ザ・グレート・展開予測ショー

煙草の灰(西条輝彦の独り言)


投稿者名:トンプソン
投稿日時:(01/ 6/25)

そう、か、令子ちゃんは心を決めたか。
残念だ。少なくとも、小さい頃は俺に恋心を抱いていた。
・・御互い若すぎたんだよ。
後悔の念は無いと言っちまえば、嘘になる。
令子ほど、自由にして奔放でそして素敵な女性は二人といない。
だから俺は若い頃、10代の頃恐れていたのかもしれない。
そうだよ。令子のママ、美智恵さんから英吉利へ逃げたんだよ。
でも・・ちょっとだけ、自信はあった。
きっと、俺を選ぶだろうと。
現実は違った。
令子ちゃんが独人立してからひょっこり現われた年下の男が、彼女の伴侶になった。
悔しくないのか。
悔しい。血が沸騰しそうにな。
でも、俺にも見せたことの無い笑顔が全てを物語っている。
俺は・・何だったのか。
煙草の灰のように只邪魔な存在だったのか。
そうじゃないハズさ。
少なくとも、俺はそう思う。
・・・そう思いたいだけか。
何時までも過去にしがみつくのは男として最低だ。
今少し時間がかかるかもしれない。
新しい恋を見つけるまで。
新しい恋を見つけるまで。

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa