ザ・グレート・展開予測ショー

詳細不明神出鬼没 GSスペシャル世界迷作劇モノ控 (Part28 ラストパート(-3))


投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(01/ 5/11)

〜作者お断り〜

ついに、バーンから鬼眼を開放させて鬼岩王と変身を遂げ最終戦に入ったところでしばらく停止してました。
今までのストーリーがわからない(忘れてた)人、検索して調べてちょーだいね♪
と、言い残し、データデタマンは去っていく〜〜〜。




「う・・・・ううん・・・・・」

マァムは目覚めた。
ポップのザオリクのおかげである。
でも、レオナは・・・・・
そう思いかけたとき、その横にいたものは・・・・・・

         ☆         ☆         ☆

CASTING;

ダイ      :ピエトロ=ド=ブラドー 
鬼岩王バーン  :美神令子 + 小笠原エミ + 美神公彦(ヴェルザー)

バラン   :ブラドー伯爵
ソアラ   :夏子

マァム   :ゆうこ姉
ポップ   :横島忠夫
レオナ   :ヘルシングの娘    
神の涙   :妖精・鈴女
ヒュンケル :伊達雪之丞
ラーハルト :西條輝彦
ヒムちゃん :ドクターカオス
アバン   :唐巣和宏
チウ    :犬塚シロ
ビースト君 :ハヌマーン
クロコダイン:メドーサ

フローラ様 :美神美知恵
メルル   :氷室キヌ
バダック  :ヌル
ロン=ベルク:魔ドーム

キルヴァーン(人形) :天龍童子
キルヴァーン(ピロロ):パピリオ
ミストヴァーン    :小笠原エミ
老ヴァーン      :美神令子

         ☆         ☆         ☆

ぎゅぎゃああああぁぁぁぁぁっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!

!?

ミナディンが、ダイの剣のサヤに伝わっていく音だった(おい!)
それが、鬼岩王に大ダメージを負わせたが故の悲鳴にかさなり、このような音に聞こえた。
ダイの体はそれと同時に動いていた。
竜の騎士の、戦いの遺伝子のせいである。
それが、ダイの意思に呼応している。

それは、普通に重力を載せて斬り付けていた。
ストラッシュブレイクと言うより、きわめて、大地斬に近かった。
自動的に力をセーヴしていたのだ。
後の、とてつもない威力の特技を解き放つだけの体力を残さねばなるまい。
そう、遺伝子がダイに教えていた。

ダイには、父さん・バランから受け継いだ紋章がある。
そしてダイの持つ紋章と二つ、同時に額に発動させ、重なって見える。
頭の髪が、そのドラゴニックオーラの気迫に燃え上がらせられている。
そう、髪はように、炎のごとくなびいて、中に筋が入っている。
・・・・・・・竜魔神。
種族間では、そう呼ばれる。

そのダイが、剣を振り切る。
鬼岩王のボディーである岩の一部すらも一瞬で断ち切る。
しかし、悲鳴をあげずに鬼岩王は腕を下から上へ・・・・・
トベルーラで飛んでいるままのダイ。
それを目掛け、200メートル近くもある鬼岩王の拳が襲い掛かる。

避ける隙もない。
そう思ったダイは、常に発動されているオーラを軽く飛ばす。
その威力で拳の圧迫を一瞬消し去る。
だが、その程度の痛みなど、鬼岩王にはまったく通じていないだろう。
避けることを目的としていたから。

隙を作ったダイは、さらにトベルーラの威力を増す。
グンと一瞬飛び放ち、交わすと同時、懐に入っていく。
考えをもたずに撃を繰り出す鬼岩王。
その攻撃のできない位置を瞬時に読み取って、知らずとその位置に空中停止。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

どずうううう!!!!!!!!

