ザ・グレート・展開予測ショー

おとこならばっ(後編3)


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/ 7/17)

ぎいいいいいいいんっ!
文珠「断」が発動した瞬間
男の霊力を切断されたと共に光が巻き起こった。
いやそれを光というよりも裡にあることしかできず媒体を通してしか具現化されることの無い力が初めて媒体を通さずに「外」へと出たために起きた現象である。
媒体と体の中の力を切断しそして横島の計算ではその力は体の中へと逆流するはずだった。
そしていままで放出されていた力がなんの前触れもなく体の中に押し戻されるのだ。
無事なはずはない。
その隙を見て攻撃(または止め)をする手はずだったのに。
力が外へとあふれ出たのだ。
とんだ計算違いである。
突然のしかも、予想だにしなかった閃光に目を焼かれながらも横島は自分の計算の甘さに舌打ちをする。
(どうするっ)
と必死で頭を回転させ横島。
いつもなら、泣き言の一つ二ついえるがあいにく今はそうはいかない。
泣き言言っている暇がないのだ。
そんなことを言っている相手もいない。
自分でどうにかしないといけないのだ。
しかももう自分は出血の為そう長く動けない。
文珠はもうない。
(ならっ)
と閃光の先にいると思われる男に向かって
横島は走った。
一方男も大きなダメージを受けていた
腕から手のひらにかけて焼ききれるような感覚。
ちきり
と剣を握っていてもいつものような一体感は感じずただどうしようもない違和感がつきまとう。
(・・・・・どうするべきか・・・)
一瞬迷うように目を泳がせる。
だが
「でえええええっ!!!!」
と空気を震わすほどの大きな声に体が動いていた。
つづく

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