タイガー黙示録
投稿者名:ツナさん
投稿日時:(01/ 7/13)
タイガーが事務所に帰ると玄関フロアに、ダンボール箱がいくつかつんであった。
事務室を見ると、エミがいそいそと食器やら小物を整理している。
「あれ、エミさん、これは何ですかいのう?」
「あ、タイガー帰ってきたわけ?」
エミはエプロン姿で、いかにも楽しげである。
「・・エミさん、わっしのためにこのような物を用意してくれたんですかいのう?」
「あ、今度唐巣神父が結婚したでしょ、でピートがここに引っ越してくるから、タイガー、部屋空けてほしいわけ」
「え?」
目をぱちくりするタイガー。
「だからぁ、あんたの部屋をあけてほしいのよ、あ、玄関においてあるのがあんたの荷物なわけ・・・・ってタイガー、ちょっと待つわけ〜〜〜」
「わっしなんか、しょせん捨て駒って事か〜〜!!!!」
タイガーは荷物もそのままに町の中へ駆け出していった。
すれ違った人物の中にピートがいるのが分かったが、とかく何を言うでもなく、ただその巨体を疾駆させた。
「ピートォ、まってたわけェ」
タイガーと入れ違いにやってきたピートに甘えるエミ。
「あ、どうも、お世話になります。ところでタイガー、どうしたんですか?なんか飛び出していったみたいですけど?」
エミに甘えられるのにも大部なれてきたピート。こういう人なんだ、とある程度割り切っているらしい。
「あー、あの馬鹿、部屋空けろって言ったら話も聞かずに飛び出していったわけ。うぅん、ピートは全然気にしなくっていいのよ?タイガーもそのうち戻ってくるわけ」
とかく心配する風でもなく、答えるエミ。
「そうですか?ちょっと心配ですけど・・・」
言いつつもエミに連れられ部屋の方を見に行くピートであった。
ここ数年で結構いい性格になっている。
「・・・飛び出してきたはいいが、これから一体どうすればいいんですかいの〜」
タイガーは走りつかれて、ちかくの公園のベンチで腰をおろして考えていた。
「とにかく、今日は横島さんのところにでも止めてもらいますかいの〜」
飛び出してきた手前、1日二日でそそくさと帰る気にもなれず、とりあえず横島のところに電話をかけてみる事にした。携帯を取り出すと早速横島のうちへ電話をかけてみる。
今日は大人しく自宅にいるはずだ。
案の定、2、3回コールしたところで横島が出る。
『はいもしもし、横島ですが』
「あ、横島さんですかいの」
『何だタイガーか、なんか用か?』
「実はエミさんの所追い出されましてのう、横島さんちに今晩泊めてほしいんじゃ」
『ざけんな。だれが野郎なんか泊めるか。第一おまえはでかすぎでいるだけで部屋が狭くなるんだよ、ほか当たれ』
「横島さん、友達じゃなかったんですかいのう?」
『それとこれとは話が別だよ、ほかに用がないんならきるぞ、じゃな・・・・っぷーぷーぷー』
「もしもし、もしも・・・・横島さんってそういう男だったんですかいのう」
携帯を懐にしまって、ため息混じりにつぶやく。
実のところ、横島家にはシロタマが遊びに来ることになっていて、部屋の片付けでいらいらしていたのである。だからつっけんどんな言い方をしてしまっただけなのだが。
「こまったのう・・・・」
何気に友達が少ないタイガーであった。
続いてしまう・・・・(滅
今までの
コメント:
- 雪之丞君は?・・・・・・愚問でしたね、彼は宿無しだった・・・・・・(苦笑)
一文字さんは?・・・・・・いくら彼女(?)でも・・・ど〜なんだろう?(苦笑)
タイトルの『黙示録』某「世界を革命する」お話を思い出したのは・・・(わたしだけ?) (sig)
- ↑テメーだけだ。(1秒)
………にしても、シロちゃんと、タマモちゃんが、横島クンの部屋に行くなんて……
………うらやましいなぁ………次回、タイガー君の運命に…合掌!(←縁起悪ィ…) (sauer)
- タイガー、君に贈る言葉はこれだ「携帯持たなきゃタンパク質取れるぞ」
横島、「美神さんに似て毒舌になったな」
学校のパソコンは点の打ち方が分からん (ダテザキラー)
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