ザ・グレート・展開予測ショー

死神!かかってきやがれ!(1)


投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 6/29)

その日のおキヌ・・・・・・
えらい楽しそうである
何故か・・・・・
それは・・・
昨日
「なぁおキヌちゃん」
「あ、はい?」
「明日さあ、2人でどっかいかねえか?」
「!!!」
ぽかーんとするおキヌ
口が開いている
予想もしてなかった出来事だからだ
いつも自分から買い物に付き合ってとか誘う方だったのに
「ダメ?あした日曜日だからあいてるかと思ったんだけどなあ・・・・・」
「あ、いえいえ!空いてます!」
「え?ホント?じゃあいこっか!俺何故か金たまってるし(何故)」
「喜んで!」
なんてデートの誘い(?)があったからである
だが・・・今日、幸せにはなるはずだったのだが・・・・・・
「ふ〜〜〜、何処いこっか」
と街中を歩く二人
「う〜〜ん・・・・」
と言いつつ横島の腕にしがみ付く
「・・・お!!??」
「横島さんとならただ歩いてるだけでもたのしいですよ」
「え!?そ、そうかな・・・」
なんてちょっと照れている横島
しばらく歩く
そして信号が赤になったので立ち止まる
「ふ〜〜」
暑いな〜〜〜〜
今日は快晴だしなぁ
ちらっとおキヌを見てみる
あのお化け屋敷の時と同じワンピースだ
「・・・・・・・・・」
可愛いなぁとか思いつつ・・・(笑
だが次の瞬間
「きゃぁ!」
とおキヌの悲鳴が
「!?」
と、おキヌの後ろに悪霊の姿が確認できた
「あっ、コイツ!」
と霊波刀を瞬時に出しきりかかる
見事悪霊は真っ二つに、消えていく・・・・
なれている横島にこんな悪霊どうでもよかったのだが・・・・
おキヌがおされた時にバランスを崩したのでこけそうになるのを防ぐ為よたよたと前進する
それが・・・・・・この事件の始まり
ドガァァァァァァア!!!
おキヌは車道に急に出てしまったため・・・・
自動車にぶつけられた・・・・
そして車はおキヌを引くずって行く
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
横島は頭の中が真っ白になりかけたが・・・・
「おキヌちゃーーーん!!!」
今自分のしなければいけないことを悟り、駆け寄る
「ぼ、僕のせいじゃないぞ!コイツが急に!」
なかから男が出てくる
「しっかりしろ!」
とにかく文殊でおキヌの体を癒そうとするが・・・
かなりの重傷だ
スピードも出ていたし、あてられてそのまま引きずっていかれたのだ
回復が間に合わない
「誰か救急車を!!」
と横島
誰かが電話するのを確認し横島は治療しつづける

病院

ガラガラガラ
おキヌが手術室へ連れて行かれる
横島も走っておキヌに声をかけつづける
そして・・・手術室につき中へ・・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・」
すると美神たちが走ってきた
「横島君!」
「美神さん・・・・・・」
「おキヌちゃんは!?」
「・・・・・今、この中です」
「・・・・・・・・・・・・・・・・そう・・・」
「・・・・・・・・・・・」
ちかくにあるベンチに腰をかける皆
「くそ・・・・・俺がもっとしっかりしとけば・・・」
・・・・・・・・・
沈黙
何分たっただろうか
いや、もう何時間か
「!!」
手術中のランプが消えた
なかからいつもの医者が出てくる
「ど、どうなんすか!?」
「かなり・・・できること事は尽くした、だが・・・かなり危険な状態です」
「・・・・・・・・・・・・そうですか・・・」
そして何処かへ行く
それからしばらく、おキヌは別室へ移された
口には酸素を得る為の装置がついている
「・・・・・・」
皆で見るが
「私・・・・・事務所戻るわね、横島君がついてやって」
「・・・・・・・・・はい」
「それじゃあね・・・」
「さよならでござる」
「じゃあね」
と三人は帰ってしまった
「・・・・・おキヌちゃん・・・・」
椅子に座り手を顔の前で組む
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
それからしばらくして
横島は眠りについた


===続く===
おもーい雰囲気の話です



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