ザ・グレート・展開予測ショー

自転車。前編


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/ 7/27)

これはありがとうその後の続編です。
(いや・・・こんなんでも読んでくれるひといたし←嬉しいらしい)

(白昼夢……?)
そんな事を想いながらおきぬはその言葉を聞いた。
目の前には真っ赤な横島。
かすかに香る花の香り。
「俺おきぬちゃんが好きだ」
という言葉を
あんまりにもあっさりとした言葉である。
どこがどう好きだとか、付き合いたいとか、そんな言葉は一切含まれてない
ただ自分の思いを口にしたと言った感じだ。
だが横島の顔は真っ赤で手のひらからにじみ出る汗を懸命に制服で拭きながらその言葉を言っていた。
その様子があまりにも必死でらしくて本当なんだなとも想う。


横島は心臓が壊れるんじゃないかという、錯覚に捕われながらおきぬの言葉を待った。
突然しかも、こんな場所(墓場)でそんな事言われてもと、普通想うだろう。
だが、今言いたかったのだ。
この気持ちを自覚した瞬間に。
まあ相手のことも考えずとも想うが
だがおきぬはこーゆう気持ちにはきちんとこたえてくれるだろうと想っていた。
断るにしても受け止めるにしても………
(おきぬちゃん優しいかんなあ…でも、もしかしてどう断るか迷ってるとか……ありえる)
とそんな事を考えてしまう。
どうやっても、おきぬに好かれる要因が見つからないのだ。
まあこの男の日ごろの行いは誉められたものではない。(というよりも責められるべきだ)
だからだろうか
そのおきぬの返事を聞いた時は本当に心臓が壊れたのかと想った。
「私も横島さんが好きです」
ささやくような声
そして
これまでの中で一番綺麗なおきぬ。
「凄く好きですよ」
もう一度おきぬ。
「…………あ、ありがとう」
おきぬに見ほれつつ横島。
その声がうわずっているのには勘弁してほしいところだ。


ありがとう
その言葉におきぬは嬉しそうに笑う。
「はい。こちらこそ…ありがとうございます。」
なにか告白したばかりの二人にしてはとてつもなく違和感を感じる会話である。
ふたりは向き合ったままただありがとうと言い合っていた。
だがそんな言葉の繰り返しに不毛さを感じたのであろうか?
「帰ろうか?」
横島が少し照れたように言う。
「はい」
とおきぬ。
横島はバケツを持ち折れた柄杓をバケツの中に入れた。
つづく
・・・・・・・・・・これで前後編ってなんだろう(涙)
すいませんっすいませんっ(土下座

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