ザ・グレート・展開予測ショー

「五分(ごぶ)の魂...その三」


投稿者名:TOMO.KIN
投稿日時:(98/ 5/10)

場面は美神の事務所
「パピリオにつづいてルシオラも出ていったというのか?」と西条
「まずいな...保護観察処分の身で姿をくらましたとなると...」
「ちょっと待った!!ルシオラは逃げたんじゃない!!」
「横島クン落ち着きなさい。ルシオラの身を案じるのはわかるけど西条さんの言うように現在の彼女の立場は微妙なとこなの。なんとか彼女を見つけてつれもどさないと...」
言いながら美神は心のどこかでチクッと痛みを感じた
「横島クン、彼女が立ち寄りそうな場所に心当たりはないかね?」
「そー言われてもすぐには...」と言いながら横島の脳裏にはフッと
東京タワーが浮かんだが、今ここでそのことを言うのは非常にヤバイと直感した(特にこの三人に対して)
「あっ今頭がちょっとボャーとしてわかんないっス」
「あんたの頭がボャーとしているのは今にはじまったことじゃないわね」
「美神さーん、なにもそこまでいわなくっても...」
「ところで西条さんはどうしてここへ?なにかあったんですか?」
とおキヌちゃんが尋ねた
「ああそのことだがアシュタロスとの戦いで相手の能力をコピーしたとき
奴の考えも読み取ったと報告があったと聞いたのできたのだが...」
「あっそういえばそんな事があったスねぇ」
「こんな大事なことをどうして報告がおくれたのかね?」
横島は(マズイっ!ルシオラのことで頭がいっぱいで気が回らなかったとこのメンツ相手に言ったらコロされる...)と焦りながら
「そのことなら落ち着いた後で美神さんを通じて報告しょうとおもって.」
「ふーん、どうせ新しい彼女が出来たんで浮かれてたんでしょ。
で、どうなの?奴のかんがえてたことって?」
横島は美神があっさり言ってのけたので内心(ホッ)としたが
2...3秒後 「あ...あれっ」 固唾を飲み込む美神と西条
「ゴメン!!おっ思い出せん...!!」
ずっこける美神たち
「忘れたッつーのおォォーーあんたぁ!!」一発しばく美神
頭から血をドクドク流しながら横島
「ち...違うっス、忘れたんじゃなく、思い出せな...」
「同じだろーが」机を叩く西条(珍しく冷静さを失っている)
「落ち着いてください二人とも。そんなにしたら横島さんが...」
なみだ声になってあとの声が出てこないおキヌ
すこしバツの悪い雰囲気...
「そういえばルシオラが <<パピリオの蝶の鱗粉には麻薬のように精神にダメージを与える>>といってたわね...
解毒剤はある?西条さん。」
「まあ...地面にサンプルがいっぱいあるから種類を特定するのは難しくはないと思うのだが...南米産の蝶だと取り寄せるのに2.3日
新しい未知の種だと造るのに1週間はかかるかもしれないな...」

(すみません...あとこの回もう少しあるけど今日はここまで、ヒャクメから借りた心眼のことまで書こうとしたけどまたの機会で...)


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