ザ・グレート・展開予測ショー

死神！かかってきやがれ！(３)

投稿者名：トシ
投稿日時：(01/ 7/ 1)

死神が横島目掛けて突っ込んでくる
そして鎌をふりかぶり一気に振り下ろす
「くっ！！」
先ほどと同じく盾で防ぐ
弾かれる鎌
同じパターンだ
「へっ！あんたも武器がそれだけならやっぱ見切ったらどうってことねえな！」
と文殊で剣を作り右手に装備左手に盾装備
「クックック・・・・甘いな小僧・・・」
「うおりゃああああ！！！」
死神に切りかかる！
「・・・・・・っっ！？」
切りかかっても傷１つつきやしない
「人間程度の攻撃が神族にきくと思っているのか？それに私の攻撃は１つじゃないんだがね」
「・・・・・・何？」
「くらってみるか？」
と死神は精神集中させる
「・・・・・うっ！？」
急に息が苦しく！
あたりの空間が歪んで見える・・・
錯覚か・・・？
いや
本当に歪んでいた
「クックック・・・・・もうこの空間の中に入ったら・・・・生きて出られるものはいない・・・・・・ここは私のテリトリー・・・ここにいるかぎり私に負けは無い！！」
と最後の気を込める
「がぁぁぁぁぁぁああああ！！！！」
頭を抱える
息が出来ない！
頭が痛い！
体が動かない！
全身が痛い！
なにかに縛り付けられてるようだ
そう、この空間に縛り付けられてるようだ
「・・・・・神に命がけで逆らった以上・・・・生きて返すわけには行かない、しかし情けない・・・・大切な女も守れんのか・・・・、まぁ私に人間が勝てるわけがないのだが・・・・・・・・・挙句の果てに貴様も死ぬのだ、少年よ、せめてもの、私からの最後の親切だ、貴様もあの女と一緒に連れて行ってやる・・・・・」
「・・・・！！！」
動けない横島に死神が突っ込んでくる！
そして・・・・
ドス！
鎌が横島の腹に刺さる
「・・・・・・・・・・・・っっっっ！！！！」
もう声も出ない
叫び声までも出ない・・・
そして横島の腹に刺さった・・・鎌が横にスライドする
真ん中からわき腹まで切断される
「！！！」
口から血が吹き出る
「はっ！」
そして・・・・
横島の体を
左肩から右足まで引き裂いた
「・・・・・・ごふ！！」
そして・・・・何も無い暗き空間に倒れる・・・・
横島の薄れ行く意識の中・・・・
１つの言葉が・・・・・
「情けない・・・・大切な女も守れんのか・・・・・」
くそっ！本当に情けねえ！！
おキヌちゃんを助けて・・・・・俺も帰って・・・・
またいつもどうりの楽しい生活を取り戻したかったのに・・・・
おキヌちゃんも俺もこのまま死ぬのか・・・・・
美神さん・・・・・怒るだろうな・・・・
何勝手な事して死んでるのよ！
って・・・・・・
すんません・・・・・
俺もうダメみたいです・・・・
ゴメンおキヌちゃん・・・・
俺・・・・守れなかったよ・・・・・

本当に・・・・・・申し訳ねえな・・・・

「いかん！また患者の容態が！！」
「心拍数低下しています！」
「くそっ！！」
処置をおこすが効果がない
そして・・・・
プ―――――――
独特の嫌な音が聞こえる・・・
「・・・・・・て・・・停止しました・・・」
「まだだ！！」
電気ショクをしまくる・・・・
だが・・・
「・・・・・・・・・・」
おキヌは・・・・・・
もう永眠についてしまった・・・
そしてその時
ドサア！
横島が急に落ちてきた
「な、なんだ！？」
「先生！この人・・・・・」
「・・・・いかん！こいつもだ！」
と横島もベッドにのせられる
だが・・・・・すでに・・・・
生き絶えていた・・・・・
「そ・・・そんな・・・・・くそっ！２人も・・・・２人もすくえなかったのか！」
「先生・・・・・・・」

そのころ・・・・死神は
精神世界にいた・・・・・・・
「さて・・・・この２人を・・・・」
だがその時
「死神よ」
「・・・・・！？」
「その男・・・・もう一度チャンスを与えてはどうかな？」
「・・・・し・・しかし・・・・もうチャンスは与えましたが・・・」
「気に入ったのだよ、その男を、命がけで大切なものをすくおうとする気持ち・・・・・・・、その根性をな」
「俺もそう思うぜ！」
「私もだ」
色々な声が聞こえる・・・・
「・・・・オーディン様・・・・トール様・・・・・ロキ様・・・・あなたがた何をしているんです？」
「まぁそれは気にするな、して、その少年、もう一度チャンスをあたえてやるぞ」
「し・・・しかし・・・」
「私の命令が聞けぬのか・・・？」
「いっ・・・いえ！そんな事はけっして！」
「なら・・・・お前はしばらく休んでいろ、必要になった時はまた呼ぶ！」
「はっ！」
そして死神は消えてしまった
「・・・・・この少年・・・まだ・・・・まだ何かを秘めているはずだ、この男ならもっと強くなれるはずだ」
とオーディンは精神世界にいる横島を見ながら言うのであった
＝＝＝続く＝＝＝

なんか意味分かりませんね
あと、次回からは「神族ども！かかってきやがれ！」になります
お手数かけます(謝

今までの

賛成：4
反対：0

コメント：

死神さんへ。横島クンに
『「・・・・・神に命がけで逆らった以上・・・・生きて返すわけには行かない、
しかし情けない・・・・大切な女も守れんのか・・・・』
なんて言っちゃうと、とんでもないことになる、とゆ～ことをご存じないのですね…
ど～なっても知りませんよ？(……ニタリ)………に、しても………
北欧神話のあの人たちに認められてしまう横島クンって…(す…すご…)
次回作、『「神族ども！かかってきやがれ！」』
横島クンは、どうなるの？おキヌちゃんは、どうなるの？
ふたりは、しあわせになれるの？(って、ちがったらど～しよ…)
期待期待！！(ごめんなさい、勝手に予告しちゃった…ぺこり) (sauer)
　死神の狙いは最初から「横島とキヌの両名の魂を一緒に天に召してやる」事だったようにも見えるのですが、どうか。当の死神も「女一人……」と云い乍らも、自分の縄張りに誘い込んだりして絶対勝つ気だったみたいだし。
　死の神オーディンが死神の上司と云うのはまあ分かるとして、もしこのまま試練に勝っても、そのままヴァルハラに連れていかれそうですね(苦笑)。 (Iholi)
最近このサイトを知ったもので、まだまだ読んでいない作品が山ほど！・・過去ログの含めたら途方もない数あるし（嬉しい悲鳴）
なので、少しずつ読んでいるのですが、すごい！面白い！重くてシリアスな展開はヘタすると救いようがないいい！になってしまうんだけど、これは読ませますね！
次も読まねば！ワクワク・・・ (けい)

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