ザ・グレート・展開予測ショー

約束・・・。（２）

投稿者名：ひめ
投稿日時：(01/ 6/28)

キーンコーンカーンコーン　キーンコーンカーンコーン
「じゃあ、今日の授業はこれで終わり！戸締まりをきちんとして帰ってください！」
「さようなら！！」
生徒たちは次々に教室を出ていった。教室には、部活のユニフォームに着替えている子、連絡を書き移している子など、ごくわずかな人数がのこった。
「令子、帰ろう！」
「あ、うん！ちょっと待って！もう少しで写せるから！」この子は由美って言って、わたしの一番の友達。
「よし！出来た！帰ろっか！」
と、その時だ。先生が急いで教室に入ってきた。
「美神！お母さんが危篤だそうだ！今すぐ病院へ行くようにお父さんから連絡があった。早く行きなさい！」
えっ・・・。今、何て・・・？ママが、危篤・・・？冗談でしょ！？私はショックで放心状態になていた。
「美神、ショックなのは分かるが、早く行きなさい！」
「令子！何してんの！？早くっ！」
由美が私の肩をガクガク揺らした。そして私は、ハッと我に帰ると、一目散にママの病院は走った。ママが危篤だなんて・・！何かの間違えに決まってるわ！そう自分に言い聞かせながら・・・。　　　　　　つづく

（１）のほうのコメントに、（２）はまた明日ってかきましたが、みなさんのコメントが嬉しすぎて、書いちゃいました！（２）はまだ面白くないですが、お付き合いいただき、ありがとうございます！！ひめ、感激！みなさんからの、あたたか～いコメントや、お叱りのコメント、お待ちしてます！！　ひめでした!
　　　

今までの

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コメント：

「そ…そうよ…何かの間違いに…決まってるわ…」
このセリフ、使いたくなかったけど、先日使いました。
元気なヒトだったのに・・・(・・・はっ！？)
あ、いや、なんでもないです！ただ、
この美神さん、ホント泣かせてくれそうな予感で・・・ (胸が、いっぱいです。sauer)
　……こう云う時って、幾ら本人は冷静にしているつもりでも、結構ムチャクチャな事をしていたり、一部の感覚が麻痺していたりするものですね（経験より）。それだけに、今はただ令子を静かに見守ってやりたい……。 (Iholi)

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