ザ・グレート・展開予測ショー

神族ども!かかってきやがれ!(4)


投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 7/ 2)

「う・・・・・・・・」
横島は目を覚ます
周りは気分が悪くなるほどのグニョグニョした空間
緑・・・・・黄色・・・・赤・・・・青・・・・・
様々な色に変化していく
「こ・・・・ここは・・・・?」
そして顔を上げる
「目を覚ましたか・・・・小年よ」
高貴な鎧をまとった男に・・・
「これからあんたを試す」
マントを羽織った金髪の男・・
「あの娘を助けたいなら私達の試練に耐えてみろ」
馬鹿でかい斧を持った大男
「な、なんなんだあんたら!?俺は一体・・・・」
「貴様は死神に挑み、敗北した、もう死んでる状態なのだが・・・・・、私達がもう一回チャンスを与えてやろう」
「・・・・・・・・・・あんたたちは?」
「私はアース神族の最高神、オーディンだ」
「・・・・・!!オーディン・・・・?なんかきいたことある・・・・・」
「俺は同じく、アース神族の主神、ロキだ」
「ロキ・・・・」
「私も、アース神族の主神、雷神トールだ」
「トール・・・・・」
「では少年よ!あの娘を救い・・・自分も生きたいのであれば試練を全て乗り越えろ!」
すると・・・空間が歪む
「え?ちょ・・・ちょっと!う、うわああああ!!!」
その空間のゆがみに落ちていく・・・




第壱試練開始・・・・・・・・・




ドサッ!
どこかわからないが堅い地面に落ちた
「・・・・・こ、今度はなんだ!?」
あたりを見回す
目の前には壁・・・
後ろも壁・・・・・
右と左だけ通路が・・・・
だがその向こうにはまた曲がり角・・・
全て緑色の壁・・・
天井は空いていて、宇宙のような物が見える
壁の高さは四メートルぐらい
「・・・・・・・・・こ、これはもしや・・・・・・迷路?」
「そのとうり!!」
「な、なんだああ!?」
ロキの声が聞こえてくる・・・
「横島よ・・・・、最初の試練は貴様の一瞬の判断力と直感をためさせてもらう」
「!?」
「この迷路は一辺200メートルの正四角形で出来ている、この迷路から出口を探し、見つけ次第脱出せよ」
「な〜〜んだ、なら簡単じゃねえか」
「だが・・・・・小細工も仕掛けてあるし・・・・・、今から30分以内で脱出しないとこの迷路に水を流す」
「な・・・・・!?み、水!?」
「そうだ、溺れないようにはやく脱出する事だな」
「くそっ!」
「では、始め!!」
すると天井をふさがれた
「なるほど・・・・水が溜まってきたんなら確実に溺れるなこりゃあ・・・・」
そして息をすぅ〜〜〜っとすい
「やってやろうじゃねえか!!」
とにかくダッシュ!
「へへっ、結構役に立つもんだよなあ、文殊って」
と文殊で速の文字の念を込める
「うらぁああ!!」
と物凄い驚異的なスピードで迷路をかけていく・・・
だが・・・
「どわ!!」
と目の前の下からいきなり槍が飛び出てきた
人間離れの動きでかわしたが・・・
「な、なんつう罠だ・・・・あまり速く移動しすぎるととまれねえな、今のは奇跡的にかわせたが・・・・・次は無理かもしれんしな・・・」
と小走りで移動する事にした横島
十分後・・
「くそっ!何処にもありゃしない!!」
はぁはぁと息切れの横島
「スタミナがもたうわぁああ!!」
いきなり床が開く
間一髪で床を掴む
「くそっ!」
と下を見る
そこには無数の巨大な鋭い針が・・・・・
「・・・・・・・・・・・!!!!」
愕然とする横島
「う、うわああああ」
よじよじと床の上まで腕の力で這い上がる
「く・・・くそっ・・なんてとこだ・・でもこれはおキヌちゃんを助ける為・・・やってやるぜ!」
とまた爆走を続ける
それから十分後
「・・・・・・・・・・・・?」
ピタっと止まる
「さっきここきたような・・・・・・・・・」
とすぐ足元を見ると
足跡が微かに・・・
「うわああああ!!!なんてこったぁあ!!そういえばロキが直感とかいってたけど俺は直感がすぐれてないのかぁぁあ!!」
と1人で嘆いている
「ど、どうしよう・・・・あと十分ぐらいしかないぞ・・・・・・」
とにかく横島は移動する事にした
「・・・・・直感直感・・・・・」
と迷路を彷徨う
さらに十分後
「や、やべえ・・・・・・、」
するとなにやらザァーーーという音が・・・
「・・・・・・・・・これはもしや・・・・」
とふり返る
物凄い勢いで水が押し寄せてきている
「や、やっぱり!!!」
ここで横島の一瞬の判断力がとわれる
この危険な状態でいかにどう行動するか・・・
このまま波から逃れようとするか
いや、それならすぐに追いつかれて飲まれるだけだ
このまま水にのまれ、生き絶えるか・・・
だめだ!おキヌちゃんを助けなきゃ!
この波に乗って移動
ん・・・・・・?それがいいかもしれない
けどどうやって?
普通に巻き込まれたらこの勢いだ、パニックになって出口が何処にあるかも見れないかもしれない・・・
ならどうやって・・・・
そうだ!!
と横島はこのことを一秒ほどで頭を駆け巡らせある行動に出た
「サイキック・ソーサー!!」
といつかのサイキック・ソーサーをだす
しかも超巨大
この迷路と同じサイズぐらいだ
これを背にして、押し寄せる水を待つ
「これなら水におされても大丈夫なはずだ!」
そして水が直撃する
「くっ!」
サイキックソーサーで波の進行は防げるが抑えきれなく前にもっていかれる
だがこれなら勝手に波の力で体が移動できるので上手くいけば出口を見つけれることができる
だが・・・・出口がすでに水に浸食されていたら・・・
だが横島はそんな事は考えず出ることだけを考えていた
やがて別れ道が見えてくる
「どっちだ・・・・!?・・・・・・・・・・」
右と左
左だ!
横島はサイキックソーサーをちょっと右に傾ける
すると波が右側を押す力が強まるので上手く曲がれる<意味不明
「・・・・・・・・・!!あれか!?」
なにやら壁に穴があいている
「よし・・・・・!」
横島はサイキックソーサーを最大出力で壁に貼り付けた
これで少しは水を防げる!
「・・・・・・くっ!」
横島は穴目掛けて全速力で走る
あと2メートル・・・
だがそこでサイキックソーサーが耐えられなくなり砕け散り、再び水が押し寄せる
「畜生!!」
間に合うか
もう背後まで来ている!
「うおりゃああああ!!!」
横島はヘッドスライディングのような形で穴に飛びんだ

ビュン!!

なにやら暗い空間に放り出された
「・・・・・!?た・・・助かったのか・・・?」
「試練一合格だ、よくやったな!」
とロキの声が聞こえる
「危なかった・・・」
すると今度は・・・
「さて第二試練だ」
雷神トールの声が聞こえてきた
「今度は勇気と度胸を試す」
「勇気と度胸・・・?」
「そうだお前には今からこの暗闇の空間で走りつづけてもらう」
「そ、そんな事でいのか?」
「だが・・・・・・・・・・・決して立ち止まらない事・・・・・そして決して振り向かない事、以上の点を守り走りつづけろ」
「・・・・・・・・・・・やってやろうじゃねえか」
「がんばりたまえ」
そして横島は走り出した




第弐試練開始・・・・・・・・・・




===続く===
う〜〜ん、なんか表現が意味不明ですね・・・・
































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