ザ・グレート・展開予測ショー

三角関係?(16)


投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 6/26)

「・・・・・・・・・・・・」
おキヌはちょっと立ち止まって考えてみる
「(横島さんなら何処へ行くだろう・・・・・、多分走りまくって疲れて休める所にいるだろうな・・・・、となると・・・・・公園とか・・・・?もしくは人が多い方が見つかりにくいと思って人どうりの多いところかな・・・・・・・、あ、でも横島さんは私に見つけて欲しいはず!(妄想?)、だったらシロのほうが体力があるんだから私に合わせて近くのあまり人がいないところにいるかも・・・、やっぱり公園?・・・・・違うかもしれないけどちょうど近くに公園がある・・・そこかも、行くだけのことはあるかもね、よし!あそこに行ってみよう!)
とえらい自分勝手な
というか作者のせいで意味不明になった推測で公園へ向かうおキヌ

そのころシロ
「せんせぇぇぇぇーーーーーーー!!!!!どこでござるかぁあああああ!!!」
考えもせず、爆走している(汗

そのころ横島

「はぁ!はぁ!」
逃走続けとある公園までたどり着いた
「・・・・・ったく・・・・嬉しいようで嫌なようなつらいような・・・・・よくわかんねえがこの状況をどうにかしねえと・・・・」
とベンチに腰掛ける・・・・・・・
「はぁ・・・・さて・・・これからどうしようか・・・・・、あの2人から逃れる為にはやっぱ美神さんのところに戻るのがいいよな・・・・、タマモと対策みたいなの考えてたし、よっしゃ!」
だったらなんで事務所から走り出て逃げたんだと思うが・・・
立ち上がった瞬間
「・・・・・!?」
何か感じた
なんか霊力もった存在が2人・・・・・
近づいてきてるような・・・
その時向こうの方で・・・
せんせぇーーそこにいたでござるかという声がかすかに聞こえた
なんか砂煙舞い上がってるし(向こうの方で
「・・・・・こいつはシロだな」
即座に逃げだそうとするが
ガッ!
思いっきり両肩を後ろからつかまれた
「・・・・・・!?」
「み〜〜〜つけた♪やっぱりここにいたのね!」
とおキヌが横島の背後にいきなり出現
彼女の推測は考え方は違っていたが結局は合っていた
「どわあああああああ!!!!!!」
いきなり現れたのと今おかれている状況とでかなりびびる横島
振りほどいて逃げようとするが
「もう離さないわ!」
凄い力でつかまれ逃げられない!
そしてシロがこっちに向かって走ってくる
「ねぇ横島さん、これから横島さんの家で・・・・・・」
「え・・・・・・・・!?」
と横島の顔のすぐ横で喋っているものだから息が首に当たる
右腕に胸の感触もする
「(あああああああ!!!息がぁ!!胸がぁぁぁ!!)」
もう抵抗できない横島
そこに・・・
「なにをやっとるかぁあ!おキヌどのでも許せん!」
と走ってきたシロはその様子を見てぶちぎれて勢いで高く飛び上がりおキヌ目掛けて蹴りをいれようとするが・・・
「なにやってんだ!シロ!」
ととっさに我に帰りおキヌを押し、かばう
ドガシャアアア!!!
みごと顔面に直撃
「ぶへっ!」
そのままベンチをも突き破りながら吹き飛ぶ
「・・・・あ・・・・・・あああああああ・・・・」
やってしまったといわんばかりの顔のシロ
「よ、横島さん、大丈夫!?」
とおキヌが近寄る
「つ・・・・・いてててて・・・・・」
起き上がる横島
さすがに体力と耐久性は普通じゃない
「なんてことするのよ!あんた!」
シロを思いっきり睨みつける
「う・・・・・・・だって・・・・・だって・・・・拙者・・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・うわ〜〜〜〜〜〜ん!!」
と泣きながら何処かへ走り去ってしまった
「お、おい!シロ!」
と横島も追いかける
「・・・・・・・・・・・・・・ふぅ・・・・なんか疲れちゃった・・・・事務所に戻ろうかな・・・・・」
とおキヌはいったん帰宅

横島達は・・・・・
「おい!待てシロ!」
「すまんでござる〜〜〜〜〜〜!拙者が全て悪いんでござる〜〜〜〜!!!!」
街中を走る
そして町外れ・・・
そして港へ・・・・
「・・・・・!」
ともう海で走行不可能になってしまったシロ
「・・・・・・・・・・・・もうダメ」
倒れてしまう横島
人間でここまで全速力でシロに追いついて走れる奴がいるのか・・・・(距離20kmぐらい)
「・・・・・・・・・はぁ・・・・申し訳ないでござる・・・・」
と海の側(なんか港で座ったら足が海面の上でブランブランなる90度で曲がってる所(超意味不明)に腰をかける
「・・・・・・・・」
むくっと起き上がりシロの隣に座る
「もういいって」
「でもなんか・・・・つい勢いでああいうことしてしまって・・・先生に迷惑かけてしまったし、挙句の果てにけりまで入れてしまったでござる・・・・」
「まぁおまえの気持ちもわからんわけじゃないからさ、俺を慕ってくれてるって証拠じゃねえかな?あれは」
とヘラヘラわらう
「で・・・でも・・・・・・」
と海面を見下ろす
もうすっかり夜で月が出ていた
海面に移る月をじっと見詰める・・・
「・・・・・・・・・・・やれやれ」
と横島はシロの肩を抱いてやる
そして自分にひき寄せる
「どうした?いつもならコロッと変わって飛びついてくるくせに」
シロが横島の顔を見上げる
横島は優しく微笑んでいた
「・・・・・・・・・・・・・・・」
やっぱり先生はやさしいなぁと実感した
「・・・・・・ん?」
「先生は・・・・・・・・・誰が好きなんでござるか・・・・・?」
「・・・・・・?」
「美神殿でござるか?おキヌ殿でござるか・・?」
「う〜〜ん・・・・・・、俺もよくわからないんだよなあ・・・・・・・・・・・美神さんはナイスバディだし、おキヌちゃんは優しいし、なんかどっちもいいって感じなんだよなあ、俺の悪い癖だな」
ははっと苦笑するが
「・・・・・・・やっぱり拙者なんて眼中に無いんでござるか?」
とシロ
「・・・・・・・!?」
しばらく沈黙が続く
「・・・・・・・・・・・・・・・そんな事ないよ、お前だって俺の可愛い弟子だもんな」
シロの頭に手をおき、クシャクシャとなでてやる
「でももうちょっと大人になってからだ、今のお前にはまだ早い」
「そうでござるか・・・・・・・」
「そうだ」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
また沈黙が続く
「そろそろかえろっか・・・・・」
と横島が立ち上がる
「そうでござるな・・・・・・」
シロも立ち上がる
「・・・・・・・・・・・・・・・とにかく、今はおキヌちゃんをどうにかして元に戻す事を最優先にするぞ」
「了解でござる!!」
「さて・・・・・・・・・・・・ん?」
「どうしたでござる?」
「どうやって帰るんだ・・・・?」
「・・・・・・・・・・・・・・ど、どうやってかえるでござるか・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・
風が通り過ぎる
結局2人はタクシーで事務所まで向かった
こんな時間までなにやってたのよ!
と母に言われそうな言葉をいわれる2人
しかも金を持っていなかったのでとりあえず美神がタクシー題を払う事に・・・
金も持ってないのにタクシーなんか乗るな!
またまた怒られる
まったく・・・・今度利子つけて返しなさいよ!
とまでいわれてしまった
不幸だね、横島

===続きまっせ!(笑)===

なんか変だぞ・・・・・・?



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