ザ・グレート・展開予測ショー

おキヌちゃん〜(はあと)!!!


投稿者名:来栖川のえる
投稿日時:(01/ 5/ 4)


アシュタロスを倒してから二日がたちました。
なんにもなかったかのように、いつもと変わらない日常が続いています。
だけど・・・・・・・・・・・
横島さんは、なんか事務所に来ても、以前の明るさが全くありません。っていうか笑ったところさえみたことがありません・・・。
でも、大丈夫。なんとしても私が笑顔を取り戻します。ふぁいと、だよ。
                 
                 ・・・・・・・・・・・
        
                    ・・・・・・




トントントントン

「ふんふんふんふん〜」
鼻歌と包丁の音が台所に響きます。
「おキヌちゃん、今日の昼ご飯はなんでござるかー?」
シロが匂い(にほひ)に誘われて私の横に来ました。
「ん〜。それはお楽しみよ」
私は包丁の手を止めないでそう答えます。
「ふんふんふん〜」
「?おキヌちゃん、機嫌いいんでござるか?」
「ん?そう見える?」
「うん」






「ん?どうしたのおキヌちゃん?」
「い、いえ・・・・・。今日のお昼何にしようか、横島さんに聞こうかと思いまして・・・・・・・・・・」
私はうつむきながらそう言います。
「いつも美神さんに聞いてるんじゃないの?」
「う・・・・。まあ、そうなんですが・・・・・・・」
「・・・・・・。別に、なんでもいいよ」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・から・・・」
「え?」






              
                ・・・・・・・・・・・・




                   ・・・・・・





                    ・・・・











「おキヌちゃん?」
「え?」
「なんかいいことあったでござるか?」
「・・・・・・んー・・・・・・・まあね」
「・・・・・・・・・・?」
疑問顔のシロをよそに、私はフライパンに火をかける。
















「なんでもいいよ・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・おキヌちゃんの作ったものなら、なんでもおいしいから・・・・・」
「え?」

        ・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・・・








             ・・・優しく、微笑んだ・・・





                 

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