ザ・グレート・展開予測ショー

横島クンは神になれるのか?〜その16〜


投稿者名:sauer
投稿日時:(01/ 7/ 8)

………男同士の僕達には、今のところいつもの天敵達…が居ない。
それによって、僕はさっきからかなりの苦労を強いられていた。

 …僕達の前を、数人の女性が通過していった………まずいっ!(汗)
「………今のは………」
「…T160、B82、W54、H79………」
横島さんはともかく、雪之丞までっ!?
なんだ、その、人間メジャーのような正確な数値は!!
「…ふ…甘い、甘いな雪之丞…今のコはパットを入れている…正確には、H76だ」
「ちっ…俺もまだまだ修行が足りねぇな………」
「ふ、二人とも……恥ずかしいからもう止めましょうよ…」
僕はとうとう耐え切れなくなって、二人の足元にしがみついた。
「おっ、おいっ!何やってんだよピート!?」
「は、はなせっ!誤解されんだろーが!?」
「イヤです!二人がこんな馬鹿なことをしている限り止めません!!」
「………何をやっとんのじゃ…3人とも………」
僕達3人は、声のした方を振り向いた……そこには、4人分の飲み物を抱えたタイガーが
あきれた表情でたたずんでいた。


「まったく、二人ともハジケすぎ(←死語?)ですよっ!!」
「ま、まぁまぁ………そんなに怒るなよ、ピート」
「そぉそぉ、雪之丞だって、悪気があったわけじゃないんだ、許してやってくれよ」
俺はそう うそぶいた。先程とは場所を変えて、とあるファーストフード店の中だ。
………今のところ、俺の頭痛は治まっているようだが、いつ再発するかわからない。
「横島サンは、数に入っとらんのですかいのー?」
「俺が?…なぁぜ?」
「………横島…てめぇ………」
雪之丞が飲みかけのシェイクのカップを握りつぶしそうな勢いでつかんでいる。
もちろん、コイツだって本気でやってるわけじゃない。それはみんなも承知のうえだ。
ただ、俺達にはこのやりとりが、なんとも言えない楽しさを持った物に感じられる、それだけのことなんだが……
「ははは、冗談だよ。………ときに、雪之丞…最近、弓さんとはどうなっているんだ?」
「なっ、なんだよ、急に…」
…戸惑ってるな、やっぱり。
「あ、それ僕も気になるなぁ、教えてくれよ、雪之丞」
「わっしも、気になりますのー」
二人とも、微笑しながらつっこんでいる。
「べ、別に何ともねぇよ…弓と俺とは…」
そう言いながらも、真っ赤な顔で真剣な表情。………まったく、コイツは………
「ふ………」
俺は軽く微笑した。…まぁ、雪之丞がこの笑みにどんな反応を示すかというと………
「なっ、てっ、てめぇ、笑うな、横島!!」
まぁ、こうだ。…ちなみに、俺はけっして雪之丞を馬鹿にして笑ったわけじゃあない。
「悪い、しかし………うまくいってるみたいだな、その様子じゃ」
「えっ?そうなのか?雪之丞」
「ホントですかいのー?雪之丞サン」
「なっ、んなこたぁ、どーだって……」
……タイガーはともかく、ピートが気づかなかったとは……コイツ、人の心読むのがヘタだからなぁ………
「どうでもよくなんかはないさ、雪之丞。………おまえ、えらいよ………ちゃんと弓さんの気持ちに応えて…
 とてもじゃないが、俺には真似できない事だからな………」
そう、俺にはできない事だ…あの時だって、俺は…もっと、彼女のことを真剣に………
…愛、してあげることが…できなかった…それが悔しい………自分が情けない………


「横島さん………?」
 横島さんが、再びいつもとは違った表情を表しだした。僕は、この人がどんな時にこんな表情をするかを…知っている。
「な、なんだよ、らしくもねぇ事言いやがって………」
雪之丞も気づいたようだ。タイガーは………あえて何も言わないのだろう。
「…雪之丞………弓さんと…仲良くやれよ………」
「よ…こ……しまさん?」
遠くに行ってしまう…そんな気がした。本人は何も言わないが……迫ってきているのだろう…
僕達との、別れの時が。………何故だかわからないけど、僕にはわかった。
…思えば、この人には、かなりお世話になったものだ。初めて学校に行った時や………
GS試験の時だって、上手くいったのは、この人が居たおかげだった。
…横島さんは…唐巣神父の次に好きな人間………いや、かけがえのない友達だ………!!
「横島さん、次はボーリングに行きませんか?」
「え?な…なんだよ、ピート。いきなり………」
「いいからっ!!行きましょう、横島さん!!…雪之丞、タイガーも、早く!」
「あぁっ!?ちょ、ちょっと待てよ、ピート…!!」
「おっ、置いていかんでクレー!!」
みんなの声を背後に感じながら、僕は横島さんの手を、硬く握り締めた。
………横島さんが、今だけでもいいから、居なくならないように………



―――…ふぅ、最近なんだか、打ち込む(キーボードをたたく)速さが、速くなりました。
 慣れてきたのかな?…と、ゆーわけで、さっきから12:00までにできるか、
 時の加速を感じつつ、勝負をしていたのですが………どうでした?今回のお話。
 最後の方で、ピート君のセリフがホ○っぽいと感じた人、ごめんなさいっ!!
 始めの方で、雪之丞君のキャラが違うぞっ!と思った人、ごめんなさいっ!!
 次回はちゃんとしますんで…(この話のB面は、おススメのつもりです!←宣伝)

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