ザ・グレート・展開予測ショー

おとこならばっ(後編その1)


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/ 7/11)

ひゅっと
更に連続して空気を切り裂く音とともに刃物の切っ先が迫る。
顔をそむけてよけようとするが
目前でぐんっと切っ先が落ちる。
「〜〜〜〜!!!」
ぐりっと
腰をなんとか捩って避ける
ぐきりと腰に鈍い音が響くが無視。
というか腕の出血のためによる痛みのほうが酷いために腰のほうがそこまで気にならないといったほうが正しいのかもしれない。
「!!」
まさか避けられるとは思ってなかったのだろう。
男は刀を突き出した状態で一瞬驚がくに目を開く。
だんっ!
脚を踏みしめそのままの体制で拳をくりだす
腰が入っていない。
だがこの男と一旦離れなければならないのだ。
ぱしっと
腕から血が飛び散り宙に浮く。
痛みに顔が歪む。
がしいいいっ
鈍い音をたてて男がー
倒れこまない。
だが、よろける
その間にぱっと間を置いた。

ぜえぜえぜえぜえぜえぜえぜえぜえぜえぜえぜええええええええっ
肩で呼吸をしながら横島はぎんっと目の前にいる男を睨む。
相手はかすかに痛みに顔を顰めているが呼吸に乱れは無い。
(こっちは一杯一杯じゃちゅうのっ)
と心の中で毒つき横島。
元々身体能力が違うのだ。
その上剣の腕も超一流だ。
今の所なんとか致命傷は避けているがそれももう長くは無い。
じくじくと痛む腕の傷のためか少しづつだが確実に集中力が擦り切れていっているのが分かる。
(・・・・しゃああねえな)
ぎゅっと
横島は手の中にある文珠を握る。
あるのはひとつ。
横島は、覚悟を決めた。

その7)戦闘(横島回想)
決闘(ということになっているらしい)の前夜(いや話を聞いたのが前日なのだが)にシロは真剣な表情で横島と事務所で向き合っていた。
「先生っほんとうの本気で闘ってくださいでござるよっ!!」
だんっと
デスクをたたきシロ。
「・・・・・そんなに強いんか?」
分かっていた事とはいえ・・・・
「もう強いなんてものじゃないでござるっ!純粋に剣の腕だけでいったら父上よりも強いんでござるよっ!!」
「・・じゃあ俺なんぞじゃなくてその師匠にずっと剣ならとっけばよかっただろう」
額を片手で抑えつつ横島。
「それが駄目なんでござる」
じっと机を眺めたままシロ。
「へ・・・?」
「師匠は霊破刀を作れないでござるよ」

その8)戦闘(横島計算中)
つまりその妖怪(男)は霊破を具現化して体の外に出す事が出来ないのだ。
霊力自体は強いのだがそれは特殊な霊力を通す道具を媒体としてでないと力を使えない。
その手のアイテムに頼る事の無い横島とは逆のタイプである。
ならば・・・・
その流れを断てばいいのだ。
流れをたって媒体と自身の霊力の流れを逆流させれば良い。

文珠は一個。
体力集中力どちららも限界に近い。
出血のせいか眩暈がする。
一回きりの挑戦
失敗はすなわち敗北だ。

横島はくっとくちびるを歪ませると初めて自分から仕掛けた。
つづく
おわりませんっ(自爆)

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