ザ・グレート・展開予測ショー

卒業前の出来事！！（その２０）

投稿者名：ＡＲＳＥＮＡＬ
投稿日時：(01/ 7/ 1)

　
　「そう、ルシオラ。」

横島は黒板に描かれた彼女から目が離せなかった。

愛子は思った。
　
―――　好きなんだなぁ―――

　「彼女はさ、境界線より横島クン側に描かれてるでしょ？」

　「そ・・だな。」

　「これはさー、横島クンの・・陣地？ってゆーか横島クンは彼女を
　　・・認めた？じゃなくて・・・・・・う――ん、受け入れた？かな・・・
　　他の人・・・他の女子は横島クンは受け入れないの。」

　「他の女子って誰？オレはどうせモテないしッ！」

　「モテてるじゃん・・・」

　「だから誰に？・・あ、銀ちゃんにも言われたなあ・・・モテる証拠がオレのどこに
　あんだよ。」　　　　　　　　　　　　　

　「・・・・銀ちゃんって誰？」

　「テレビ出てるじゃん。「ゴーストスイーパー」の主役。」

　「なんで知り合い？」

　「オレ関西住んでて、そのときの友達。」

　「すごい人と友達だね。じゃあそのときからモテてたんだ？」

　「すごかった。異常なほどモテてた。」

　「その人に「おまえのがモテる」って言われたの？」

　「言われた。」

　「・・・・なんかなぁ・・・横島クンは告白とかされたことある？」

　「・・・・美佳。」
　
　「それだけ？」

　「それだけ。だーかーらッ！オレはモテねーの！」

　「ふ―――――ん。横島クンはわかってないだけだよ。」

愛子は一番前の窓から３番目の席。
　
横島は教卓の上に座っていた。

その廊下には、とある人がいた。







なんか話してばっかりな文。「黒板ネタ」＝「黒板を使うネタ」そのまんまです。
あッ！晴れてきた！！今日祭り行くんですよ！！すっげェ楽しみ！！
ゆかた着てこ。うわ。マジ晴れてきた！んじゃ今日は夜までお祭りッ！！！
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