ザ・グレート・展開予測ショー

たとえばこんな、彼女の思い出!!(その3)


投稿者名:ARSENAL
投稿日時:(01/ 6/27)




冷静になって考えた。とりあえず家に帰った。


―――ママに  会いたくない―――

こんな日に限って家に早く着いてしまうもの。
それでも、ちゃんと家に入った。

明るいママの声、やさしそうなママの声が、私を悲しくさせた。

 「あら、おかえり令子!今日よね?約束の食事の日。ママは約束は絶対
 守る主義なのよ?行きましょ!」

私は意地っ張りだから、ママには相談しなかった。ううん、相談できなかった。

 


        泣きたくても  泣けない。



 「ごめんママ。なんか今日食欲あんまりなくて・・・・ごめん。
  今日はパスしていい?」

 「まぁ!大丈夫?う――ん・・しょうがないもの。今日はゆっくり寝てなさい?
 あとで何か食べたくなったら言ってね。」



 「・・・あ、ありがとう。」

 「・・・・・なんかボ――っとしてるわよ?ちゃんと寝なきゃ。」

 「えっ?あ、うん」

―――ママには、ばれたくないからね。ちゃんとばれないようにしなきゃ。―――

私は静かに2階へ行った。精一杯、ママに違和感を見せないように。
涙をこらえ
震える手をおさえて
精一杯に  演技した。


部屋に入って  静かに涙を流した。下にいるママにばれないように。

ふと、ある本が目に入った。

それはこんな本。


     「どんなに辛いときでも  
        何かを信じていれば 必ず
           幸せな 何かが 訪れる」


 「・・・・こんなの、嘘じゃない。」
誰にも聞こえないくらい、小さな声でつぶやいた。

 「・・・・・嘘に・・・決まって、るよぉ・・・。」










ちゃ―――――っ!!!暗い!!!暗すぎるっ!!!
テスト返ってきました。理科がショック・・・。
だって私は別に天気図なんてどうでもいいもん。
磁界なんて興味無いもん。

でも、勉強しなきゃですかねェ・・・。
  

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