ザ・グレート・展開予測ショー

横島クンは神になれるのか?〜その23〜


投稿者名:sauer
投稿日時:(01/ 7/14)

「…せんせ〜っ、早く早くっ!拙者もうお腹ぺこぺこでござるよっ♪」
「馬鹿犬はこれだから……もっと、ゆっくり歩きながら話したりするのが楽しいのに………ねぇ?横島」
「……………」
 …今は…うかつな事は言うまい………
俺は、ちらっと横目でおキヌちゃんを見た。
………ちょっと……ご機嫌ななめの御様子。
「……ね、ねぇ、おキヌちゃん。食事したら、何処に行こうか?」
俺は努めて明るく振舞ったが………
「………他のみんなが行きたいところでいいです」
…氷のように冷たいオーラを感じる………だいぶ…ご機嫌ななめの御様子。
「あ、デジャブーランドに行きませんか?あそこなら、今の時間からでも楽しめますし」
ナイスフォローッ!! 感謝しますっ!小竜姫様っ!!
「そうですね、それがいい!みんなで楽しめるし………」
俺は再び、一条の光を求め、おキヌちゃんの表情を窺った。
「………そうですね、わたしもそれで良いと思います」
幸いな事に、おキヌちゃんは、いつもの優しいあの表情に戻っていた。
…ほっとさせられる表情。人に安堵感を与えることのできる雰囲気。
「………良かった…やっぱり、おキヌちゃんには、その表情…笑顔が、よく似合う」
………しまったっ!?思わず口に思ったことが出てしまったっ!!?
「えっ!?…あ、あの…あ、よ…横島さん…?」
おキヌちゃんが、真っ赤になって………怒ってるんだろうな、やっぱり………
………あぁ、せっかくご機嫌が戻ったのに………俺はなんて馬鹿なんだろう………


 わたしには…笑顔が良く似合う………?
確かにそう言った………横島さんが………わたしに。
そう…なのかな…? ということは……わたしは今さっき、イヤな表情をしてたのかな?
それなのに…横島さん………ちゃんと褒めてくれたんだ………
わたしのこと………ちゃんと見ててくれてたんだ………
何で、気がつかなかったんだろう? わたしも、横島さんのことちゃんと見ててあげなくちゃ………
………そういえば…さっきの横島さん、すごく優しい表情をしてた………
今思い出してみると…横島さんがあの表情をするのは『あの人』のことを考える時だけだと思い込んでいたけど………
横島さんは、ちゃんとわたし達みんなに…あの表情を向けてくれていた………
 わたしが、この体に戻ってきた時も………
      その後、初めてのお仕事で怪我した時だって………
 そう、シロちゃんと話している時だって………
      シロちゃんが落ち込んだ時だって………
 タマモちゃんと、初めて会った時の判断や………
      タマモちゃんの人間嫌いを密かに心配していた時もあった………
 小竜姫様に認めてもらった時なんかや………
      期待されている時なんかにも………

そう、そして美神さんのサポートをしている時、
横島さんが、お友達とお話している時、
横島さんが、何かを想って行動する時………
………いつだって、みんなに平等に、あの表情を向けていた………
わたしが、かってにカン違いをしていただけだったんだ………
みんなの事を………心から…愛……してくれていたんだ………!
「横島さんっ!!」
「えっ!?な、何かな?おキヌちゃん………」
横島さんは、いきなり話しかけた所為か、ちょっとびっくりしている様だった………
その表情を見て、わたしはためらわずにこう言った。
「横島さんも………笑顔が一番…素敵ですよ」
「………えっ?」
横島さんは、顔中に『?』マークを浮かべ、不思議そうにしている。
「でも………照れた表情も………大好きですよ、横島さん」
わたしはそう言うと………そっと、誰も見ていない事を確認して………
横島さんの頬に………とても優しく、キスをした………
「…ッ!!?? …お、おキヌちゃ…!」
「ほら、横島さんっ!早くお食事に行きましょう?」
耳まで真っ赤になった横島さんと、同じく真っ赤に染まったわたしは、
小竜姫様達を追いかけて、手を組んで、歩き出した………
………もうそこに、魔鈴さんのレストランが見えていた………



―――実は、ちょっと今日は、パソコンの調子が悪くって、なおかつ鬼教授が
 「レポート、あと3日な?」とか言うもんだから………ギリギリで投稿になりました。
 しんどかった〜〜〜、もぉお風呂入ってすぐに寝たいよ………(うにゅ…)
 上記の理由から (どんなだ?)今回の『アレ』は、まだまだ2,3話分残ってます。
 次回は、お食事な『アレ』だぁっ!!(今回の赤面計画…ボロ負け…泣きたいよぉ…)

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