ザ・グレート・展開予測ショー

おキヌちゃんの秘密兵器


投稿者名:DIO
投稿日時:(98/ 5/24)

最初に断っときますが、僕はルシオラ派の人間です。だけど今回はおキヌちゃん寄りの話です。ルシオラの傷つくところを見たくないっていう人には読まないことをおすすめします。目の前の試練を直視する覚悟のある人だけ読んでください。


 ルシオラは毎日ケーキ作りに励んでいた。砂糖水を主食とする彼女にとって、普通の人間の食事を作るというのはかなり困難なことだった。メカニック的なことは得意なのに、こういうことは思ったより難しかった。そして今日ついにまともなケーキが完成したのた。早速ヨコシマに食べてもらおうと彼のアパートに足を運んだ。まだヨコシマは学校に行ってる時間のはずだが、待っていようと思っていた。
 ところが、アパートの鍵は開いていた。不思議に思っておそるおそるドアを開けると、中におキヌちゃんがいた。
キ「あら、ルシオラさんどしたんですか。」
ル「お、おキヌちゃんこそ。」
キ「今日は学校早く終わったんで、横島さんの部屋のおそうじしてあげよーと思って。」
ル「そ、そう・・・。あの、おキヌちゃんそーゆーことは今日が初めて・・・?」
キ「いえ、前にも何回か。横島さん自分じゃちっとも掃除しないんですよ。」
ここでおキヌちゃん、ルシオラの持ってるケーキの箱に気がついて、
キ「何ですか、その箱?」
ル「ううん、なんでもないの!じゃあね!」
そのまま逃げるよーに帰ってしまった。
キ「あ、ちょっと!ルシオラさん?!」


「横島さん。私がいなくなっても部屋のおそうじしてくださいよ・・・!野菜もちゃんと食べて、汚れたぱんつも放っといちゃダメですからね・・・!」
「おキヌちゃん!!ちょっと待て・・・!!俺は 」
「き・・・君はいつのまに早苗とそんな関係に・・・!?」
「ウチの娘は未成年ですっ!!何てハレンチな!」(inスリーピング・ビューティー)
と、いうようにこんなシチュエーションはたから見たら恋人同士としか思えないです。そしておキヌちゃんなら、これが恋人同士の特権でもあることに気づかず、何気なくやってしまうのも十分あり得ます。
そしてこれは、
「図体と知能の割に、経験が少なくてアンバランスなのね。子供と同じだわ。」
と言っているルシオラの弱点、「精神的防御壁の未発達」を攻めるのに十分です。おキヌちゃん自身はこのことに全く気づかないのですが。

 さらにルシオラ登場以前で、この漫画の世界の人間で、横島・美神のカップリングを考えていたのは西条と小鳩ちゃんと横島百合子だけです。(神様や魔族には結構いますが。)他はみんな横島・おキヌのカップリングしか考えていなかったはず(小鳩派には悪いですが)。初対面の朧にまで
「ちッ、彼女いるんじゃん!」
と言われています。
 おキヌちゃんは他のライバル達と比べて押しがきわめて弱いですが、逆にこの立場が味方を付けることもあり得ます。
 ルシオラが美神以外のライバルに目を向けるのはいつになるんでしょうか。(少なくてもアシュタロス倒して第3部になってからかな。)



(おまけ)
『絶海絶命!!』で、
美「誰が横島の2号よーっ!!」
キ「えっ!?私が3号なんですか?」
これって、「私の方が美神さんより先ですよーっ!!」という意味なのかな。




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