卒業前の出来事!!(その18)
投稿者名:ARSENAL
投稿日時:(01/ 6/ 9)
「・・・・・やっぱすごいなぁ・・さっすが「マドンナ美佳」(笑)」
「はぁ?マドンナ?」
「いや、あだ名。答辞やったセンパイわかる?さおりさん。その人から聞いたの。」
「知らねェ。」
とりあえず、話した。「美佳が事務所に行って色々言った」とか。とかとか。
「ま。本題に戻ろうでないの。いやーすごい。」
「ごもっとも。」
「パワー溢れてるねセンパイ。なんか・・・あこがれる。」
突然「あこがれ」の話になって横島は驚いた。
「・・・・「アコガレ」?なんで?」
「・・・・・」
愛子はため息をついてから、椅子を立って黒板に向かった。
白いチョークを持った。
「美佳センパイがこれ。」
そう言って黒板の真ん中にロングヘアの女の子を書いた。カワイイ、女の子。
「おまえ絵うまいね。」
机の上に座ってる横島が口を挟んだ。愛子は横島の方を見て、少し笑って「ありがとう」と言った。
「で・これが横島クン。」
「おお。」
左端に男の子を書いた。
「なんで黒板の端に書いたかわかる?」
チョークを置いて愛子は尋ねた。
「なんか意味あんのか?」
男の子が左端。美佳は真ん中。その次に愛子は線を書いた。
黒板の彼と彼女の真ん中あたりに、線を一本。
「線?」
「そう。線。なんの線だかわかる?」
「・・・・何?」
「・・・・なんて言えばいいかな、その・・横島クンの「ココロ」。」
「・・・はぁ!?意味わかんねェけど?」
「・・・・「ココロ」の境界線。」
ああ――黒板ネタが訳不明です。うん。「訳不明」=「わけふめい」です。
たいして展開考えてねェのに黒板ネタやりたくなってやってみました。
ああん。期末テストだ―――ッ!!いや―――ん。
席替えしちゃいました。(ああ、めっちゃ個人的ですいませんッ!)
隣の席の男子がですね、ある人の好きな人なんでその人に羨ましがられるんです。
「イヤ。別にあたしあの人好きじゃないからうれしくねェし。」と、言っちゃった私。
今までの
コメント:
- 楽屋裏でも色々青春模様(笑)。テストも続きも頑張って下さい。 (Iholi)
- ふふ・・・女子高校生か・・・うちは男子校なんでこんなやりとりなんぞ皆無です。と言うか皆無であれ。
それはさておき、訳不明って言う人はいるもんなんですねえ。久しぶりに聞いたなあ・・・何となく懐かしい。 (S・R)
- ああ・・・青春やのお(遠い目)
いいです「マドンナ美佳」さん
可愛いですっ!! (hazuki)
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