ウルトラマンカオス「5、詳細不明神出鬼没 GSスペシャル世界迷作劇モノ控(終) 〜黄泉帰るキヌたち!〜」
投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(01/ 5/28)
「く、くそおお、リレミト・・・あれっ!?」
私、創作者ことギャグレキスト後藤は、リレミトを唱えたが効果はなかった。
「無駄よ、このあたしを前に逃げられると思ってんのアンタ?
・・・・あらかじめ『不思議な霧』を噴出させてもらってるわよ。」
創作者のパソコンのナンバーロックを解除する。
そしてパソコンから貞子のように抜け出てきた美神令子。
そんな彼女が、今、私に神通鞭を振り回して書き直しの命令をさせる。
自分の都合のいいように。
それはこんな風であった。
☆ ☆ ☆
『・・・・なんじゃお主は!』
突如と現れた美神令子。
その前には、ブラックカオスと例の11人。
いうまでもないが、ブラックカオスは、アンドロジュダロスに操られたがままにウルトラマンカオスに変身している姿。
それも、ブラックスパーク核融合装置によって。
『突如と現れおって、名前を名乗れ!』
そう、アンドロジュダロスの声はブラックカオスを通して伝わる。
すると・・・・
「宇宙最強のゴーストスイーパー美神令子が、極楽へ・・・・・行かせてあげるわよ。」
美神はにやりと笑いつつ、神通昆に霊力を込め始める。
神通昆は今までに唸りを上げ、鞭に変化し・・・・・それは当たり前であったが、更にドンドンパワーアップしていく。
霊力に負け、鞭からさらに精霊槍へ、そして精霊鎌、さらに養精霊剣へと次々と変化し・・・・
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!
なんと、グローブに変化した。
推定霊力、9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999
(9999無量大数)である。
さしものアンドロジュダロスもたじろいだ。
・・・・が、
『そーーれーーがーーーぁ、どうしたぁーー!!!!!』
とアンドロジュダロスは叫びながら、ブラックカオスに命をして飛び掛る!!
ズガガガガガガッッ!!!!!
ドガッッ!!!!!!
ゴガガズズゥオッッ!!!!!!!!!!
・・・だが、ブラックカオスに超瀕死ダメージ!
なんと、ブラックカオスからアンドロジュダロスの配下としての記憶が飛び掛けた!
その隙を狙って、プロフェッサー・ヌルの意思が再度、語りかける。
『カオス・・・私だ、わからぬか!』
カオスの記憶は戻りかけていた。
ヌルの声にそっくりだと確信したとき、カオスはハッと我に返る。
「ヌル・・・・お前なのか・・・・・!?」
ブラックカオスの体は、元のカオスの体に戻っていく・・・・!
ヌルの渇の前に、本来のマッドサイエンティストとしての意識を取り戻したのだ。
『まぁさか、本来の血が漲ったと言うのか・・・・!!』
☆ ☆ ☆
「令子!?」
「きゃーーん、令子ちゃん〜〜〜〜!!」
界王神界では、どよめきが起こっていた。
「まさか、あやつ・・・・創作者の世界に入り込んだというのか?」
老界王神は目をぱちくり。
地球でたった一人、魔獄炉に忍び込むことで地球上で生き残るどころか、
ここまで非常識なことをやってのけるとは、もはや何も言いようがない。
さらに、水晶で見られている方向から、通して見ている我らの方向へ向かって美神が話し掛ける。
「おキヌちゃん、見ているんでしょ?
だったら、老界王神から命もらってきなさい!
