ザ・グレート・展開予測ショー

横島クンは神になれるのか?〜その14〜


投稿者名:sauer
投稿日時:(01/ 7/ 6)

「横島っ♪」
「せんせ〜っ♪」
 ………なっ!?…なんだぁ?シロはともかく、なんでタマモがこんなに嬉しそうなんだ?それに………
「横島さん………えへへ、来ちゃいましたっ!」
「あの…迷惑でしたか?…横島さん………」
この、なんとも言いがたい、微妙な表情したおキヌちゃんと小竜姫様は………?
「いっ、いや!!そんなことは…ないんだけど………」
そんなことより、ふたりの放つ異様な霊圧のほうが俺は怖い………あぁっ、霊波の強さが
実にはっきりとわかってしまう!!こっ…こわいっ!!何故俺はこんなにはっきりと霊波
を感じてしまうんだ!?憎いっ!今はこの能力が憎い〜〜〜っ!!
「ねぇ、横島っ!!見て見て?この服っ!!………どぉ?」
…とタマモ。………何を…みんなで何を企んでいるんだ!?俺をはめる気か!?
おキヌちゃんの目を見てみる。・・・なんか…『裏』のある目だ…こっ、怖い…
小竜姫様の目を見てみる。・・・こっ、こっちはなんか妙な目だ…俺…なんかやったのか?
タマモは………!?・・・この目は…きっ、綺麗すぎるっ!?かえってコワイほどに…
シロは………  ・・・いつもこんな感じだし、邪気が無い。ちょっと安心。
「…似合って…無いかな?」
タマモの声で、はっ、と我に帰った。そして、その目を見て俺は急に悪いことをしてしまったと、そう思った。
「そっ、そんなことないぞ?すごくかわいいよ………タマモが」
そう、俺にしては上出来なセリフだと…このときは思っていたんだが………


「タマモ…ちゃんが?(怒)」
 …今の声は、おキヌさんね?
 私の今の表情が、隣でふるふると怒りを抑えているおキヌさんと、どれほど似ていることだろう。
きっと、周りから見たら、かなり怒ってる様にしか見えないだろう。確かに、私にも『その感情』はあると思う。けど…
私がふるえているのは…謝罪の意で。ごめんなさいと、皆さんに言いたくて、けど言えない…そんな感情の所為。
 ――横島さんは…もうすぐ『こちら』の存在になってしまうのですよ?――
…言えない!
……言いたい!!
………せめてその役目は私に!!!
自らの罪の意識に、少しでも罰が欲しい…それが自己満足につながるのはわかってる!!
…わかっているけど…少しでも、『彼』の仕事を減らしてあげたかった!!!
自分のミスを、少しでも戒めるものが欲しかった!!それが…今では少し違う。
『彼』と、これから過ごしていく時の中で、それを癒せるだろうか?…と。
結局、どんなに理由をつけても…私は彼のためにやれることができれば、それでいいんだ。
自己満足だけど…もう、それでもいい!!『彼』と居れるなら…それで………
「私は…どうですか?横島さん………」
まだ、喜びの表情を浮かべているタマモさんへの…隣で怒っているおキヌさんへの…
         ………これは、宣戦布告の言葉だった………


「えっ?もちろん、小竜姫様もかわいいですよ!!」
…小竜姫様『も』………!!?
 わたしは、青筋を抑えるのに必死だった。そして先程まで顔中に喜びを表していた、タマモちゃんが、わたしの仲間に加わった。
「せんせ〜っ♪拙者はど〜でござるか〜?」
「い、いや、ど〜って言われても………」
さすがの横島さんも、シロちゃんには普通に接している。
「えぇ〜〜っ?拙者はかわいくないんでござるかぁ〜っ!!」
「んなことねぇって。シロはシロだろ?充分かわいいさ」
「えへへ、ほんとでござるか?」
横島さん…お願いですから、それ以上わたしの『ライバル』を増やさないでくださいよ〜………こ、こ〜なったら…
「よっ、横島さんっ!!わ、わたしは、その、どうですか?」
「え?…おキヌちゃん?…もちろん、すごく似合ってるさ」
そう言ってにっこり笑う横島さん。…この笑顔で…ようやく、わたしは安心した。
…けど………
「…それじゃあ、誰が一番かわいいですか?」
「…へっ!?」
………案の定、横島さんはそれっきり黙りこくってしまった。そうか…まだ、特に『誰』とは決まってないのね………
わたしは、ほっとしたような…それでいて、ちょっと悔しいような、奇妙な感覚に襲われた。
    ………まだ、みんなにチャンスはあるんだ…負けるもんか………


「もちろん、拙者でござる!!」
拙者は、真っ先にそう言い、せんせいの顔色をうかがう。せんせいは………
「………………(汗)」
真剣に考えておられた。…即答で、拙者のことを言えばいいのに。
「あたしでしょ?」
「やかましいでござる、タマモっ!!」
「それはあんたでしょ?…かわいそうに、横島…弟子を選ばなきゃ、あんたがごねるしね…
 けどホントは、あたしがいちばんなんでしょ?」
「お、お前、それはキャラが違うでござるっ!!」
「前世ではきっとこんな感じだったんでしょ?あたしは」
「なっ!!前世からヤナ奴だったんでござるな!タマモは!!」
「あんたよりはマシかもね?」
拙者は、すでに当初の目的を忘れかけていた………
  ………せんせいは、拙者だけのせんせいでござるのに!!!………


…そう、俺は選択をミスったのだ………しかし、まずいミスではない………むしろ、
『思い出』にするには、ちょうどいいミスだ。ただ、この後の…私刑に耐えれれば、の話だけどな。
俺は、みんなの上がり始めた霊圧を感じながら…密かに覚悟を決めた………

―――のこりは、あと5日…やらなきゃならないことは、まだまだたくさんある………―――



―――さて、こんばんは。本日二回目!かな?なんか、やっと次回あたりが書きたくて仕方のなかった、
 『アレ』野郎編が…(『ア』の滅多に揃わない彼らの『レ』アな会話)
 さぁ、じわじわと迫るタイムリミット…どう切り抜けるか?次回に期待っ!!(…してください、おねがいします)

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