ザ・グレート・展開予測ショー

魔剣(２０)

投稿者名：トシ
投稿日時：(01/ 4/25)

じっとカオスブレイドを見つめる横島
「横島・・・・・・・・・さん・・・・・？」
「ピート・・・・・・・・・剣も一緒に霧に変えれるか？」
「え・・・あ、はい、できると思います」
「よし！！じゃあ行くぞ！！」
横島はカオスブレイドを床から抜いた
「その剣は・・・・・・・・・・？」
「早く行くぞ！！美神さんたちが危ない！！」
「わかりました！！行きましょう！！」
ピートは再び、横島と霧に変えて公園へ向かう

中央公園

「美神さん！？」
まだ美神は戦っていた
さっきと変わっているのは西条がいるのとエミが倒れている
「横島君！？戻ってきたの！？」
と美神
「・・・・当たり前でしょう」
「・・・・・・その剣は？」
何だか悪気に満ちた剣だ・・・・
「よ、横島君！？それは！！」
「あ、もうコレしかないと思ってな」
「いけない！！その剣は危ない！！」
「どうこういってられねえんだよ！！行くぜ！！」
横島は剣を構えながら鎧に突進する
だが
「うっ！？」
突然横島の体を何かが駆け巡った
「よ、横島君！？」
かなり嫌な予感がする西条
「・・・・・？」
なにがなんだかわからない美神たち・・・・
「ぐ・・・・・・・・ううううう・・・・・・・・・・・・」
「横島君！！大丈夫か！？」
西条は横島に近づくが
「くるんじゃねえ！！」
「・・・・！！！！！」
「ぐ・・・・！！これは・・・・・夢と同じ・・・・・・・・・何かが・・・・・・俺の中で・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぐ・・・・・！」
「横島君！！」
「があああああああああああああ！！！！！！」
頭を抱え空に叫ぶ横島
「ああああ・・・・・・・・・・・」
やがて沈黙し・・・・
動きが止まった
「・・・・・・・・ど、どうなってるの！？」
「あれは・・・いかん！！みんな離れるんだ！！」
唐巣は横島からの邪気を感じ取り全員(美神、おキヌ、西条、冥子、ピート、カオス、マリア、エミ)に警戒させる
そして鎧は・・・・・
横島の方に接近している・・・・・
「横島君！！」
美神は近づこうとするがおキヌにとめられる
鎧の剣が振り下ろされる！
だが次の瞬間
「おおおおおおおお！！！！！」
横島の体から紫色の波動が放出される
「・・・・・グオ！？」
鎧の剣も弾き返された
「ククククククク・・・・・・・・・・・！！」
奇妙な笑い声をだし、立ち上がる横島
「はーっ！！はっはっはっはっ！！力だぁ！！力が満ち溢れてくる！！」
顔を上に、高笑い
「よ・・・・横島君・・・・・・・・・？」
「横島さん・・・・・・？」
とおキヌと美神
「・・・・・やはり・・・・・あの剣は・・・・・・・・・」
下唇を噛み、顔をしかめる西条
「グオオオオオオ！！！！！」
鎧は再び剣を振り下ろすが
横島の頭に当たる瞬間
ブン！！と残像を残し、回避する
「な！？」
横島にあんな動きできるはずが無い
「ククク・・・・・・あめええんだよぉ！！」
剣を一振り・・・・・
鎧は倒れるまでも無く、斬られるまでも無く・・・・・
跡形も無く粉砕した
「・・・・・・」
声も出ないＧＳ
「ククク・・・・・・・・・・こりゃあいい！！すげえ力だ・・・妖怪ども・・・・・・・・・・・皆殺しにしてやる・・・・・・・」
と横島は物凄いジャンプで木を伝って、何処かへ去ってしまった
「あれは・・・ヤバイぞ・・・・・・・・・」


＝＝＝続く＝＝＝
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