GSキラー:track12[ディバインナビゲーター&サタニックコンバットマン]
投稿者名:ダテ・ザ・キラー
投稿日時:(01/ 7/ 9)
「まぁ、俺だっておキヌちゃんを助けてぇケドよ、どうやって捜すんだよ?お前の眼、
アシュタロスん時、霊波消されて役に立たなかったじゃねェか。」
横島はヒャクメに尋ねた。今回の敵は霊波を消失させる相手ゆえ、千里眼では見えない筈。
「フッフーン♪横島さん。失敗というのは、乗り越えて成長する為にあるんですねー。
ソナーってありますよね?アレみたく、ワタシの千里眼を阻害しているポイントを
見極める修行を、千手千眼観音菩薩師匠の下で積んだんですねー。」
ヒャクメが、「よくぞ聞いてくれました」と言わんばかりに答える。横島は思ったものだ。
(こんなキャピキャピのドコらへんが神様で「007」なんだ?さっぱり判らん。そう言えば)
「お前、観音様なんぞ師匠にもっとったんか?なんか初めて神様らしい台詞聞いたぞ?」
「うー!そーゆー事言う人には眼ぇ貸さないですねー。」
横島の素朴な意見にヒャクメは憤慨して答えた。だが、ココはヒャクメの負けである。
「お前が持ってきた仕事も出来なくなるぜ?俺は美神さんに任せても構わんが、な。」
「ちぇっ、もーちょっと驚いたり誉めてもらいたかったですねー。」
それこそ神の威厳をうっちゃったような台詞を吐くヒャクメ。対処する横島。
「すげぇじゃねーか、ヒャクメー!」
「死ぬ程白々し…って、キャー?」
むぎゅ(←?)
ご注文通りの驚嘆の台詞とご褒美の意味で抱きついてやったのだが、ヒャクメは拒絶した。
「それにしてもヒャクメの師匠は千眼かぁ。単純計算でも10倍すげぇ能力が…」
「本ッ当に単純ですねー。言っときますけど、感覚器官自体はワタシと師匠に格差は
ないですねー。師匠の方が使い方が上手なだけですねー。」
横島の台詞にヒャクメは呆れながら応えていた。こんな会話を、電車の車内で交わして
いるのだから、場違いにも程があると言うものだ。しかし、ふとヒャクメが何かを感知した。
「次で降りましょ、横島さん」
「あのぅ、姫。ワシらは?」
「アラ?いたんですねー」
「ム…惨い。」
「お前らもっと喋らんと、マジで存在消えるぞ。」
「なるほど。つまり、シロを襲った奴を捕まえたいのね?いいわ。手ぇ貸したげる。」
やっと話が繋がった為、タマモは早速自分の意見を固めた。ここでピートが口を挿む。
「一寸待ってくれ。ジーク。君は穏健派魔族だと聞いていたが?アレを入手してどうする?
あんな物が在っては神魔のミリタリーバランスは間違いなく崩壊するんじゃないのか?」
「俺は軍人だ。個人の思想は持たないし挿まない。穏健か過激かは上層部次第だな。」
「僕は、君をあまり知らないが、美神さんの友人に悪い奴はいないと信じるよ。けど、
魔族の親玉の考えなんか信用できない。絶対に、だ。君の意見が聞きたい。」
ジークの解答にピートは不満を口にする。ジークはたっぷり時間をかけて語り始める。
「正直、驚くには値しなかったな。貴様は神魔のミリタリーバランスと言ったが、魔族内部、
穏健派対過激派にもミリタリーバランスは存在する。アシュタロスがくたばって、つまり
過激派連中は舵取り役を失って、散り散りになって地下に潜伏した。魔界正規軍に対抗する
勢力が、一時的にとは言え、全く存在しなくなったのだ。平和になると野望に憑かれるのは
魔なる者の定めだろう。事ここに来てアレの出現は渡りに船と言ったところか。」
「つまり、魔がいるから神が人を守ろうとしたように、穏健派も過激派あってこその存在?
あ、イヤ、それじゃ、魔界正規軍は神族との戦争を画策しているのか?その下準備にアレを?
…教えてくれ、ジーク。アレは、オリハルコンとはなんなんだ?何故そんな任務を承けた?」
「任務を承けるのに理由は要らん。第一、アレを生み出したのは、八百万の神々が一人、
「フツノミタマ」だ。俺達ばかりが責められたモンじゃないのさ。」
ピートに問われ、ジークは自分の信念と事実の一部を語る。しかし、ピートには納得できない
「僕には君と違って善良な理由が必要だよ。美神さんだってまさかそんな話乗らないさ。
助けを待つ女性を放ってはおけないが、君の任務は手伝えないし、容認する事も出来ない。」
「やめておけ。いかにハイブリッドと言えど『槍』の前には薄紙と大差ない。」
「やろうよ、ピート。アンタがコイツの邪魔したいんならアイツらをぶっ壊せば
良いじゃない。でも、もし、ココでやろうってんならあたしも黙ってないわ。どっちに
しても手強いんなら、内輪もめはナンセンスでしょ?そんなことより場所わかんの?」
ジークの発言を流すようにタマモが言う。ピートは無言で前半を肯定、一方、ジークは
「そっちは問題無い。腕の良い副官がやってくれている。」
後半の問いに色よい返事を示した。タマモは元王妃の貫禄でおう揚に頷き、言う。
「よーし!人工幽霊一号、車出して。あのバカ犬、助けた暁には一生あたしの所有物よ!」
「アタ…」
『留守番!』
言いかけた一文字に、彼女以外の全員が応えていた。彼女は一人涙を飲んだそうな。
一方そのころ、横島達はヒャクメが『見た』目的地にたどり着いていた。呆然と呟く横島。
「…桜田門…警視庁じゃねーか…」
つづく
次回からは完璧に決戦編とあいなりますれば、
みなさんのご愛顧を切に願う次第にございます。「やぁってやるぜ!」(また番組違う)
今までの
コメント:
- ちょっと美神さんパート休みすぎかなぁ(←すげぇ字面!)ま、ここらで神父の漢を
見せますよ。横島は…美神さんに見つかると「誰が為」編の二の舞になってしまうこと
でしょうね。タマモは…知的な戦闘が板についてきたところで、「やって」もらいますか。
おキヌちゃんは…典型的な囚われのお姫様です。彼女の能力役に立たんし書きづらいし。
マリアは…言うまでもなくGS側の切り札です。そりゃそうでしょうね。
ジークの副官は…「イィーッヤッホーーーゥ」「ウエェェーーン」(?)こうご期待!
No4はいない (ダテ・ザ・キラー)
- 「よーし!人工幽霊一号、車出して。あのバカ犬、助けた暁には一生あたしの所有物よ!」>
………いいなぁ、それ…(うっとり) (sauer)
- ↑・・・ヘンタイ?(笑)・・・ぢゃなくて!(なにが!)
ジーク君が、どんどん軍人モードに!!それはそうと、ジーク君とピート君ってなんか…
すごく火花が散りそうなんだけど…次回は、ど〜なっちゃうんでしょう? (「sauerの友達」改め・sig)
- ヒャクメには「〜ですねー」以外の語尾もある筈ですけど……「なのねー」とか「なのよー」とか「だわー」とか……結局、全部間延びするのね(笑)。
あとジーク、徹底的にお硬くてナイス。 (Iholi)
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