ザ・グレート・展開予測ショー

神族ども!かかってきやがれ!(5)


投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 7/ 2)

横島は走りつづける・・・・・
この暗闇の中を・・・
カッカッカッと靴と地面がぶつかる音だけ・・・
他は何も聞こえない・・・
「・・・・・・・・・・」
意外と疲れない
「・・・こりゃ楽勝だな」
そう思っていたが・・・
なにか後ろから聞こえてくる・・・
誰かが・・・・・追っかけてきている・・・
誰だ!?
足音はどんどん近くなっていく!
くそっ!振り返りたい!
でもダメだ!絶対に振り向いちゃいけない!
「・・・くっ・・・」
だが次の瞬間・・・・
「横島さん!待って!行かないで!」
おキヌの声が!
「・・・・!!!」
と横島は一瞬止まろうと思ったが・・・
「・・・・ダメだ!ダメだダメだダメだダメだダメだ!!!」
目をつぶり無我夢中で走りつづける
そしておキヌの声は消えていった・・・・
「畜生!」
するとまた声が聞こえてきた・・・・
「しまった!きゃああああああ!!!!!」
と美神の声が!
「美か・・・・・・・チッ!」
だがここで横島はふり返る事無く、立ち止まる事無く、突き進んでいく・・・
どんどん走る
走りつづける
「ま、まだなのか・・・・・?」
すると次は・・・
前から足音・・・・というか走る音が聞こえてきた
・・・・・?
そしてどんどんこっちに向かって・・・・・
そして笑い声と共に近づいてくる・・・
声もどんどん大きくなっていく
「う・・・・・・・・!」
怖い!
もうすぐ、側だ
当たる!!
「うう!!」
だが横島は耐え切る
そのまま貫くように走りつづける
「はぁ・・・・はぁ・・・・・・・」
息が荒くなってきた
体力的ではない
精神的に限界が近づいてくる
そして最後の難関・・・
「ヨコシマ!!待って!!」
「・・・・・っっ!!!???」
すぐ後ろからルシオラの声が・・・・・
「う・・・・・・くそおおおおおお!!!!」
それでも・・・横島は走る
辛い・・・
辛すぎる・・・・
でも・・・
大切な人を守りたいという事だけを頭に入れておいた横島・・・
「・・・・・・よくやった・・第弐試練・・合格だ」
トールの声が聞こえた
と横島はそこでやっと立ち止まった
ゼーハーゼーハと手を膝につけ呼吸を戻そうと荒い息継ぎになる
そして・・・はぁはぁという声の合間合間にうぐ・・と涙ぐむ声も聞こえた
横島の目から涙がこぼれる
辛かったからなのか・・・
とにかく横島の目から涙が止まらなかった
「く・・・・・・ううう・・・・」
「・・・・・さて・・・次は最後の試練だ・・・・・」
すると突然暗闇がとかれた
次は・・・・
超巨大な魔方陣が広大な白い地面一杯にかかれている
空は赤い・・・・・・・
「よく試練を乗り越えた・・・・・・・・誉めてやろう・・・」
「・・・オーディン・・・?」
涙をぬぐう横島
「お前には先ほどの試練は辛すぎたか・・・・・」
「・・・・・・・」
「だがな・・・・・あれはお前にとってマイナスになる事ではない、お前にとって成長することになるはずだ・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「さて・・・最後の試練・・・・・・・私達と戦ってもらうぞ」
「・・・・・!!!!」
「この魔方陣は赤と青色に変化する、赤の場合は属性がロウ、つまり秩序の者がこの魔方陣の中にいるとパワーアップする、青の時はカオス、つまり混沌の者がパワーアップ・・・・・・・・というルールになっている」
「・・・・・・・?」
「わからぬようだな・・・・・、とにかく、私はロウ、ロキとトールはカオス、そして貴様は多分ロウだな」
「俺はロウ・・・・・・・」
「そうだ、つまり魔方陣が赤色の時は私と貴様がパワーアップ、青色の時はロキとトールがパワーアップするのだ」
「なるほど・・・・じゃあ魔方陣の外に出たら?」
「無効になる」
「よし・・・・わかったぜ・・・・・」
「行くぞ!最後の試練だ!」
オーディンとロキとトールは横島を囲むようにポジションを取った
「これをクリアしたらおキヌちゃんを助けられる・・・・・・!」
そして構える横島



最後の試練開始・・・・・・・・・



===続く===
ふい〜〜〜〜(何
はい、分かる人は解ると思いますが女神転生混じってます
分からない人はすみません!
とりあえずオーディンさんの言葉を参照にしてください!

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