卒業前の出来事!!(その24)
投稿者名:ARSENAL
投稿日時:(01/ 8/ 5)
リカは勢いよく告白をかました。
そして、 逃げた。
横島は放心状態だった。
普通のクラスメイトだったリカが、自分に「告白」するなんて信じら
れなかった。
「普通のクラスメイト」だった、リカ。
横島と愛子は会話がしばらくなかった。
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
沈黙に耐えられなくなった愛子が口を開いた。
「・・・・・・横島・・クン?」
「・・・・な・・な、なに。」
「ど・・・どうですか?」
愛子自身もすごく驚いていて、訳のわからない質問をしてしまった。
「どっっ、・・・ど?」
愛子以上に驚いている横島が、いた。
「ハイ。・・・お、落ち着いて。私も全然横島クンのこと言えないけど。
落ち着こう!・・・そ、それから話し合おう!」
「お、おお・・・おう!!」
二人でゆっくり深呼吸したが、まだ心臓がうるさい。
とりあえず教室に入った。そして、とりあえず座った。
「落ち着いた?」
「イヤ。・・・ま、ままままったく。」
「・・・・・・今日中には落ち着きそうにないですかね。」
「そそそっ・・そぉですね。」
愛子は少し落ち着いた。
でも横島の落ち着きの無さがすごかった。
「・・・今日はもう帰りなさい。明日じっっくり話し合おうでないの。
明日・10時に美神さんのとこ行ったら横島クンいる?」
「たた・・ぶん(たぶんいる)」
「よし。行く。」
横島の帰り道。
「・・・・・ルシオラぁ・・・・ルシオラぁ・・・・ルシオラぁ
・・・・ルシオラぁ・・・・」
パニック状態なので、無意識につぶやいていた。
まわりの通行人は「怖いわねぇ」と、口々に言ったらしい。
いやぁ・・・訳わからん展開だなぁ・・・。
あ――今度からコメント返しをしようかしら。
イヤ、今回からしようかしら・・・。クスクス(←まねっこ)。
今までの
コメント:
- なんか「卒業前・・・」とか「たとえば・・・」とか
詩とか色々やっちゃってるんで、コメント返しをどんなカンジに
やればいいんだかわかんねェんでぇ・・・・。
うん。えへ。今度からってことで・・・えへ。 (ARSENAL)
- 横島可愛いって(笑)
もうもうっ泣くなパニクルナっああもう楽しいっ
そういや、なんなに詩とかよく思いつくなあ、凄いです
いや羨ましいなあと、詩とか全然思いつかないひとなんで(涙) (hazuki)
- リカ、早ぇっ!(笑) 不十分な装備の時には有効な、恐るべきゲリラ戦術。
しかしわざわざ美神の事務所に出向こうとする辺り、愛子も何を意図しているのか読めない処。大丈夫か、横島? (Iholi)
- リカさん逃げちゃったんですね(笑)でも一番有効な手段かも・・・美神さんの事務所で話そうものなら、さらに事態がぶっ飛びそうな(^^;)予感90%。続きが楽しみです! (けい)
- コメント返しに間に合うかな?(苦笑)
今回の展開、ものすごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉく良かったっ!!(←握り拳を作って)
この、うまくしゃべれない現象が可愛すぎ♪ (sauer)
- (クスクス・・・)横島クン&愛子ちゃんが、カワイイですね。
さて、次回の十時、一体どうなってしまうのか?(クスクスクス・・・) (sig)
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