ダイの、一撃が鬼岩王の胸部に入る。
それも、剣を持たない左手の拳が。
その一撃が、鬼岩王の胸部から周辺の岩に亀裂が入っていく。
ヴェルザーが悲鳴をあげる。

「「「・・・・・・・・ぎゅうぅぎょぅぉおあぁぁぁ・・・・!!!!」」」

重苦しい響きで悲鳴が上がる。
岩の両手で頭を抱える。
そこへ、ダイの剣のサヤが、ぱああぁっと光り輝く。
だが、ダイまだ剣をさやに収めない。
駄目押しのごとく、その体勢から軽く片手でストラッシュアローを飛ばすのだ。
その先には・・・・・
・・・・・・・・・・・・!!!
鬼岩王の頭脳部がある。
そして、バーンの鬼目が・・・・。
目くらましだ!
そして、最後の技を決めようとするとき・・・・・

ダイは、ハッと気づいた。
戦いの遺伝子による洗脳から目を覚ました。
見える先には・・・・・太陽!?!??!!

「母さん・・・・」

太陽を見て、思わずつぶやいた。
ソアラ・・・・母さん・・・・
すごく似ていたのだ。
お母さんの赤っぽく微笑む顔に。
戦いつづけながら。
太陽がはっきり見える位置。
それもこんな上空。
トベルーラでここまで戦い登っていたのか。

         ☆         ☆         ☆

「こ・・・・ここは!?」

起き上がるマァム。
ポップにもわからなかった。
だが、横には、魂ごと殺されたはずのレオナがいた。

「レオナ、いったいここは何なんだ。」

ポップは言い掛ける。
レオナは尚も考えている。
周りを見回す。
レオナは、ヴェルザーによって同じ場所に落とされたのか・・・・・?

         ☆         ☆         ☆

地上では、フローラやノーヴァ、ロンたちが見守っている。
しかし、見守っている中で、まだ誰も気が付いていなかった。
バーンパレスが・・・・・ほんの少しづつ浮いていたのだ。

それも、バーンが倒れたためということすらわからなかった。
祈るしかないのである。
ダイたち一行が、バーンの配下とバーンら全てを打ち倒して無事に戻ってくることを。

「・・・・全員、無事で戻ってくることを願うほかないわね。」

フローラ様はつぶやく。
彼女は、もう三十路過ぎである。

「そうじゃなあ、ワシ特性の武器を持っていったから間違いはないだろう。」

なんて、横にいたバダックは笑い転がしながらいうが、ロンは違った。
ロンはロンで、鬼眼化のことを考えていたのだ。
一度だけ、バーンに武器を作ってやったことがあったが、そのとき漏らしていた言葉・・・・・・・。
それこそ、鬼眼のことだった。

         ☆         ☆         ☆

『ほう・・・・これだけ作ってこれるとは・・・・』

老ヴァーンは感心して、手をあごにやる。
そして、老ヴァーンは考えていた。
この中から、私にとって使える武器を探していた・・・・。

このときは、考えつかなかったようだった。
しかし、ミストヴァーンがスッとデストリンガーで指し示す。
これあたりがふさわしいのではないかというように。

『ヴァーンさま・・・・・そなたさまには・・・・・・これが・・・・』

がっしりとつかんだデストリンガーの手中にあったのは、杖であった。
それも、根のような物がついている・・・・。

「それでいいのか・・・・」

その当時の私は、思わずそう言い放った。
まさか、ミストヴァーンが自ら選ぶあたり・・・・・大方・・・・・
だが、それは意外すぎて、私は笑った。
だが、そんな私の様子を・・・ヴァーンは・・・・じろりと見た。
すさまじいにらみだ。
しかし、その睨みはどこから!?
ヴァーンに付いている二つの眼球ではない。
・・・・・・第三の眼・・・・・・・!?
そう思った途端、ミストヴァーンが代返をする。

『・・・・・わかるまい・・・・・そなたには・・・・・・!!!
  鬼の眼という・・・・・悪独特のもつ・・・・・・全ての力など・・・・・。
  だが、聞いたことはあるだろう・・・・・・・・・!!!!!
  黒の結晶とならぶ・・・・・この・・・・・・鬼人の眼球を・・・・・・!!!!』

         ☆         ☆         ☆

さあ、ここまで来たからには見逃せないであろう。
残すところ僅か3回。
いったいどんな結末がやってくるのか、好ご期待!!!

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