでござるか?」
「頼むからそーゆうのは夜に食わせてくれ。夜だった食うからよ。」
「ホントでござるかー!!」
「それにしてもタマモの奴遅いなーちょっと様子を見に行こうぜ。」
「あっ私が見に行って来ます。」
そう言っておキヌが屋根裏部屋へと向かっていった。

(以後は38巻を読んでください。)










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