ザ・グレート・展開予測ショー

極楽百物語 1〜2


投稿者名:TAK・A
投稿日時:(01/ 5/12)

 第一話 傷ついたプライド
小竜姫「前々から思っていたんですが横島さん」
横島「なんです?」
小「手加減したとはいえ私の剣をかわすあなたが何で美神さんの突っ込みはよけられないんですか?」
横「ああ、あれっすか、美神さんがこう腰をひねるとき乳がプリントゆれるんですよ。ついそこに目が」
 落雷 爆音 黒焦げ
小「そんな理由で……どうせ私は(ぶつぶつ)」

 第二話 汝が運命、カードが示す
「失敗するだと」
 魔界一の占い師、禍惨怒螺はため息をつき客に答えた。
「残念ながら、そのとおりさね、すべてのカードがあんたに味方してもこの一枚のカードがすべてを覆す。そうでたよ。何をする気か知らないがやめたほうぐぁは!」
「そういうわけにいかんのだ」
 客は彼女の胸から剣を抜きながら答えた。
「……運命を乗り越えようとするものが占いなど気にするものではなかったな」
 客―アシュタロスはそれきりそのことを忘れてしまい最後まで思い出すことはなかった。
 彼女が示したカードは愚者。未熟、無鉄砲、可能性を暗示するカード。
 後にトランプにも形を変えて取り入れられた。最強にして最悪の札―ジョーカーとして。

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