ザ・グレート・展開予測ショー

恋するドラゴン(その4)


投稿者名:メカ音痴
投稿日時:(98/ 4/12)

えー毎度私の拙い文章に応援のコメントをいただき有り難うございます。さて第4回です。

(しつこいけど妙神山客間)
ヒャクメ「あなた横島さんに惚れてるのよねー。・・・まったくあの男って人間以外には本当にもてるわー。」
小「そっそんな馬鹿な・・・私は竜神だし彼は人間よ・・・第一寿命だって違うし・・・」恥ずかしさと困惑が入り交じった顔でうつむく小竜姫。
ヒ「まー信じられないし信じたくないのもわかるわ・・・そうだ明後日殿下が横島さんとデジャブーランドへ行くんでしょう?一緒にいくといいいわね、気持ちもはっきりするわよ。」
小「そっそうね・・・まさかとは思うけど・・・」思いっきりひきつった顔で答える。
ヒャクメに一応礼を言い童子のいる居間へと向かった。
小「殿下・・・やっぱり私もデジャブーランドへお供します・・・」
天「(なにやら思いつめた表情の小竜姫を見て)なんじゃ、相変わらず暗い顔じゃのう・・・まーよい、遊びは人数が多い方が楽しいからのう。」

(そして2日後の事務所)
おキヌ「今日も良い天気ですねー。晴れて良かった。」
横島「そーだね。じゃ行こーか?」とその時、ピーンポーンとチャイムがなった。
キ「はーい、どちら様・・・あれっ殿下に小竜姫?」
天「おお、おキヌか久しぶりじゃの。それはそうと横島はおるか?デジャブーランドへ行きたいので案内させようと思ってな。」
おキヌもさすがに(ゲッ・・・せっかく横島さん二人っきりのデートなのにー)と思ったがそこへ横島が下りてきて平然と言った。
横「小竜姫様も行くんスか?珍しいっスね。いーっスよ。遊びは人数が多い方が楽しーっスからね。」
つくづくニブい男である・・・おキヌがムクれて横島を見ていると何やら気になる視線に気づき振り返ると小竜姫が真剣な眼差しで横島を見ていた。
そしてその視線がおキヌの方に向いた。
キ(こっこの表情は・・・小竜姫様、本気ね・・・!!)負けじとにら見返すおキヌ、小竜姫も小竜姫で負けずに睨み返す。そして熱い火花が二人の間に飛び散る。
さすがに不穏な空気に天竜童子が何事かと尋ねた。
キ、小「いーえ・・・なんでも・・・ホホホッ」二人とも引きつって答える。その不気味な気配に童子も圧倒される。
天「ならば良い・・・それでは行くぞ・・・」(続く)

鬼門ズ 右「わしら出番なしか・・・」左「仕方あるまい妙神山を留守にもできまい。」
右「それもそうじゃがこの話どうなるんかのう・・・?」左「さあ・・・?嫌な予感はするが・・・」







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