ザ・グレート・展開予測ショー

神族ども!かかってきやがれ!(7)


投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 7/ 4)

カッ!!
魔方陣が青に変わる!
「・・・・・・・・・・!?」
ガクンと体の力が急激に抜ける
「く・・・・!?なんだこれは・・・」
しまいに文殊の剣も消えてしまう
まずい・・・
オーディンの槍が・・・・
だが
「・・・・?」
オーディンも膝を地面につけて槍を杖にしてかなり辛そうだ
「そ・・・・そうか・・・・コイツも・・・・」
「しゃあらああああああ!!!!」
突然ロキの怒涛の声が聞こえ
目の前に現れる
「くっ!!しまった!!」
「クックック・・・・・今度は立場が逆だな」
横島の首を掴み持ち上げる
「ぐ・・・・・・!!!」
「また赤になるとややこしいし、オーディンを守らなきゃいけないんでな!!」
そして
横島の頭を地面に勢いよく叩きつける
「ぐあ!!」
頭がゆれる・・・・
脳みそがゆれてる感じがする・・・
「オラオラァ!!!」
一回だけではなく何回も色んな所に横島の頭を叩きつける
急に凶暴化しているロキ
コイツは戦闘になるとこうなるらしい
「・・・・・・」
もう意識が薄れてゆく・・
目の前が真っ白になってきた
「ふっ・・・・・!!!」
腕を戻す勢いで横島を空高く放り上げる
中に体が舞う
そして落ちてきた所を見はからって・・・
「いっちまいなぁぁぁぁぁぁあああああ!!!」
手を前に突き出し、レーザー状の気を一直線に放出する
・・・・・ヤシロ?
横島に気が突き刺さり、爆発する
「があああああああああ・・・・・・!!!」
ドサ・・・
地面に落ちる
やっとの事で見える視界の中には・・・
巨大な鎚が突っ込んできている・・・
「・・・・・オイオイ・・・・やっぱ無理だぜ・・・・・」
神になんか・・・
死神に負けたのにこんな強い神三体と・・・・
こんなハンデじゃあ・・・意味ねえよ
くそ・・・・・ここまでか・・・・
・・・・おキヌちゃん・・・・
そういえば・・・あの時こんなこと言ってたな・・・
「横島さんと一緒にいるだけで楽しいです!」
って・・・
ごめんな・・・
もう一緒にいられねえ・・・・
(だがその時横島になんか何処からか声が聞こえてきたような気がした)
「こんなところで終わらせるの!?」
と、
なんか聞いたことあるような声だなあ・・・
・・・・ルシオラ・・・?
・・・・・・そうだ・・・ルシオラに貰ったこの命・・・
こんなところで終わらしていいのだろうか・・・?
おキヌちゃん・・・・
やっと人間の体に慣れたのにまた逆戻りにする気か?俺は
・・・・・・・やっぱ負けられねえな・・・
負けられねえ・・・
負けられねえんだよおお!!!
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!負けてたまるかぁああああ!!!!!」
ドスン!
トールハンマーが横島を叩き潰した
と思ったが・・・
「・・・・・!?」
ハンマーが段々上に上がってきている・・・
よく見たら魔法陣が赤色になっている
「く・・・・!?」
「負けてたまるか・・・・・」
腕でハンマーをささえていた・・・
ギン!
トールを思いっきり睨む
「・・・っっ!!??」
ビクッ!と体が一瞬痙攣するトール
なんて鋭い目つきだ・・・
「うりゃああああああ!!!!!」
そして横島はハンマーを後ろに投げ飛ばす
「うお!?」
トールも吹っ飛ぶ
巨大な体が地面に叩きつけられる
「・・・・!!」
唖然と見ているオーディンとロキ
「・・・・・」
横島は文殊をトールハンマーのすぐ下に転がし「爆」で上に吹き飛ばす
中を舞う自分の数十倍あるハンマーを
文殊の援助のジャンプでキャッチし・・・
「うおおおおおおおおお!!!!!」
一気に急降下
ハンマーをトール目がけて振り下ろす
「な・・・!?」
「トール!」
ロキは助けに行こうとするが・・・・・・
間に合わない
「ゴフッ!!」
ズブシャアアア!!
ト−ルは自分のハンマーによって見事に胴を叩き潰されてしまった
血が飛び散る
「トール!!この野朗!!」
ロキが横島に突っ込んでくる
「やめろ!ロキ!今はロウだ!」
「うらああ!!!」
横島は体を一回転させハンマーを振り回し遠心力とハンマーの破壊力を重ねて、ロキにぶちあてる
「ぐああ!!」
魔方陣の外まで吹っ飛ばされるロキ
「く・・・・!!」
「次はお前だ」
「なめるなよ・・・・・私はこれでも最高神、オーディンだぞ・・・・・・」


===続く===

にょ〜〜〜


今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa