ザ・グレート・展開予測ショー

宿敵(というか一方的に)18


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/ 4/22)

「俺の文珠とお前の魔装術そんで衛藤の真言・・・だっけそれがあればなんとかなるっ!」
と横島はまっちょをぶちとばしながらだああっと叫ぶように言い放つ。
そして横島は雪之丞が決断するまでの時間を稼ぐために闘う。
そこから先は何も言わない。
この仕事は雪之丞のものだから。
自分の仕事はこの戦闘ばかの補助だ。
まあなんだかんだいって横島にしてみれば横島なりにこの男を認めているし自分の役目もちゃんと知っているのだ。(多分)
ぶちのめす手はまだ止まらない。
横島は少しばかり真剣な顔になるそして
霊破剣を片手に
走る
きりかかる。
まっちょは防ごうと身をかまえる。
だん!
その一瞬後
スピードはそのままに倒れこむように身をかがませる
「うっおおおおおおおおおおおおお」
そして雄叫びと共に
ざん!
足に霊破剣を突き刺す。
地面と縫いつける。
そして文珠をつくるほどまではいかないが体中にあると思われる霊力を拳の「中」に溜める。
だん!!!!
一歩進む。
そこまで走り始めてから3メートル。
目の前にはよく鍛えられた腹部(緑色だが)
拳をくりだす。
手のひらにこめられた力を開放するかのように。
まっちょが消える。
たん
勢いあまって
地面に頭からちようとする。
だが地面と頭が激突する前に手のひらを地面につく。
そのまま地面を軸にくるりと体を一回転させ着地。
そしてまた走る

雪之丞はじっと横島のいったことを考えていた。
それは・・・・
考えないわけでは無かった。
横島がいいたい事は多分自分が考えたがある理由によって捨てたことだろう。
「ええっほんとですかっ!!」
とその理由が護符を片手に嬉々としていう。
「俺が嘘いうわけないだろっ!」
と横島
「そうですねっ!!」
と横島の名声(?)に騙されているのかどうかわからないが衛藤がひどく素直に頷く。
「横島」
と雪之丞
その声は硬い。
「えええいっ!!なんじゃあ」
霊破剣を片手にまっちょをなぎ倒している。
こくりと息をのむ音が聞こえた。
つづく。

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