ザ・グレート・展開予測ショー

誕生日。


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/ 6/24)

一応告白と繋がってますけど・・・今書いてる誤解とはなんの関係もないです
はい。

貴方にとって一番の記念日はいつですか?

別にひとの誕生日なんかどうでもいいと思うのよ。
そいつが年一個おおくとったからって私にはなんの関係もないんだし。
その人の生まれた日を純粋にお祝いなんて
そんなことしなくても誕生日なんてものはあるし、そいつが生まれた事実も変わらないんだから。
なのに
なのによ?

なんでそんな風にデスクの前でいじけてんのよっ!!
しかものの字書いてるし。
いいんやいいんやどーせって・・・・
まあこのアホがなにを考えてたのかわかるけどね

たくっ・・・・
「なにそんなにふて腐れてんのよ?」
と一応優しく声をかけてやる
うーんなんて優しいの私。
なのにこのアホ。

「・・・・・・・・・・・・・・・そんなん言わなくてもわかるやないですかっ」
とじと目でこっちをみつつ横島くん
せっかくの俺の誕生日なんだからあんなことやこんなことをかこつけてやりたかったのに
という想像どうりの言葉が返ってくる。
とりあえず今の戯言は黙殺。
べきっ
「・・・・・・・いっただけですって・・・・・て普通殴りますか?しかも拳で」
「神通棍でぶんなぐってほしい?」
「・・・・・いえ・・拳がいいです」
よろしい。
隣でおれの目指していたものとは違うっていう声が聞こえるけど無視。
なんか「彼女」と過ごす誕生日ってやつに憧れてるみたいねー
いや・・・別にそんな悔し涙流さなくても・・・

第一今は仕事中なのよ?
たく何期待してんのよ
・・・・・・・血の涙に代わってるし

ああ。
もう
仕方ないわね。

「ちくしょおっ折角の一大イベントがあああ」
床に突っ伏しながら横島くん
だまって席をたつ
近づいて声を掛ける
「横島君?」
驚いたように顔を上げる。
「へ?」
とすると至近距離にいるのに驚いてる。

極上の笑顔で
「誕生日おめでとう。」

そして軽く

口付け。

途端に顔中紅くなる横島くん
その場に突っ伏してる
「・・・・・・・・・・不意打ちやし・・・」
かろうじて出される声は震えてる
たくっ
いつも物凄い事いってるくせに

「なあに?文句ある?」
と私。
ちなみにこれが私たちのはじめての口付けだったりする。

で、次の瞬間我にかえって襲ってきた横島くんを血の海にしずめたのはいうまでもないか。


一番大切な記念日は貴方と会える今日。
誕生日なんか目じゃない。

おわり
・・・・・らぶらぶってきつい(涙)

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