GSキラー:track11[ロウ&ルール<神鉄>(前編:神の法)]
投稿者名:ダテ・ザ・キラー
投稿日時:(01/ 7/ 6)
久方ぶりの情けない前振り:ふむふむ、ほほぅ、なるほど。そうゆうことならしょうがない
俺が「イッパツ!危機娘!!」から得た解釈のほうが負けでしょう。え?なんのことかって?
失血死。ん?「イッパツ〜」?漫画。(漫画の受け売りで話つくるなぁ!)うみゅ。
今回ばかりは俺の負けだ。さぁ、石でもハンドグレネードでもじゃんじゃん投げろ。
(それじゃ、その間、ミーがDJをつとめましょう。聞いてください。「法と掟」)
「ま、なんやかや言ったって命拾いしたかもな。今回ばかりはちょいと相手が悪過ぎらぁ」
アパートの階段を上りながら、横島は何気なく呟いていた。思わず自嘲してしまう。
(俺は…いい気になってたんだ。今までどんなヤバい仕事ん時だって「なんとか」無事に
乗り越えてきたから。でも…「なんとか」してきたのは俺じゃなかった。いつだって。)
「美神さんとか、周りの皆が助けてくれるのを待ってただけだ。俺は何もしちゃいない。」
そう考えるとこれは適切な処置だ。自分に憤慨する資格など無い。階段を上りきって言う。
「あン時だってそうだ。偉そうなこと言っといて、俺はアイツの人生潰しちまった。」
自分には何も出来なかった。本当にそうだろうか?だとしたらお笑いだ。でしゃばるべきじゃ
なかったんだ、自分のような半端者は。そうすれば………、役者が揃わなければ悲劇は幕を
上げなかった。だが、何か出来たとしたら?そんな事に意味は無い。何もしなかったんだから
振るわない力など無いも同然だ。考えながら自分の部屋の前に辿り着いて鍵をねじ込む。
「おぉ、横島ではないか。丁度良いところに。流石は姫の洞察眼よ。のう右の。」
「全くじゃ左の。小竜姫様の時は迷子になられて大変じゃった。」
横島に声をかけたのは黒いスーツに黒い帽子、サングラスをかけた大男の二人組みだった。
「てめーら、鬼門?」
「いやー、このくらい。伊達に『天界の007』は名乗ってないですねー。」
前述の黒ずくめはもとより、彼らを連れ立った小柄な女性も、横島は見知っていた。
「ヒャクメ?また美神さんにデカい事件を持ってきたのか?」
「ノンノンノン、アナタに、ですねー。ま、詳しい話は中で。」
横島は学生服から手早くいつものジーンズの上下に着替えてから3人を部屋に通した。
「部屋に入っても目を瞑っててあげたのに、どうせ外でも見ようとすりゃ見えるし。」
「判ってるけど、気分の問題だよ。で?なんで俺なんだ?ヤバいんだろ?」
今の横島にとって「しくじると。」と明言するのは辛かった。彼女は容易に汲みとって、
「随分謙遜しますねー。アナタは自分で思うほど無力じゃないですねー。」
「けど、神様に頼られるほど強かない。…って、まさかオリハルコンがらみか?」
「からみもなにも、アレを消滅させて欲しいんですねー。」
神が手を出せない物とゆう所でピンときた横島にさらっと答えるヒャクメ。
「無理に決まっとるわ、ボケェ!俺なんざ霊能がなきゃただの高校生(ガキ)なんだよ!!」
「無理でもやってもらいますねー。美神さんに負けたら承知しないですねー。」
益々無茶な事を言うヒャクメ。「あの」美神に勝つなど自分にとっては恐れ多い事だ。
「オーイ、鬼門。どーなっとるんだ?」
「うむ。実は先刻ジークフリード殿にお会いしたのだ。最近ヒャクメ様はジーク殿と不仲。」
「なにしろ、土愚羅魔愚羅を引き取る件で裁判をしとるところじゃからな。」
横島に話を振られ、渋々語る鬼門。さらにヒャクメも黙ってない。
「あの腐れ外道が美神さんに泣きついたんですねー。いっちょはなあかしてやりますねー」
「まぁ、確かにあんな奴でもジャンケンで身の振り方決まっちゃ、なんぼなんでも
気の毒っちゃ気の毒だろーが、それじゃお前ら、まるで離婚した夫婦……あう!」
言いかけて、横島はヒャクメの殺気に飲まれて硬直する。年頃の(?)娘を変なもんに例える
からである。こうなってしまってはこの依頼、請けねば命が危うい。正しく口は災いの元。
「…判った。やる…。」
(うぅ、どっちに転んでも死にそうやぁ。)
つづく
今までの
コメント:
- ヒャクメさんって………カワイイですよね。(…前にも言いましたが、そっちの趣味はありません)
いや、絶対カワイイ、断言しましょう、カワイイです!!(説得力が無いなぁ…)
自嘲気味の横島クンが、とてもいいです。次回作に期待がふくらみますねっ! (sauer)
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