ザ・グレート・展開予測ショー

陰陽師高島:第五話 夏の雪女(前編)


投稿者名:タモ
投稿日時:(01/ 7/ 5)


高島「ふー、今日も暑いな。」
佐助「もう、夏ですからね。気温見ます?」
高島「だあー!!やめろー、よけい暑く感じる!!」
佐助「しかし、親分も大変っスね。こんな暑い日まで外に出て町の見回りなんて。」
高島「葵先生が毎日そうするよう言ってたからな。」
輝「なんで私まで見回りにつき合されなきゃいけないの?」
高島「輝さんと俺の仲じゃないか!」
輝「はいはい。」
佐助「しかし、本当に暑いっスね。」
高島「うんうん、この白い雪を見ていると本当に暑いね。」
佐助「えっ!?」
輝「えーっ!!」
高島「なぜ夏に雪が!!」
佐助「親分・・・。」
高島「ん?」
輝「高島君・・・。」
高島「どうしたんだ?二人とも。」
輝「高島君一体どんな珍しいことしたの?」
高島「えっ!?」
佐助「夏に雪が降るなんて異常気象、親分が何か人の役に立つようなことを
したとしか考えられません。」
高島「なっ・・・それじゃあ俺が人の役に立つようなことをしてないみたい
じゃないか。」
輝「じゃあ、何か人の役に立つようなことをしたことあるの?」
高島「・・・・・・。」
佐助「考え込むってことはないんですね。(それはそれで悲しいものがあるんですが)」

などと話しているうちに雪は積もっていた。
輝「さ・・・寒い・・・。」
佐助「この異常な雪は物の怪かなんかのしわざじゃ・・・。」
高島「一理あるな・・・。」
すると、彼らの目の前に雪だるまが歩いてきた。
高島「・・・・・・。」
輝「・・・・・・。」
佐助「・・・・・・。」
高島「ぼっ僕とお茶でもいかがですか!?」
こける佐助。
しかしこの時代にお茶なんてあったかなと思ってる方
この話は時代考証に大きなズレもあります。
輝「こんなむちゃくちゃ怪しい雪だるまあで口説くんじゃないっ!!」
どかっ!!
輝のパンチが高島に炸裂した。
雪だるま「あのーお誘いはうれしいのですが私用事がありますので・・・。」
ぎょっ!!
輝「えっ!!あの雪だるま女!!?」
佐助「どうして女だとわかったんでしょう?」
輝「知らないわよ。」




























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