横島君・・・いや、六道夫妻も、閻魔大王とその僕から・・・・・」
いきなりの展開である。
決着をつけるためだ。
でも、呼ばれた3人は如何すればいいのかわからなかった。
それでも、美神はしゃべり続ける。
「だーいじょうぶ。
創作者から許可は下りてるんだから、勝手にぶん取ってくれば、後は創作者が書き換えてくれるって!」
☆ ☆ ☆
そして、ここは宇宙空間の中にあるプラネッツオーシャンの中のひとつ。
魔界と人間界、そして界王神界ともインターセプターを持つ数少ない星。
ここに、アンドロジュダロスは『宇宙の卵』と『宇宙意思』を持ち込んで逃げ出していた。
『ま、ままま、まさか、創作者と手を組むなんて・・・・!』
アンドロジュダロスはおびえていた。
カオスの記憶のいい加減さが、創作者とのインターセプターとを偶然結び付けていた。
その曖昧な部分に、私、ギャグレキスト後藤のパソコンとの接続を見抜いたのだ。
「それはそれとして・・・・カオス、おキヌちゃん、そして六道の二人、用意はいい?」
「はいいっ!」
超々巨大ボデコン女は、真上から声を下にやる。
4人の気合の入った声が上に返っていき、美神の耳に響く。
そして何時になく逞しくなった姿。
カオスは、久しぶりに『カオスペンシル』を頭上にかざし、ウルトラマンカオスに変身する。
おキヌたち3人も、文殊を6個分け与えられる。
「超」「々」「巨」「大」「変」「身」と使い、3人は巨大化。
おキヌは、早速カオスのガングロタイマーに向かって祈り始める。
おキヌのさわやかな笑顔から涙が輝くと、それは結晶化し、ガングロタイマーへ吸収されていく。
六道夫妻は、二人協力して、早速影の中からダイダラホーシが出現する。
途端、時間は戻る。
時間が戻ることで、アンドロジュダロスがその場に姿をあらわす。
奴が、「The Ballade of Tadao & Meiko」の世界に突入する前の時間に戻したのだ。
『そ、そんなまさか・・・・・!!!!!!』
アンドロジュダロスは、驚きの声をあげる。
その姿は・・・・・まさに、宇宙大魔王ジャッカルと瓜二つであった。
言う所、ジャッカルの双子の弟らしい。
だが、これはあくまでも創作者の裏設定。
体つきも弱々しくなり、そのパワーを美神令子に奪われたといっても過言ではない、
「行くわよ、カオス!」
「でゅわぁあーーっっ!」
カオスのスペース有無光線が直撃!
それも、おキヌの涙の結晶パワーにより9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999,9999倍された威力!!!
あまりのダメージ的苦しさのあまり、悲鳴をあげるアンドロジュダロス。
そこへ更に、美神令子の超殺人パンチ!!
怯む以外になかったアンドロジュダロス。
こいつを前に逃げられないと悟ってか、最後の反撃を仕掛ける。
それも、力のもっともないキヌにむかって!!!
それでも、キヌは強かった。
あのウルトラマン80の恋人的存在、ユリアンの転生姿だったのだ!
アンドロジュダロスに、六道夫妻の怒りの12神将が飛び掛る。
それは語るに語れまい。
とにかく、圧倒的実力なのだ。
アンドロジュダロス・・・・・
残り戦闘能力はついに9,9999(約十万)まで落ち込む。
そこへ、最後のカオスの決め技が・・・・・ついに放たれるのだ。
それは、必殺武器・テラウルトラスクロールスタッフ!
腕からとると、太陽の数億倍の輝きを始めた。
がぎゅぎゅぎゅぐ、バジバジっっ!
今までにないほどに空間は広がる。
こやつを無次元に封じようとばかりに、無の空間が意思を持ったのだ!
二度と現れぬよう・・・・。
『うっっっっぎゃあああああああああ!』
そう断末魔を残しながら、闇夜へ消えてゆく・・・・。
アンドロジュダロスの最期である。
☆ ☆ ☆
こうして、宇宙平和は戻り、宇宙の卵はすべて消えた。
界王神界では手を取り合って、喜ぶ姿がある。
・・・・が、まだまだこの世界には問題がある。
再び、『宇宙の意思』を作り上げねばならないこと。
そうしなければ、皆は地球に戻れない。
そして、宇宙の意思にも管理者がいることである。
更に言わねばならないのは、このウルトラマンカオスが地球に残っていることである。
いったい、このシリーズは終わるのか・・・・・・・・!??
今までの
コメント:
- あっ、終わってない(笑)。「宇宙の意志」にすらも客観的意志の介在の可能性があるとは……うーん、ややこしい。
でも一番意外だったのは、ユリアンの登場だったりして(笑)。 (Iholi)
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