ザ・グレート・展開予測ショー

死の舞踏!!(その2)


投稿者名:ゴロンボー(仮)
投稿日時:(01/ 5/31)

んんんー、久しぶりだなあ、ここも。約一ケ月ぶりのゴロンボー(仮)です。


・・・そろそろこの名前も変えないとなあ。クイズの意味無いし。・・・よしっ!!決めた!!
これから名前をS・Rにします!!イクラ好きだし。



Iholiさん、答えて下さってありがとうございました。
あのことなんですけど、実は、その・・・鈴女のことすっかり忘れてました(汗)。
ちゃんと出して上げないと可哀想ですね。実はこの話の方向が「パクリ」に傾いてるんで(爆)、
彼女にぴったりの役が有ったりするんですよ。



そんなわけでゴロンボー(仮)最後の投稿をお楽しみ下さい。
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「んじゃ、行きましょか。」
 事務所の前で、横島が全員を代表していった。
「はーい。……でも、何か……誰か忘れてるような……」
 おキヌが額に指を当てて考え込んでいる。それを見て美神は、
「忘れるくらいならどうせ大した事じゃないでしょ。行くわよ。」
 等と無責任に言い放った。
「そうですか?でも……」
 おキヌがなおも考えていると、上の方から何か、小さいものが飛んできた。
『美神さーん!!』
「あっ!!」
 叫ぶ小さいものを見て美神、横島、おキヌが驚いた。そして顔が少し引きつっている。
 シロとタマモはまだ状況が飲み込めていないのか、疑問符がついたような表情で黙っているだけだった。
(わ……忘れてた……!)
(どれくらいぶりの登場だっけ、こいつ……)
(私ったらついうっかり……)
(誰でござったっけ?いつか見た記憶が……)
(何このちっこいの?……蠅?)
『ねえ、どこか行くの?』
 放心状態の三人であったが、おキヌが何とか応える。
「え、ええ。これから厄珍さんの所に行って、帰りにみんなでご飯を食べようとしてたんです」
 それを聞いて鈴女が目を輝かせた。
『私も行く!』
「もちろん、いいですよ。ね?美神さん」
 美神はまだ完全に立ち直っていないのか、少々顔が引きつったまま、
「え、ええ。」
 とだけ返す。鈴女が腕を振り上げ、 
『それじゃ、美神夫妻+αでお昼ご飯を食べに行きましょう!』
「そのネタはもういいのよっ!!」
 美神が即座にツッこんだ。


 
 ほどなくして厄珍の店に着いた。美神は店に入り、
「厄珍ー!商品取りに来たわよ!」
 と呼びかけると、いきなり何かが自分の臀部に触れた。
「ぐふふふ……久しぶりアルなー、令子ちゅわーん!」
「どこに話しかけとるかっ!?」
 取り敢えず思い切り殴り、怒りの表情で今殴ったものを見下ろすと、それはやはり厄珍
であった。
「ったく、相変わらずエロじじいね。」
「令子ちゃんのツッコミも相変わらず殺人的アルな……」
 そのまま、おーいたい、と呟きながらカウンター裏の椅子に座る。
「それにしても、良いところに来てくれたアルな。」
「なにがよ?」 
 美神がまださめやらぬ怒りを視線に込めて尋問すると、厄珍がカウンターの下からなに
やら取り出して広げて見せた。
「これアルよ!」
 横から見ていたシロと横島が身を乗り出して見てみると、それは地図だった。
「どこの地図でござるか?」
「ヴァレリア島言うね。今は無人島になってるけど、古代の遺跡なんかが残ってて、その
中にはもうお宝がわんさか眠ってるアルよ。」
「「お宝!?」」
 急に美神と横島の目が輝いた。
「そうアル。で、その中には当然危険な護りが付いているところもあるから、腕利きの用
心棒を探してたアルよ。令子ちゃん辺りならもう言うこと無しアルね!……ちなみに宝は均
等に山分けということで……どうアルか?」
 美神は冷静を装って、一応の確認をしてみる。
「その話……信用できるんでしょうね?」
 その問いに、厄珍は待ってました、といわんばかりに自信たっぷりに答える。
「もちろんアルよ!……ホレ!」 
 と無造作に置いたのは、金塊だった。
「おおー!!」
「ほ……本物、ですか?」
 横島、おキヌが食い入るように見つめる。厄珍は胸を張り
「当然!!」
 と言った。そして美神が
「その話、乗った!」
 と叫ぶのを聞いて、鈴女は、
『まあ!ハネムーンね!』
「違うっ!!」
 即座にツッこまれた。



         to be continued.


ああ……あの島を使ってしまっていいんだろうか……

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