ザ・グレート・展開予測ショー

たとえばこんな、彼女の思い出!!(その4)


投稿者名:ARSENAL
投稿日時:(01/ 7/ 4)

その次の日も学校があった。

行くのが怖かった。

ママに迷惑かけたくなかった。

自分の娘が「いじめられっこ」と知ったら悲しむと思った。

私は学校に行った。

悲しみと不安で胸はいっぱいだった。




校門の前に友達がいた。

 (いじめられるのかな)

友達に「おはよう」の一言を言うのが怖いなんて初めてで、自分がイヤになった。




友達の肩をポンとたたいた。

 「・・・おはよう!」

明るくふるまった。
友達の返事はこうだった。

 「あっ、令子ちゃんおはよーっ!」


あまりの嬉しさに、気が抜けた。
「きっと昨日のは冗談だ」って思った。
その友達と一緒に教室まで行った。

その時は、もう私の心の中に「いじめられる」なんて不安はなかった。



元気に教室の戸を開けた。
 「おはよう!」



     




  教室は私の一言で静まり返った。
  さっきまであんなに騒いでいたクラスメイトが誰一人しゃべっていなかった。
 


そのとき、私はまだこの状況の意味を理解できなく、一緒に来た友達を見て言った。

 「え?ねえなんで急にみんなしゃべんないんだろ。ね?」

友達は私をすごい眼でにらんで言った。

 「知らない。・・・自分で考えれば?」





 ―――――え?





何がなんだかわからなくて、その「友達?」に話しかけようとした。

 「ねえ、」

 「何?あたし早く「他の子」としゃべりたいから。」

 「っ!!」

 「・・・・・だからぁ、用があるんならさっさと言ってよぉ!」

 「あっ、あのさ・・」

 「なに?今あたしあんまり令子ちゃんと話したくないからさ。」

 「・・・・ごめん。なんでもない。」




友達の言葉ひとつひとつがナイフみたいに刺さってきて、
傷ついて  傷ついて   傷ついて。

教室を飛び出した。


走って  走って  走って  それでも「傷」が 痛くて。

泣いて  泣いて  泣いて  それでも「傷」は 痛くて。












いや―――話考えてて自分が悪人になっていく――。
さて、この話は暗いですけど、あああ「お祭り」最高。
すんげえ嬉しかった―――っ!!あ。浴衣着ましたよ。歩きにくかった。
あ。お祭りの名前は・・・・・内緒、じゃなくてェ・・・「K祭り」と言っときます。
ヒント。→今年はシャボン玉が売ってた。買った。
    



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