ザ・グレート・展開予測ショー

魔剣(終)


投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 4/29)

「ああああああああ・・・・・・・・・・」
横島の体は浄化され・・・
地面に落下した
意識がなかった
「横島さん!!」
おキヌは横島に駆け寄る
「・・・・・・・・・・・お嬢さん・・・・・・」
とオルランドゥ
「あ、はい!!」
「その少年を・・・・・頼んだぞ」
「はい!」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
沈黙し、カオスブレイドの方へ向かった
「まったく・・・・・・・誰が封印をといたのか・・・・・・・・」
そして地面から抜いた
「あのー・・・・・・・・オルランドゥさん・・・は、これから何処へ・・・?」
「私はこの剣を封印しに行く、そして、それからまた旅を続ける」
「そうですか・・・・・」
「では」
とオルランドゥは何処かへ去ってしまった
「横島さん・・・・・」
おキヌは地面に座り横島の上半身を抱き上げる
「・・・・・・・・・・」
そして、黙ったまま抱きしめた・・・
「・・・・ん?」
その時横島が目を覚ました
「こ、この感触は・・・・・?胸!?」
とこの煩悩野郎は胸だとわかったらしい
この大きさはおキヌちゃん・・・か?とか馬鹿なことを考えながら
「・・・・・・・・?」
と少し顔を右に傾けてみる
おキヌの顔が見えた
「・・・・・・・・」
やはりおキヌだった
だが・・・
・・・泣いていた
「ど、どうしたのおキヌちゃん?」
「あ、横島さん!?」
と咄嗟に涙をぬぐう
「・・・・・・・・・・おキヌちゃん?」
「気がつきましたか、よかった・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
そしておキヌはいつのまにか自分が右腕で横島の顔を支え
左腕で胴を支えてる・・・
そして自分に引き寄せてる・・・
つまり抱きしめていることに気がついた
「あ!!すみません!!」
と手を放す
「どわっ!!」
横島の頭は落下する
だがおキヌが正座していたため、ちょうど太もものところに頭が・・・
ドン!!という感触がする
「あ、ごめんなさい・・・・」
「いや、いいよ、オキヌちゃん・・・・・・・・・・・・なんか疲れたなあ・・・・・・・・・このままでいいか・・・・?」
「え・・・!?」
とおキヌは顔を真っ赤にするが
「はい・・・・・」
と答えた
「ありがとな、あー・・・・なんかおキヌちゃんの膝枕・・・・・かなり心地いいな・・・・・・・・・」
「そ、そうですか?」
相変わらず赤いおキヌ
「・・・・・・・・・・なあ」
「はい・・?」
「さっきは・・・・ゴメンな・・・・・・」
「え?」
「おキヌちゃん斬ろうとしただろ?俺・・・・・・・・」
「そんな!!あれは横島さんじゃありません!!あの剣です!!それに横島さんはあの呪いを押し切って私を助けてくれたじゃないですか」
「そうか・・・・・・・・・・・・」
「そうですよ」
「でもみんなに迷惑かけたなあ・・・・・・・・なんて言えばいいんだろ・・・・・・」
「横島さんは悪くないんですから・・・・みんなもわかってますよ・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・そっか」
そして横島の目が閉じていく
「よ、横島さん!?横島さん!?」
おキヌは横島の体を揺さぶる
「・・・・・・・・くー・・・・・くー・・・・」
寝ているだけだった
「な、なんだ・・・・寝てるだけか・・・・・・」
冷や汗をかくおキヌ
そして、横島の頭を優しくなでてやる・・・・
「・・・・・・・・・・・・・」
そのまま時間は過ぎていく・・・・・


一時間後
「う・・・・足がしびれてきた・・・・・」
長時間正座のため足がしびれてきたおキヌ
その時
「う・・」
美神やエミなど段々全員が気がつく
「あれ・・・・・?あのおっさんは・・・・・・・?」
と美神達は辺りを見回す
するとおキヌと横島がみえた
「おキヌちゃん!?」
全員駆け寄る
「あ、みなさん気がついたんですか!」
「横島君は!?」
「あの剣ののろいはオルランドゥさんが消してくれました・・・・・」
「そう・・・・・・・・・私たち何も出来なかったわね・・・・・・」
「まったく・・・コテンパンにされたワケ!!」
ぶつくさ言うエミ
「あ、あのー」
とオキヌ
「何?」
横島さんのこと・・・・・怒らないでくださいね?一週間まえの件も・・・」
「・・・・・・・解ってるわよ」
「有り難うございます・・・・・・・・うっ!?」
足の痺れが増したおキヌ
「ど、どうしたのおキヌちゃん!?」
「あ、足がしびれて・・・・・」
そんなおキヌをよそに、心地よさそうに寝ている横島
「まったく・・・・・この男は・・・・・・・」
と美神は横島を蹴り飛ばす(上手く蹴り、おキヌには当たらない)
「ぶっ!?」
目を覚ます横島
「あんたねえ!おキヌちゃんが足痺れてんのに気持ちよさそうに寝てるんじゃないわよ!!」
ガスガスとしばきまわす美神
「な、なんじゃああああ!!!??」
「あ、あの美神さん、私は別に・・・・・・」
「このアホ!!」
「かんにんやああああああああ!!!!!!!」
結局ボコられる横島
10分後
ようやく美神のお仕置きが終了する
「へへ・・・へへへへへへへ」
辛うじて立っているようだがふらついている
ていうか言葉もなんかおかしい
「まったく・・・・・・・・・・」
「なあ、美神君」
と西条
「・・・?」
「結局今回の事件はなんだったんだ?」
「うーん・・・・・・・整理すると西条さんと天狗と横島が同じ夢をみた、で、その夢の内容はカオスブレイドを入手すること、で、結局横島君が勝って・・・・・・・・・・・・夢が覚めると横島君の部屋にカオスブレイドがあった・・・・・・・・・・・・・」
「うん」
「夢にでてきた物が・・・・実在した、それに持つべき人の横島君の部屋に・・・・・・・・・剣があった、ただの偶然とは思えないわね・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
全員沈黙する
「誰かが同じような夢を見させて、で、誰かがその夢の結果に基づいて横島君の部屋にカオスブレイドを置いていった・・・・・・・・・・それしか考えられないわね」
「誰が俺の部屋にカオスブレイドを?」
「それがわからないから困ってるんでしょ?」
「・・・・・・・・・・・・」
「誰だ・・・・・・・・・・?」
結局解らず終わってしまった・・・・
一体誰が・・・・・?
もうこの日以降この事件は皆忘れてしまった・・・
全ては・・・・謎のまま・・・


===終===

はい、謎のまま終わりました
こういう話もいいかなあって(汗
正直言いますと私も話が良くわかりません
でもこれはこれでいいと私はおもいましたので・・・・・・・(最悪
反対の方・・・すみません



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