ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/ 4/13)

「そっか」
と横島。
「いざとなったら横島犠牲にしてもいきたる」
と夏子。
その声は真剣である。
これは知らないからこそ言える言葉かも知れない。
彼女がどんな状況でそれを決意したか知らないから
だけど
この言葉は本当だ。
嘘は無い。
自分は彼女ほど思われてない自覚はある。
でももういなくなることに怯えている失う事に怯えているから
自分でもいなくなったら苦しむだろうから
それこそだれか失うくらいなら自分がいなくなるほうがいいと思えるくらいに
自分がその誰かのなかのひとりならば
生きようと思うのだ。
自分のために
横島をすきな自分の為に。
「そんでずっと横島どついたる」
と夏子。
横島の胸かた頭を離す。
手のひらから手を離す。
頬から手を離す。
そして両手で肩を掴む。
横島の正面を向く。
まっすぐに見る。
綺麗に。
笑う。
そして
「すきやでずっと多分。そんでもっとすきになる」
覚悟しいや。
と言った。
「ああ」
と横島。
「え?」
と夏子。
ふわり
腕を回して夏子の身体を抱きしめる。
なぜかそうしたくなったのだ。
「恋」というよりも外国人が親愛の情でするような優しい抱擁を
感謝の気持ちを込めて。
その身体は驚くほど細くてこんな強靭な意志の持ち主のものとは思えない。
びくり
と腕のなかの身体が震えた。
うん?
と視線を下ろすと夏子の顔が真っ赤になっている。
先ほどまで呼吸がわかりそうなほど近くにいたというのに。
なんでだろうと思う。
そして顔を覗こうと夏子へと顔を近づけ様としたら
がっしいいいん!!!!
ゆうこが
横島の頭を部屋にあったと思われる推定1メートルの花瓶でぶちのめしていた。
つづく
さて次はおまちかね横島くんお仕置きタイムっす♪
なんかしてほしいことあったらいってくださいね♪

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa