卒業前の出来事!!(その19)
投稿者名:ARSENAL
投稿日時:(01/ 6/23)
愛子先生の「恋愛教室 −恋とは そして愛とは−(?)」が、始まった。
「私が言ってる意味わかる?」
「いや。まったくわからん。」
愛子はひとつため息をついて、説明を始めた。
「黒板の端っこに横島クン。んで線が一本。で、センパイ。」
「いや見ればわかるし。」
「ま、聞きなさい。
・・・・・もう1人、書くのよ。」
「誰?」
その質問に答えずに愛子は黒板に向かった。
愛子の絵はどんどん仕上がっていった。
絵を書いている愛子はちょっと罪悪感を感じた。
絵は仕上がった。そっくりだった。その絵は 「彼女」。
愛子は振り向いて横島の顔を見るのに時間がかかった。
勇気を振り絞って後ろを振り向いた。
横島はただまっすぐな眼で、ひたむきな眼で、恋する眼で、その絵を見ていた。
彼にオンナゴコロを動かされた「彼女」の絵を、見つめていた。
なぜか、愛子は少し安心して、たずねた。
「・・・・誰だか、わかる、よね?」
彼の手が震えてた。
「・・・・・」
愛子はまた、たずねた。
「・・・・わかるよね。」
彼は、彼女を見つめているような優しい眼で、静かに答えた。
「ルシオラ。」
うわ。黒板ネタって難しい。
期末終わりました―――。すっげェ疲れたです。
さて。あしたは友達の家で64だッ!マリオカートだッ!!私はいっつもビリだッ!!
今までの
コメント:
- いいなあマリオカート(違うって)
とそれはおいとて愛子絵上手だなああ
でも良く考えたら彼女の写真もなにもないんですもんね
うん。
似顔絵でもそんな風に見るのはうん仕方ないなああ (hazuki)
- 黒板ネタって?(挨拶) テスト、お疲れ様でした。
プロフェッサー・愛子、堂々としていて、やっぱり好いです(笑)。 (Iholi)
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa